新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  2021年11月 注目の新刊&おすすめ 〜アートに親しむ絵本〜

連載

2021年11月の新刊&おすすめ絵本

連載トップへ

絵本紹介

2021.11.29

  • twitter
  • Facebook
  • line

2021年11月 注目の新刊&おすすめ 〜アートに親しむ絵本〜

目次

粘土をこねこね、絵の具をペタペタ、紙をビリビリ、クレヨンでギコギコ。お絵かきや工作は、子どもの自由な発想力や思考力を伸ばしてくれる素敵な創作活動です。

でもいざ自宅でやろうとすると、なにをさせたらよいのかわからなかったり、部屋が汚れるのが気になったり、そもそも何歳から遊ばせたらよいのかわからなかったりと、いろいろ疑問が浮かんできますよね。

いきなり実践はハードルが高いという場合に活躍するのが、やっぱり絵本。どんな風に遊ぶとおもしろいのか、どんな道具が必要なのか、お家で遊ぶヒントになるかもしれません。

子どもはみんな、天才芸術家です! たまには汚れにはちょっぴり目をつむって、自由にのびのびと創作を楽しんでみてもよいですね。

クリスマスプレゼントにぴったり!『はらぺこあおむしエリック・カール クリスマスマグネット』飾り付けだけじゃなくてゲームも遊べる

  • はらぺこあおむしエリック・カール クリスマスマグネット

    出版社からの内容紹介

    絵本作家エリック・カールのイラストを使った、人気の「マグネットあそび」シリーズに、クリスマスバージョンが登場!表紙には金色の箔押し加工を施し、季節感満載でプレゼントにもピッタリです。マグネットパーツは43枚。サンタさんやリース、くつした、お菓子の家など、クリスマスならではのモチーフがたっぷり盛り込まれています。「かたちあわせ」「すごろく」「ツリーのかざりつけ」「クイズ」の4つの場面に合わせて、マグネットを貼って遊べます。

新装版で登場!『はらぺこあおむしエリック・カール はじめてカードnew』赤ちゃんがはじめて出会う身近な言葉40種類がカードに

  • はらぺこあおむしエリック・カール はじめてカード new

    出版社からの内容紹介

    『はらぺこあおむし』で知られる絵本作家エリック・カールのイラストから生まれた、身近な言葉を集めたカードです。

    りんご、ぞう、たいよう、じどうしゃなど、お子さまがはじめて出会う身近な言葉を紹介した「リング付きカード」です。カードのおもて面にはイラストを大きく配し、うら面ではイラストが表すものの名前をひらがなと英語で表記しました。

    カードは表紙を含めて全部で40枚。「フルーツ」「動物」「乗り物」など、7つのグループで構成されています。言葉を覚えるだけでなく、グループを活用して「動物と植物のカードを分ける」「乗り物のカードを集める」のような、カードを分類・選別する“仲間分け”遊びも楽しめます。さらに、好きなカードを何枚か選んで並べ、絵に合わせてお話を作ってみるなど、工夫次第でさまざまな遊び方ができます。
    お子さまが小さい時は「フルーツだけ」「気に入ったカードだけ」など、カードの枚数を絞って使うのもおすすめです。

    フルーツ:りんご ばなな ぶどう さくらんぼ いちご おれんじ
    動物:ぞう らいおん ぱんだ いぬ ねこ うさぎ
    乗り物:じどうしゃ とらっく きかんしゃ ひこうき ふね
    虫:ちょう あおむし とんぼ せみ てんとうむし かまきり
    自然:たいよう つき ほし くも にじ あめ
    植物:き くさ はっぱ はな たね
    あいさつ:おはよう いただきます こんにちは ありがとう おやすみ

    ※本品は『はらぺこあおむしエリック・カール はじめてカード』(2017年刊)の外箱とカードのうらを新しくした新装版です。カードのおもてに収録されているイラストは『はじめてカード』と同じです。

    【おすすめ:1〜3歳】

色やかたちのイメージで気持ちを表現するヒントを教えてくれる『どんなきもち?』絵本を飾っておきたくなる素敵なイラストも魅力

  • どんなきもち?

    みどころ

    「いま、どんなきもち?」

    そう聞かれたら、どんな風に答えたらいいのかな。
    けっこうむずかしいよね。
    この絵本には、きもちを表す言葉がたくさん登場します。

    わくわく、びくびく、もじもじ、しょんぼり。
    むしゃくしゃ、やきもき、うっとり、どきん・・・・。

    どんな時に、わくわくするのかな。
    びくびくするって、どういうことかな。
    怒っていることを伝えるには、どんな言葉があるのかな。

    作者のミース・ファン・ハウトさんが描くのは、カラフルな色の文字とさかなたち。
    生き生きと、踊る様な線で表現されたさかなたちの表情は本当に豊か。
    一目みて、喜んでいたり、怒っていたり、すぐに伝わってきます。

    子どもたちはこの絵本を読みながら、たくさんのきもちがあるってことを知るのでしょうか。
    それとも、さかなたちの表情に共感しながら、自分のもやもやした感情を整理することができるのでしょうか。
    大切なことは、自分の今の「きもち」を表現できるようになるってこと。
    この絵本は、そんな子どもたちの成長の一段階をお手伝いしてくれることでしょう。

    読み終わったら、親子でこの魅力的なさかなたちを描いてみてくださいね。
    その時のきもちが絵と言葉で表現できたとしたら、それこそ「しあわせ」ですよね!

