家で一緒に暮らしていた美しいねこのチイ子が、のらねこのボス ギンと結婚式をあげます。その披露宴に招待され、その事実を知ることになるのですが、到底納得はいかない『ぼく』は苦労をさせたくないという父親の心境から、チイ子の幸せそうな姿を見て納得せざるを得なくなります。
初めて読んだときは、チイ子にうちのハンサムな愛猫のお嫁さんになって欲しかったなぁなんて思った記憶があります。そしてその愛猫をつい先日亡くした今、披露宴の翌朝の記述辺りから、涙がにじみました。物語の中に入り込んでしまっていることに気づきました。宮城県の田代島に行くと、チイ子とギンに会えそうな気がします。