
人類にとって最後の未知なる大陸となった南極。その中心の南極点到達は、1912年、アムンセンによって成しとげられますが、そこには探検家たちの生死をかけた数々のドラマがありました。南極点をめざすスコット隊とアムンセン隊の競争。南極大陸横断をはかりながら、氷に閉じ込められて船を失ってしまったシャクルトン隊の奇跡の生還。「行ってみたい、見てみたい」という人々の探究心が雪と氷の上で交錯します。

南極点到達を目指すスコットとアムンゼンのお話でした。お話を読んでいると、「スコットもアムンゼンも無謀な挑戦をしているよな」と思いましたが、人類の進歩、たとえば宇宙開発などは、1900年代前半に南極点到達を目指した人々と同じと言えるのかもしれません。二人とシャクルトンたち関係者の「世界への貢献」に感謝をしたいと思いました。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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