「わたしがまだ小さくて山おくにすんでいたころ…」。
この言葉のリフレインで、ライラントさんの幼いころの思い出が叙情詩のように語られます。
とても印象的で、繊細で、清々しい印象がしました。
でも、この思い出は濃縮された4年間だからでしょう。
離婚した母親が、看護師の免許を取るために、娘は山の実家に預けられたのです。
お父さんは再会することなく亡くなってしまいました。
ライラントさんは一人、いとことおじいさんおばあさんと生活したのです。
子どものころの記憶が懐かしい思い出として凝縮されているように思いました。