低学年の子に、この夏お薦めの本を探してこよう!と、思い立って目についたのがこのお話です。
「ふらいぱんじんさん」という奇抜な主人公が、家の中での自分の居場所を失い旅に出る話なのです。
テンポ良く、大変読みやすい文章で、時々カラー絵などもあり、絵本から児童書に移行していく子どもたちにうってつけの素敵なストーリーです。
初版が1969年と古いのに、お話に古さは感じさせません。
それに「夏」って、言ったらやっぱり、旅!冒険の旅ですよね!
ふらいぱんじいさんと一緒に、みんなの旅に出てみませんか?
私はふらいぱんじいさんとダチョウの会話のシーンが特に面白かったです。
ダチョウの卵が欲しい「ふらいぱんじいさん」の熱心な勧誘、笑っちゃいますよ。