図書館で『のろまなローラー』の絵本を発見した時は、「うわっ!子供の時に読んだ絵本が未だにあるなんて!」と感激してしまいました。童話だけでなく、絵本の世界でもロングセラー商品はあるのですね。いいものは、いつまでも受け継がれていくのでしょう。
乗り物好きの長男に見せたら、やはり大喜びしてくれました。血は争えまへんなあ。
のろのろ走っていて、みんなに追い越されてもマイペース。それでも着実に仕事をこなし、みんなのお役に立っている。子供にも大人にもわかりやすいお話です。
かっこつけてローラーを追い越して行った車たちが、パンクして情けない顔をしているのが微笑ましい。
人間社会でもありがちなお話。
昔からある絵本って、何だか「あたたかい」ですね。