朝ドラを見なければ、手に取らなかっただろうと思えるこの本ですが、読んでよかったと想いました。
自分の夢の実現のためにこれだけひたむきな、生活苦などにとらわれない前向きな生き方があったのだと、痛感させられました。
それは富太郎が裕福な家に生まれたこと、家業を潰してまでも研究のために金を注ぎ込み続けたからに他なりません。
でも、富太郎の生き方に共感して、支援の手が次々差し伸べられたこと、妻の支えが強かったこと、何よりも貧困に負けない打たれ強さを持っていたことが、彼を偉人足らしめたのだと感動しました。
この本の中で、牧野富太郎の魅力をたっぷり味わいまじた。
ドラマの中で、彼はどのように生きていくのでしょうか。