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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

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ミドリムシ917

ママ・50代・千葉県、女の子27歳 女の子23歳 男の子17歳

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ミドリムシ917さんの声

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自信を持っておすすめしたい 1話ごとに視点が違う  投稿日:2023/11/20
黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり
黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 偕成社
このシリーズは挿絵と装丁に惹かれ、ずっと読もう読もうと図書館で何度も借りながら、期限が来て読まずに返すことを繰り返していました。(読み聞かせの本と一緒に借りるから後回しになっちゃってたんですね)

正確に言うとこの1冊目だけは読んでその先に進めずにいました。今回2冊目以降を読んでノックアウト、やられました。竹下文子さん、あれだけ単発の絵本を沢山書いておられながら、この長編の構成力、なんというストーリーテラーでしょう。

1冊目しか読んでない人がいたら、ぜひ2冊目以降読んだ方がいいですよ?!

いいですか、皆さん。最初のこの1冊は人間の男の子、ケンの視点から始まりますが、実はこの先同じペースでケンとサンゴロウの交流がゆるゆると10話続く訳ではありません!

なんと、2冊目以降にケンはほぼ出てきません。サンゴロウもなんだかポン、と時間が飛んでて(間に何があったの?)と思わせますが、読み進めるとジェットコースターのようなハラハラドキドキの合間に段々分かっていく仕掛けです。

かといって、全部繋げて読まなくても1冊ずつはちゃんと独立した面白さがあります。なんなら途中の巻、順番間違えて読んでも、さほど差し支えありません!

中学年向けとなっていますが、サンゴロウの生き方のカッコ良さ、周りのねこ達のセリフには表れない感情など、もう少し上の年齢の方が受け取れるかなと思います。

私が1番お勧めしたい層は、どちらかというと本は苦手な6年生?中2くらいの子達です。分量としては手に取って読みやすい、なのにちゃんと中身が濃くて面白い、なかなか得がたいポジションの本だと思います。

【注意点】表紙も装丁もとてもよく似ているので、「サンゴロウ」シリーズと「サンゴロウ旅の続き」シリーズ、とても間違えやすいです。それぞれ1?5まであります。ご注意ください。なんなら通し番号で1?10にしてもらいたいです。

さらに姉妹編の「三日月島のテール」シリーズもあるそうで……こちらは岩崎書店刊の「ドルフィン・エクスプレス」シリーズを改名して出してるようです。秋の夜長の大人の楽しみが増えました。読ませて頂きます!
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自信を持っておすすめしたい 戦後25年当時の広島  投稿日:2023/07/10
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島 作: 朽木 祥
出版社: 講談社
昭和40年生まれの私が子供の頃は、戦争や原爆をテーマにした優れた児童文学がたくさんありました。
「ふたりのイーダ」「あるハンノキの話」「8月がくるたびに」など...。
テレビでも、朝ドラで「藍より青く」「鳩子の海」など、戦時中の時代設定のものが多くありましたが、近年は8月6日当日になっても新聞のテレビ欄は通常の番組のままです。

それは当たり前のことで、作り手の方に「体験」のある世代がもう居ないわけです。
しかしこの作品の著者である朽木さんは、そこを「戦後生まれの私」が見聞きした広島という視点で、原爆を知らない世代にもすんなり受け取れる鮮やかな物語を紡ぎだしました。

直接、業火に人が焼かれる場面や、やけどの皮膚に虫が湧くような酷い描写はありません。
でも残された人たちの、後悔や悔しさから深い悲しみがちゃんと受け取れます。

冒頭の「あなたは幾つ?」と知らない老婦人に急にまっすぐに問われる場面、そしてお母さんの「……誰かを捜しとる人が広島には今でも、えっと(たくさん)おられるからねえ」という言葉には、ぐいっと魂を掴まれた気がして、そこから一気に読み、またこれをきっかけに人生で1度は広島に行かねば、と思い立ち、小4?20歳の子3人を連れて家族修学旅行へも行ってきました。

主に中学生向けかとは思いますが、難しい漢字には初出に必ず振りがながある(これはとても大事なことです)ので、小学校高学年から読めると思います。主人公の希美が6年生の夏から始まるので、親近感を持つのではないでしょうか。

6年生の朝自習で本の紹介だけして、中学校に上がったら図書室にあるので手に取ってみてください、とお話しました。
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自信を持っておすすめしたい 意外と高学年向きかな  投稿日:2023/07/10
ルッキオとフリフリ おおきなスイカ
ルッキオとフリフリ おおきなスイカ 作: 庄野ナホコ
出版社: 講談社
6年生だからって、大真面目な本ばかり持ってこられても息が詰まるよね、やっぱり楽しい絵本もなくちゃ。と思って朝自習の読み聞かせに選んだのがこれ。

ルッキオとフリフリ、首元のスカーフや蝶ネクタイがなんだかちょっとイタリアンな雰囲気の貧しい暮らしの2匹の夢は、「おやしきに『しゅうしょく』して ぎんのおさらで まぐろのおさしみをたべること」なんて、このテイストはやはり高学年の方が受け取ってくれると思うんです!

