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はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳 男の子25歳

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自己紹介
中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

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絵本ナビ
 

はなしんさんの声

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自信を持っておすすめしたい この本こそ本当のもの。   投稿日:2009/12/15
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
酒井駒子さんの描く表紙のやわらかい毛並みがかわいらしいうさぎの姿からして、愛らしくてとても心惹かれるものがあります。

中身は、もっともっとすばらしい。

実際には、もっと長いお話ですが、こちらのバージョンの方が、無駄を取り除いて、ぎゅっといいところを詰め込んだ感じで、ストレートに胸に染み込んできます。
また、絵とお話があまりのもぴったりときていて、非の打ちどころがないです。

「本当のもの」という言葉がキーワードとして終始出てきます。

クリスマスプレゼントとしてぼうやの元に縁あってやってきた時の、うさぎの不安感。
おもちゃのうさぎが、やがて本当にかわいがられ、愛されて、「本当のもの」だと自覚した時の幸福感の絶頂。
やがて訪れる悲しい別れの場面での打ちひしがれたうさぎの心持ち。
それぞれ痛いくらいに、読んでいて伝わってきます。

それだけに最後に、うさぎが本当の意味で「本当のもの」になった時の感動が、真に胸に響きます。

子供から大人まで、本を開く度に、温かい感動に包まれる絵本です。
何度も、何度でも読みたくなります。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい どんぐりとの友情に感動   投稿日:2009/12/15
まいごのどんぐり
まいごのどんぐり 作: 松成 真理子
出版社: 童心社
表紙を見ると、なんだかとても幼い子向けの絵本のようですが、内容が実にいい!

4年生のクラスの読み聞かせに持っていったのですが、子供たちも私同様、感動していました。

身近などんぐりを擬人化し、小さなどんぐりの実の目線で語られる物語。
自分に名前を付けてくれた、こうくんに対する長く変わらない不変の友情に、ホロリとさせられます。
この小さなどんぐりに、すっかりやられた。そんな気分になります。

小さな実のどんぐりは、やがて人間のこうくんよりも大きくなり、年月がたち、忘れ去られても、温かくて熱い友情の心の灯が、ずーっと灯り続けているのです。
そんな思いに、いつしか忘れていたはずの、すっかり大人になったこうくんの心にも化学変化が生じて、何かを感じ寄り添うように、また惹きあうところが、本当に素敵です。

なんだか、無性にどんぐり拾いに行きたくなる、心にしみる絵本です。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい ガンピーさんの鷹揚さがいいんです。   投稿日:2009/02/20
ガンピーさんのふなあそび<新版>
ガンピーさんのふなあそび<新版> 作: ジョン・バーニンガム
訳: みつよし なつや 光吉 夏弥

出版社: ほるぷ出版
ほんわかとした絵のタッチ同様、主人公のガンピーさんも実に優しい人物です。
ガンピーさんの船に次々と乗り込んで来るお客様に、条件を一言添えて乗せてあげるガンピーさん。始めは、順調そのものなのですが・・・。
ガンピーさんの言いつけを守れなかったせいで、船が転覆。
みんな揃って川の中・・・。
当然、怒ると思っていたのにガンピーさんは、全く怒らず、鷹揚としています。
これには、読んでいた私もビックリです。
私なら、絶対に
「こらー!ちゃんと言ったことを守りなさーい!」
と、まくしたてていることでしょう。

でも、怒らなくっても、本当は、みんなわかっているのですね。
自分が、一番悪かったということ。

うーん。ガンピーさんは、すごい。
私も、こんな人にいつかは、なれるかしら。
子供も、幸せそうに何度も読んでおりました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 心温まるファンタジー   投稿日:2009/02/18
きつねのかみさま
きつねのかみさま 作: あまん きみこ
絵: 酒井 駒子

出版社: ポプラ社
 もう何度も読んでいますが、何度読んでもいい絵本です。
数々の名作を書かれているあまんきみこさんのほんわかとした心が優しくなるお話に、タッチにファンタジーを感じさせる酒井駒子さんがピッタリの絵を描いており、読みながらも、その世界観にドップリ浸らせていただきました。
 題名から、キツネが神様なのかと思って読んだのですが、読み終わってキツネにとっての神様のことであることがわかりました。もしも自分が、神様なんて言われたら、くすぐったいけれど、悪い気はしませんよね。
 キツネと人間が、縄跳びを通して、心を通わせ寄り添う姿が、何とも言えず心温まります。
 「おおなみ こなみ ぐるっとまわって きつねのめ」
のフレーズに、親子揃って、
 「えっ、なんで?]
となり、ぐいっとお話に惹き込まれました。
 主人公のりえちゃんの優しさが、読んでいて嬉しくなります。
 子供の学校で、三学期に縄跳びに取り組んでいるので、読み聞かせに行こうと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 力強く、おどろおどろしく印象深い   投稿日:2008/08/06
祇園精舎
祇園精舎 編: 齋藤 孝
絵: 山本 孝

