ちいさなエリオットシリーズの第三弾は、ねずみくんと一緒に遊園地に遊びに行くお話です。
子どもたちは世界共通、いつだって遊園地が大好きですよね。
あの入場ゲートをくぐる瞬間のワクワク感が、絵本から伝わってきました。
でもエリオットは意外にも怖がりやさんで、なかなか思うように楽しめません。
私も、回るコーヒーカップに気分が悪くなり、ジェットコースターやバイキングが怖くて泣いてしまった子ども時代を懐かしく思い出しました。
それでも、ねずみくんの優しい心配りや、大観覧車からの美しい景色を見たりするうち、だんだんと楽しくなってくるエリオット。
そして、今日二人が一番楽しかったのは、一緒にいられたこと!
確かに、どんなに楽しいアトラクションがあっても、一人だとつまらないよね。大好きなともだちと一緒だから一番楽しい。そんな、大切なことを教えてくれるお話でした。
挿絵も、レトロ感漂う落ち着いた色遣いで美しく、とても癒されます。
アメリカの遊園地の様子も楽しかったです。特に、人間ルーレット!あんなのが本当にあるのかしら?
ワクワク出来て、そして読み終えてほっこり温かくなる素敵な絵本です(^^)