特に2人目のお客さんや3人目のお客さんの行動なんて……いるいる、いるよね、こういう矛盾に満ちたご婦人とか失礼なおじいさん。さすが6年生、「ああー、」と同調してくれました。これも1年生では伝わりません。

ルッキオを「アニキ」と呼んで慕うフリフリと、ちょっと「べらんめぇ」調のルッキオのキャラも愛おしい。

1回だけ縦になるページ割りもメリハリあって、子どもたちも食いつきが良かったし、読んでてもとても楽しかったです!
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自信を持っておすすめしたい 初めて知るきっかけに  投稿日:2023/07/10
8月6日のこと
8月6日のこと 作: 中川 ひろたか
絵: 長谷川 義史

出版社: 河出書房新社
4年生に読みました。
本当にあっさりとした絵本でした。

原爆のキノコ雲と、「せみ も さかな も とりも」「そして ひと が みんな しにました 」のページの簡略化した、でも迫力ある描写。

その次のページの真っ黒なシルエットを見た最前列の女の子は、本当になんの事だか全く分からず
「……どろぼう?」とつぶやきました。

でも、それでいいと思いました。何があったのか、まだこれから一つ一つ出会っていく子達です。「何か、ひどいことがあったんだ」それだけ伝わればいい、あの絵はそういうことだったのだと、いつかわかればいい、そう思いました。

始めと終わりの瀬戸内海の青一色の穏やかさに救われます。

2011年に出た本ですので、冒頭の「これは66年前、ほんとうにあったお話です」のところだけ「今は78年前になりました」と補い、

また4年生はまだ日本国内の地理を勉強していないので、広島がどこにあって瀬戸内海はここ、ということも確認してから読みました。
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自信を持っておすすめしたい 盛り上がるけどネタバレ注意  投稿日:2023/02/15
おおどろぼうヌスート
おおどろぼうヌスート 作: 高畠 じゅん子
絵: 高畠 純

出版社: ほるぷ出版
すいかのたび、で注目するようになった高畠純さんの絵本。3年生のクラスで読んだので、トントンと調子よく飽きないように、割と早めのペースで読めました。

絵もはっきりしていてかわいいし、お話の繰り返し部分も緩急あって楽しい(それはお宝とは言えないのでは、とか、あげてもいいかなと思ったけど負けたくないので、とか)のが読み聞かせ向きだと思います。


私の読み聞かせの時は毎回お約束があって、知ってる本でもつづきがこうなる!と言うのはナイショで聴いててね、とお願いしてます。
今回は知ってるわけではなかったようですが、さすが3年生なので勘のいい子は最初の絵を見ただけでパッと
「○○○○!」と叫んでしまって、あとはページをめくる度にその声が増えてしまって、ちょっと困りました。

集団での読み聞かせの時は「思いついても答え合わせまでは秘密にしててね」とお願いした方が良いかも知れません。

それでもちゃんと面白かったし、最後の王様の手紙と裏表紙も、みんな面白がってくれましたけどね。
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自信を持っておすすめしたい お父さんの大きさ  投稿日:2019/06/08
紙芝居 こねこのしろちゃん
紙芝居 こねこのしろちゃん 作: 堀尾青史
絵: 和歌山 静子

出版社: 童心社
ふつうに、
黒くなりたいしろちゃんがかわいいって読んでもいいんですけど

このお話が凄いところは、「お父さんの大きさ」を
お母さんがきちんと伝えているところかなーと思って
学校のボランティアで6月の父の日を前によく読みます。

お父さんものは、お父さんがいない家庭が多いので
神経使いますが、これは敢えて読みます。

(以下ネタバレ)


「みんな、お父さんだよ」ってお母さんが伝えるところで
大人は(え、今まで知らないの?)と、ちょっとドッキリすると思うんです。
でも、離れて暮らしてるのに、お母さんは
「アンタ今まで子どもの顔も見にこないで、今さら魚くらい持ってきたって何さ」
とは決して言わない(笑)
「お父さんが魚を持ってきてくださったよ」と、むしろリスペクト。
絵本の中のこねこ達も、聞き手の子ども達も
すんなり素直に受けとめます。

