オオカミのグーはお母さんのことを恥ずかしいと思っていました。
という出だしから
「なに、なに?どうして?」
と非常に引きつけられる展開でした。
読み手としても、とても読みやすく良かったです。
ただ、内容は涙腺がちょっとうるんでしまうようなところがあり、その日の気分次第ではあまり気乗りしない日もあるかもしれません。
母の愛って無償の愛・・・子供を生んで初めて知った無償の愛・・・そういうものだなと思いながら、自分と母親の関係を思い出しました。
母のちょっとした言動が恥ずかしいと思ったり煙たく感じたりした時期が私にありました。
そんな時ひどく反抗したりして申し訳なかったと、この本を読みながら反省しています。
それと同時に、子供がちょっとだけでも誇れる母になりたいと思いました。