出版社: ほるぷ出版
祇園精舎は、男性的な文体の響きなので、山本孝さんの描く力強く色彩もはっきりとした表現が、ぴったり合っていてよかったです。
琵琶法師が、祗園精舎を語り歩く様子を描いているのだが、物語の中に登場する昔の愚かな武将達が、生き生きと背景に現れて、そのうち恐ろしい形相になったり、また、惨めな姿になってしまったり、上手く表現されている。
子供にとっては、意味がまだまだわからないところではあるが、この絵本によって、ちょっと恐い怪談話のような絵を楽しみつつ、この暗証するに値する名文が、少しでも耳に残ればよいのではないでしょうか。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 絶対お薦めの宇宙冒険ストーリー!   投稿日:2008/05/23
ホーキング博士のスペースアドベンチャー 1 宇宙への秘密の鍵
ホーキング博士のスペースアドベンチャー 1 宇宙への秘密の鍵 作: ルーシー・ホーキング スティーヴン・ウィリアム・ホーキング
絵: ルーシー・ホーキング スティーヴン・ウィリアム・ホーキング
訳: さくま ゆみこ

出版社: 岩崎書店
5年生の娘は、本のぶ厚さを見て、読むことを躊躇してしまった。実に、もったいない話だ。
この本は、世にも有名なホーキング博士と、その娘さんによって書かれた素晴らしい作品です。今まで、そんな立派な博士の執筆された本など、恐れ多くて私も手に取ることすらありませんでしたが、この本は、児童向けというので、ならばと読んでみました。
読んでみて、その面白さに驚嘆です。
児童書にしておくのは、もったいないけれど、絶対に小学生高学年位からがお薦めしたい年代です。
勿論、大人まで充分堪能できる飽きさせないストーリー展開です。
誰にでもわかる噛み砕いた説明が、乏しい知識を満たしてくれます。そして、美しい宇宙の写真にうっとり。そんなページが絶妙なタイミングで織り込まれていて、好奇心の目を開かせてくれます。
私のような全くの宇宙音痴でも、あっという間に引き込まれてしまう、宇宙冒険ストーリーなのです。私は、宇宙の魅力を堪能させてくれる、このような児童文学を読んだのは、初めてです。
皆さんも、読みながら時々目を閉じて、主人公と一緒に宇宙遊泳を楽しんでみませんか。
私は、絶対に、少し間をおいて、この本を娘に薦めなおします。だって、読まなきゃ損だもの!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 言葉遊びが楽しい   投稿日:2008/05/14
さかさのこもりくん
さかさのこもりくん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 教育画劇
言葉遊びが大好きな息子が、読んではまってしまった一冊。
思ったことと逆さのことしか言えないこもりくんが、ちょっとあまのじゃくなところがある息子の性格に、ちょっと似ているような気がしました。
こうもりは、いつも逆さまだから、逆さまのことしか言えないというナンセンスが、悪戯好きな子供心をくすぐります。
息子は、空で覚えて、一人二役で絵本の台詞を喋っていました。
よっぽど気に入ってしまったようです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 読む度号泣、絶対みんなに読んで欲しい   投稿日:2008/04/06
金のひしゃく 北斗七星になった孤児たち
金のひしゃく 北斗七星になった孤児たち 作: 増田昭一
出版社:
「金のひしゃく」と聞くと、トルストイが書いた童話で、水を欲しがる母のために、水を汲みに行き、やっとひしゃくに水を汲んだ帰路で、頼まれる度に、自分の分は我慢して、犬や、見知らぬおじいさんにまで、残りわずかな水を分け与えると水はなくならず、コンコンとまた湧いて来て、金のひしゃくになり、最後には空へ・・・。というお話が有名です。