お母さんがお父さんの大きさをちゃんと伝えているって
すごく大事なことなんだなあって、自然に思えました。

和歌山静子さんはシングルマザーで出産、
息子さんを育てられた方と、後から知って驚きと納得。

お父さんと一緒にいられない子にも、
自分の中の遺伝子半分に誇りを持ってもらいたい。
そんな気持ちもあって、父の日前に読みたい大好きなかわいい紙芝居です。
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自信を持っておすすめしたい 世界は広い、人間は小さい!  投稿日:2015/07/03
ナショナル ジオグラフィック 空から見た美しき世界
ナショナル ジオグラフィック 空から見た美しき世界 編: ナショナル ジオグラフィック
出版社: 日経ナショナル ジオグラフィック社
さすが、ナショジオ!!
とにかく写真が美しく、迫力満点です!
もう一冊、「絶景 世界遺産」とセットで図書館で借りたので
ちょっとごっちゃになってますが
微生物の働きで鮮やかなピンクに染まってる湖とか、
断崖絶壁の滝なのに、すぐ手前まで泳いでるとか

とにかく「本当に、こんなところ、あるんかい!?」な驚きの連続です!

高学年のクラスに、全部は読めないので数ページ紹介したのですが
ページをめくるたびに、うわっ!と反応がすごかったです。
先生方や周りの大人たちも、凄い本ですねと興奮していました。

今の子どもたちの未来が語られる時、
環境問題や少子化など、どうしてもマイナスの要素が多くて
子どもたちもプレッシャーだろうなと感じます。

世界は広い、世界は美しい! と実感して
大人になって、世界に飛び出していくことが
純粋に楽しみになってくれるといいな。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 世界は美しい! 人間は微力だ!!  投稿日:2015/07/03
ナショナル ジオグラフィック 絶景世界遺産
ナショナル ジオグラフィック 絶景世界遺産 編: ナショナル ジオグラフィック
出版社: 日経ナショナル ジオグラフィック社
さすが、ナショジオ!!
とにかく写真が美しく、迫力満点です!
もう一冊、「空から見た美しき世界」とセットで図書館で借りたので
ちょっとごっちゃになってますが

紅く、本当にあかく染まってる海とか、
年に数日、雨期の或るときだけ現れる湖とか

とにかく「本当にこんなところ、あるんかい!?」な驚きの連続です!

高学年のクラスに、全部は読めないので数ページ紹介したのですが
ページをめくるたびに、うわっ!と反応がすごかったです。
先生方や周りの大人たちも、凄い本ですねと興奮していました。

今の子どもたちの未来が語られる時、
環境問題や少子化など、どうしてもマイナスの要素が多くて
子どもたちもプレッシャーだろうなと感じます。

世界は広い、世界は美しい! と実感して
大人になって、世界に飛び出していくことが
純粋に楽しみになってくれるといいな。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 飽きない展開  投稿日:2014/03/14
てのひらむかしばなし うろこだま
てのひらむかしばなし うろこだま 作: 長谷川 摂子
絵: 下田昌克

出版社: 岩波書店
本のページ数もあるのでしょうが、一ページの文章量がちょうどよく、場面もどんどん変わっていくので、とにかくテンポが良くて、
ジェットコースターストーリー、とまでいいませんが、
こどもが惹きつけられること、間違いなしです。
そして、あまり有名な話ではない、というのもポイント高いです。
イヌとネコもかわいいし、裏表紙のヘビはちょろっと舌出してるし...

てのひらむかしばなしシリーズは、どれも長谷川摂子さんの文が、
あたたかみのある方言を残した語り口で、それにいろんな方の絵がついて、
本当におもしろいものばかりです。
どうか長く続いてくださいますように。

個人的には、玉がああなっちゃった時の、キツネの行動がウケました。
(文には描写はないけど、そーっと逃げている)
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自信を持っておすすめしたい こどもが安心して帰れる場所  投稿日:2014/01/16
しろうさぎとりんごの木
しろうさぎとりんごの木 作: 石井 睦美
絵: 酒井 駒子

出版社: 文溪堂
「でも、なんにも しんぱいはいりません。
このいえには、しろうさぎにひつようなものは
ぜんぶそろっているからです。
だいすきなおかあさんもおとうさんも、あかいクレヨンも。」

しろうさぎが、いつか大きくなって外の世界に出ていっても、
この家で愛されて育った、その記憶が
彼女を支え続けるんだろうな...

よく、「自己肯定感」という言葉がいわれますが、
わが家もそんなあたたかい場所を、めざさなくっちゃ!
子どもに聞かせるより、ママにまず楽しんでもらいたい一冊です。

しろうさぎの、いかにもこどもらしい勘違いが
かわいいったら、ありません。
あるよね〜。あるある。
参考になりました。 1人

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