『ブレーメンのおんがくたい』を読んでやろうと思ったら、たくさん出版されていたので、いくつかを読み比べてみたなかの1冊です。
ハンス・フィッシャーさんの絵で、ほとんどの場面で背景がなく、動物だけが描かれています。子供騙しではないけれど、単純化されていて、小さい子供がすんなりと受け入れられるようなやさしい絵です。
でも何よりもこの絵本のポイントは瀬田貞二さんの訳文です。私はもともと瀬田貞二さんのファンなのですが、今回いくつかを読み比べてみて、その思いを新たにしました。
息子がどれを好むかは分かりませんが、私はこれを読み効かせるつもりです。