わっはっは仲間になろう
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投稿日:2014/04/13 |
あんこうもカバも椅子もお茶碗も
みんなみんなわっはっは
笑うっていいな
笑うって気持ちいい
それも声に出して
口を思いきり大きく開けて
変な顔になったって気にせずに
わっはっはーと笑ってみよう
そんな気分じゃないときでも
ちょっと無理してでもいいから
わっはっはーと試してみて
この絵本とだったら大丈夫
この絵本とだったらきっと自然に笑っちゃうよ
さあ!あなたも一緒にわっはっは仲間になろうよ
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余韻にひたってしまいそう
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投稿日:2014/04/12 |
「ころんでないた ぶつけてないた けんかしてないた
どうしてぼくはなくんだろう いちにちいっかいはないている」
そんな泣き虫の“ぼく”が疑問を持ちはじめます。
「大人はなんでなかないんだろう」と。
そして気づいてしまうのです。
注意深く見ていれば大人だって実は…。
下の子が生まれお兄ちゃんになり、さまざまな感情を味わいながら成長していく“ぼく”。
子供ってきっと大人が思う以上に鋭い観察力があるのでしょうね。
ちょっとドキッとしてしまいました。
中川さんの詩のような文と長さんの独特な色使いの絵が織りなす、なんだか切ない感覚。
余韻にひたってしまいそうな絵本でした。
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よーし!私もとぶぞー!
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投稿日:2014/04/12 |
まず表紙のタイトル文字にぐいっと惹きつけられ
大胆で力強い絵に惹きつけられ
ページをめくるごとにハラハラとさせられながらも
バッタくんのやることなすことますます惹きつけられ
ラストページの絵で「もう降参しました!」と言いたくなるくらい
惹きつけられました。
バッタくんのように思い切って一歩を踏み出し
何があろうと自分を信じて突き進んで行く
決してあきらめない強い意志をもっていたい
そんな勇気をもらえました。
もしお子さんをおもちの方が読むとしたら、
バッタくんの勇姿とお子さんを重ねる方もいらっしゃるかもしれません。
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あなたなら何色?
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投稿日:2014/04/10 |
マリソルは絵を描くことが大好きな女の子。
クラスのみんなで大きな絵を描くことになって大喜び。
ところが空を担当するマリソルの絵の具箱には青がなかったのです。
「青がなかったら空は描けないよ。どうすればいいの?」
さあマリソルはどうしたのでしょうね。
空といえば青色だけでしょうか?
あなたなら何色を選びますか?
絵を描きはじめたお子さんと話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
朝の空 昼の空 夜の空…
晴れの空 くもりの空 雨の空…
季節によっても違う色でしょうし
見る人によっても違う色でしょうし
同じ人でもその時の心の状態によっても違うかもしれません。
マリソルの描いた空の色はそれはそれは素敵で心がぱっと明るくなりました。
誰かにプレゼントしたくなる絵本です。
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ゆったりと春
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投稿日:2014/04/09 |
お花見に行きたくなる絵本です。
桜が満開の中、女の子が地面に寝っころがって空を見ています。
そこにいろいろな動物たち、雲さんまでがやってきて女の子と一緒に寝っころがります。
それを見てうらやましがっていた空さんにもいいことが…。
さて、それがどんないいことなのかは読んでからのお楽しみ♪
春色で描かれた可愛らしい絵が印象的です。
シンプルな構図がおだやかな春景色を効果的に伝えてくれます。
女の子と動物たちの会話にもご注目〜。
ちょっと真似したくなるくらいほほえましいですよ。
私も久しぶりに広い原っぱで寝転んで、ゆったりと春を感じてみたいと思いました。
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カラフルな生きもの
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投稿日:2014/04/08 |
まると一緒に遊べる絵本。
赤 青 黄色の丸たちが次々と現れます。
かわいらしい丸たちはひとつひとつ個性があって、まるでカラフルな生きものよう。
「おしてみて」「こすってみて」「クリックしてみて」
とリズム感ある谷川俊太郎さんの訳が読み手を誘います。
なかでも「ちょっとゆすってみる?」「ふーってふきとばせる?」という箇所は特にワクワクしました。
お子さんの表情はどんな風になるでしょうか?
読んであげる人と読んでもらう人が、絵本と共に楽しくコミュニケーション。
笑顔を約束してくれる一冊だと思います。
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ぼちぼちでOK
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投稿日:2014/04/07 |
かばくんが「なりたいもの」をみつけようといろいろチャレンジするお話。
消防士、船乗り、パイロット、バレリーナ、ピアニスト…
次々と試してみるけれどなかなかうまくいきません。
それでもかばくんはめげることなくチャレンジは続きます。
そして最後には「ええことおもいつくまでちょっとひとやすみ」とハンモックでゆ〜らゆら。
ま、「ぼちぼちいこか」
そう、ここまでよく頑張ったよかばくん。かばくんのペースでいいよ〜。
と言ってあげたくなります。
きっとひと休みしたらまたチャレンジしたくなるのかな。
或る事に対しての選択が合っているのか合っていないのかは
かばくんのように試してみないとわかりません。
ぴったりくるものがないと頭で決めつけるのではなく
まずは行動してみなければはじまらない。
行動してはじめて本当にそれが合っているかどうかがわかるのだと思います。
そして時にはお休みも必要。お休みはとても大切です。
大人の深読みかもしれませんが、そんなことをかばくんから教わった気がしました。
「ぼちぼちいこか」というタイトルとかばくんの関西弁が親しみやすく
お子さんから大人まで楽しく読めると思います。
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ゆったりと向き合いたい
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投稿日:2014/04/06 |
特に思春期の子供や大人に手にとってもらいたい本です。
長田さんの、心のつぼをそっと押してくるような詩と
いせさんの、深呼吸したくなるような絵が見事にとけ合っています。
「今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。」
と冒頭から最後まで質問が続きます。
数々の問いかけに作者の優しいぬくもりを感じ、
1ページ1ページ美しいこわれものを扱うかのようにめくっていきました。
読んでは目を閉じ、読んでは宙を見上げ…。
問いかけに対する自分の答えを探していました。
慌ただしい日常だからこそゆったりと自分の内面と向き合いたい。
そんなことに気づかせてもらえました。
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思わずニヤリ
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投稿日:2014/04/05 |
春の窓。
外を通りすぎるのは
ちょうちょ ことり ねこ こどもたち お花やさん…。
次々と変わる光景がまるで映画のワンシーンのよう
ページをめくる私もその部屋に入りこんだような気分になってくる
では部屋の中では何が起こっていたのかな?
それは絵本を読んでのお楽しみ♪
私はラストシーンの意外性に思わずニヤリとしてしまいました
さあ、あなたはラストでどんなことを想像するのでしょうか
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ゆっくりって素敵
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投稿日:2014/04/05 |
ゆっくりくまさんは超マイペース
食べ物を他の動物にとられてしまっても、
ちっとも慌てたり怒ったりしません。
そして川に阻まれて他の動物があきらめたやまぶどうも
決してあきらめませんでした。
川を渡れるようにゆっくり考えてゆっくり挑戦し、ついにやまぶどうをゲット!
「ゆっくり」って じっくり、粘り強い、ということでもあるのですね。
そんなことをゆっくりくまさんに教えられた気持ちになりました。
黄色をベースにした山の景色や柔らかいタッチの絵が
よりいっそうゆっくりくまさんの魅力をひきたてていると思いました。
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