以前「えんふねにのって」という絵本を読みました。
園バスならぬ園船。
いやー、おもしろい発想をする絵本だな、なんて思って読んだのですが、
この本、実際の世界では、船なんて当たり前。
というか、船なんてあれば、恵まれてるといえるくらいそのほかの通学路がすごい。
ワイヤーを上下に2本渡して、アスレチックのような状態で川を超えていたり、
急な崖にかけられた梯子をロッククライミングのような状態で上ったり、
断崖絶壁を削ったような道を歩いたり、
今にも激流に飲まれそうな壊れた橋を渡ったり、
一歩間違えれば死に直面するような通学路。
7歳の息子は興奮し、
ページをめくるたびに、「わーわー」騒いぎながら読みました。
最近一人で歩く通学路がいやで、登校を渋る息子。
この本の通学路に比べたら、
自分はなんて恵まれているんだろうと思ってほしい。