石のめんどりスープが手に入らず、終始ご機嫌ななめのオオカミ。
作戦に失敗したからと途中で帰ることもできなくて、オオカミが野菜スープを作りめんどりや動物たちにスープをよそっている姿は、ちょっと気の毒でした。年をとって力がなくなると、知恵を使って獲物を手に入れて食べていくしかないんだろうか(^^;)
近所付き合いや地域の連携がしっかりしているところは悪者が近づけず、犯罪がおきにくいとききますが、めんどりさんはまさにそのおかげで一命をとりとめたような。
めんどりとオオカミ、明暗分かれた姿がおもしろかったです。
めげずに石のスープ作戦で次の獲物の家を訪ねているオオカミの姿でお話が終わってますが、その後どうなったのか想像をかき立てられます。