揚子江に浮かぶ船「かしこい目」に住む、こどものあひるピン。
ピンは毎日、船からおりて家族とともに岸辺で過ごしていましたが、夕方船に戻る時はいつも、一番最後にならないようとてもよく気をつけていました。
というのも…。
一人ぼっちになったピンを待ち受けていた運命。
うちの子も、ピンに同化してドキドキハラハラの冒険を楽しんだようです。
学校での読み聞かせにも、リクエストされました。
行ったことのない揚子江の情景や人々の暮らしが、身近に感じられました。
読み終わってあったかい気持ちになる、すてきな絵本です。