恐竜が好きな息子に読んであげました。
仲良しのふりをして、タペヤラに裏切られたティラノサウルス。
お腹がすいて倒れてしまったティラノサウルスに、ホマロケファレは
食べ物を何度も運んできてくれました。
そんな優しさに触れたティラノサウルスは、肉食でありながらホマロケ
ファレを襲うことなく、運んでくれた苦手な赤い実を「うまい、うまい
、うまい」と食べてあげました。
優しく愛してくれたことで、相手を思いやる気持ちが持てるようになっ
たティラノサウルス。
結末はちょっと悲しいけれど、優しい気持ちになれる本です。