3びきのちっちゃなだんごむしが、お出かけ。
「いいてんき! さんぽにいこう!
てとてとてとてと だんごむし」
穴をみつけてのぞきこむと・・・しかけページの中はありさんの巣!
「こんにちは!」とあいさつしただんごむしたち、さらにすすみます。
「てとてとてとてと だんごむし」
もう少し大きな穴をみつけて・・・しかけページの中でセミの幼虫とバッタリ。
地面からつきでた「なにか」によじ上ったり、トンネルに入ったり、冒険がつづきます。
「てとてとてとてと」の繰り返し、シンプルなしかけが子どもをひきつける、ミニ絵本。
このしかけページをめくったときのわくわく感、なにかににています。
いつもの道ばたや公園で、そっと葉っぱや石をどけると・・・いるいる、だんごむし!
そう、子どもの目が輝く、あの「みつけた!」「いた!」の瞬間ににているかもしれません。
最後は、ほっ、となごむページがまっています。
クリーム色や、ピンクがかった茶色のベースカラー、手書きの文字が、やさしい雰囲気。
小さなお子さんがお外遊びからかえってきて、お昼寝のまえによむ絵本としてもおすすめですよ。
付属のブックケースもかわいい! 『ととととだんごむし』と同時出版です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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