飛行機やインターネットの発達により、世界は随分狭くなったと言われていますが、この本を読んでいると世界はまだまだ知らない事だらけなのだと思い知りました。家の形、学校に行く時の服装、食べ物、歯が抜けた時の行動など、どれをとっても違うことだらけ!イタリアの「魔女の宅急便」、トルコの「子供たちが支配する日」などは、とても素敵な行事だなと思いました。以前、子供と一緒にアメリカの子供向けの本を読んだ時「通学時に乗る物は何でしょう」というクイズがあり、「飛行機・車・電車」の3択になっていました。正解は車でしたが、それはアメリカだけの常識であって、日本では電車の方が主流です。自分がいる狭い世界だけでの固定概念に縛られないよう、子供達には小さい頃からこういった本に積極的に触れていってもらいたいものです。