一方、このお話は、戦争孤児による実話を元にした悲劇を描いており、そに真実の壮絶さ、刹那さに胸をえぐられる思いがしました。我が子に読みながらも、耐えられずに涙があふれ、とても先に読みすすめることが出来なくなってしまいました。

戦争の絵本は、今までにも随分読みましたが、この話のように、満州に取り残された戦争孤児の悲劇を語ったものは、初めてであり、自分が今まで、中国残留孤児の本当の悲惨さを余り理解していなかったということを思い知らされました。
このお話には四人の孤児が登場します。こうちゃん、よっちゃん、よしぼう、しんちゃんという小学生で、みんな家族を亡くし、帰りたくても日本に帰ることも出来ず、食べるものはほとんどなく、氷点下2、30度の冬を乗り越えることなく皆死んでいきました。
同じ難民収容所の大人たちは、自分や自分の家族のことだけで手一杯。栄養失調で、いつも下痢をし、体力がないため垂れ流し、お腹をすかせて、臭くて汚い彼らに優しくしてくれたのは、二週間に一度、炊き出しに来てくれた優しい炊事場のおじさんただ一人でした。
彼らは、今までの経験から、自分達が、後どの位で死ぬのか幼いながら理解しており、それが一層読んでいて切なくなりました。
そんな彼らは、お金もないのに、親切にしてくれたおじさんに、なんとか御礼をしたいと話し合います。そして、考えに考えたプレゼントとは・・・。
最後におじさんが、お正月用にと、張り切って炊き出しへ行くと、いるはずの彼らは、一人としてもうこの世にはいませんでした。
しかし、最後まで生き残っていたよっちゃんは、仲間との約束を果たすため、おじさんへのプレゼンとを伝えるために、目も霞んで後数時間の命の灯火の中、必死になって手紙を残します。
その手紙に込められた四人の感謝の思いの深さ。姿がボロボロになっても、最後までキラキラとした彼らの心の美しさ、純粋さは、本当に堪りません。手紙は、何度読んでも、もう涙が止まりません。
お金も何も持っていない彼らが、必死になって考えたプレゼントに、私も感動し、ただただ涙が溢れて止まれませんでした。

この少年達は、おそらくトルストイの童話を知っていて、そこからヒントを得たのだと思いました。
食べることに、事欠いたこの時代、おじさんは、自分も三人の子供を抱えながらも、二週間に一度、自分よりも、もっと苦しんでいる難民収容所へ炊き出しへ来てくれたのです。そんなおじさんが、食べ物に困らぬよう、家族揃って日本に帰れるように願い続けたのです。

おじさんが無事に日本へ帰れたのか本の中ではわかりません。しかし、私は確信しました。彼らに守られて、きっと日本に帰国できたことを。

この絵本は、もっともっとみんなに読まれるべき絵本です。
「火垂の墓」と同様、みんなが知っているお話であるべきです。
作者の増田昭一さんは、この少年のお兄さん格でした。四人は、代表であり、彼らが全てではありません。もっとたくさんの子供達が、同様にして死んでいったのです。
だから、全ての日本人に、もう二度とこんな思いをする子供達がいなくなるよう、もう二度と戦争など起きぬよう、世界から戦争が無くなるよう願って止みません。
この絵本が世界平和の一助になりますように。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 息子が爆笑   投稿日:2008/04/06
よい子への道
よい子への道 作・絵: おかべりか
出版社: 福音館書店
小2の息子がページをめくる度に、爆笑し、すっかりツボにはまってしまいました。
良い子への道をまっしぐらに進む本かと思いきや、その間逆の道を面白おかしく描いていて、子供には、その悪さ加減、おふざけ加減が堪らなく魅力的なのです。
えっ?と、心配になる大人の皆様、でも、ご安心。どれも、とても素人には真似できそうもない内容になっていますので・・・。
いわゆる読み聞かせ絵本ではありませんが、小学生が自分で読んで楽しむ絵本です。
絵もとても楽しめました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ぐりぐら好きのちびっこにぴったり   投稿日:2008/03/10
ぐりとぐらかるた
ぐりとぐらかるた 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
私も大好きだった「ぐりとぐら」。まさかカルタがあるとは、知らなかったのですが、子供が幼い時に、プレゼントでいただいて、親子で大変気に入って、本当によく遊びました。どれも優しい言葉使いで、かわいらしく優しい絵で子供は、大喜び。親は昔を懐かしみつつ癒されました。
幼児用の初めてのカルタとしては、本当にお薦めですよ。
参考になりました。 0人

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