幼児絵本ふしぎなたねシリーズ。
不思議な題名ですが、表紙絵を見て納得。
黄色い落ち葉が、まあ、手袋みたいですね。
秋の森に、黄色い葉っぱが一枚。
動物たちがやって来て、それぞれ自分の手と比べてみる趣向です。
動物たちが、それはそれはリアルで、息遣いまで感じられます。
加えて、そここの、木の実やきのこ、花々が、いい塩梅に美しく配置されています。
もちろん、虫たち、鳥たちもいい存在感です。
最後にやって来たのは、男の子とお母さん。
そうか、手袋って、この男の子の発想なのですね。
この感性、素敵です。
作は、日本人ですが、絵はロシア人画家による作品なので、ロシアの風を感じました。