    レビューより


    すごい絵本です!!

    描かれている魚たちの表情と、絵に添えられている文字(気持ち)が ぴったりと寄り添っています。

    「わくわく」
    「しょんぼり」
    その気持ちが、見える!!

    昔から、嬉しい時、悲しい時、どんな時でも、心の中に色が広がっているような気がしていたので、この絵本を読んで、「まさに、こんな感じ!!」と、答えを言い当てられたような気がしました。

    小さな子は、もっともっと感受性が豊かなので、強い刺激を受けると思います。

    また、黒い背景に、鮮やかな色合いで描かれたイラストは、それ自体がとても魅力的です。力強くエネルギーに溢れていて、見ているだけで元気が出てきます!

    一枚一枚を額に入れて、家中に飾っておきたい!
    発見や感動が、まるごと詰まっている絵本です。
    (なーお00さん)

この書籍を作った人

ミース・ファン・ハウト

ミース・ファン・ハウト (みーすふぁんはうと)

1962年オランダ南部のハペルトに生まれる。幼いころから父親がたくさんお話を聞かせてくれるという環境で育ち、自身も読書が大好きなだけではなく、絵を描くことに夢中になった。高校卒業後、デッサン、テキスタイル・アート、グラフィックデザインなどを学び、その後フリーのイラストレーター、デザイナーとして活躍する。本書および姉妹本の『ともだちになろう』(西村書店)は、子どもたちの感情に寄り添った新しい試みによる表現で、各国で高い評価を得ている。現在はオランダ北部にある小さな町ティナールロで夫と3人の子どもたちと暮らす。

この書籍を作った人

ほんま ちひろ

ほんま ちひろ (ホンマ チヒロ)

1978年神奈川県生まれ。東京学芸大学大学院修了。詩人、絵本作家。2004年『詩画集 いいねこだった』(書肆楽々)で、第37回日本児童文学者協会新人賞を受賞。作品には絵本『おむすびにんじゃのおむすび ぽん』(リーブル)、挿絵に『注文の多い料理店』(にっけん教育出版社)、『ふたりのたからもの』(西村書店)、訳書に『ともだちになろう』(西村書店)などがある。

シリーズ:「こころ絵本」

お絵かきが嫌いな子が、先生の一言で豹変! 描かれた『てん』の美しさとおはなしに夢中になる

  • てん

    出版社からの内容紹介

    お絵かきなんて大嫌い! 苦しまぎれに描いたのは、小さな小さな《てん》ひとつ。そのちっぽけな《てん》にかくされた大きな意味を知って、ワシテは変わり始める。水彩絵の具と紅茶で描かれた、色とりどりの美しい絵本。

    レビューより


    僕は絵がへただから描きたくない。 といつも言っていた息子。絵をどうしても描かなければいけないとき、いつもつらそうでした。私は「あいらしい絵で大好きだけどなあ」と、いつも言って部屋に飾っていましたが……「ぜったいへたやもん」という息子。

    そんな時書店で見つけた絵本。買い求め、絵をいつも見えるように絵本を置き、夜に親子で何度もみました。

    この絵本を読んでから少しずつ、変わってきました。自分の好きな絵に対しては、たくさん描くようになりました。私は描いたそれをつづり貼り絵本にしていきました。

    そのうち「顔はこう」「目はこうと」子どもが自由に書ける環境がなくなってきたようにおもいます。「子どもらしい絵がなくなってきたのでは?」と思います。私にとって育児に対する心を教えてもらった絵本。親子で読んでみてほしいです。絵は人目を気にせず自分の思うままに描くものよと子どもに教えてくれた絵本です。
    (ぴーかーぶーさん)

この書籍を作った人

ピーター・レイノルズ

ピーター・レイノルズ (ぴーたーれいのるず)

1961年カナダ・トロント生まれの絵本作家、イラストレーター。『てん』(あすなろ書房)、イラストを担当した『ジュディ・モード』シリーズ(小峰書店)『ちいさなあなたへ』『っぽい』(共に主婦の友社)など、作品は多数。米国マサチューセッツ州在住。

この書籍を作った人

谷川 俊太郎

谷川 俊太郎 (たにかわしゅんたろう)

1931年、東京に生まれる。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞を受賞。ほか受賞多数。絵本作品に『ことばあそびうた』(福音館書店)、『マザー・グースのうた』(草思社)、『これはのみのぴこ』(サンリード刊)、『もこもこもこ』(文研出版)、「まり」(クレヨンハウス刊)、「わたし」(福音館書店)、「ことばとかずのえほん」シリーズ(くもん出版)他多数の作品がある。翻訳作品も多数。

【子どもと絵本のエピソード】保育士がっちょに聞く!入園・進級の時期に読みたい絵本

【プラチナブック選定作品】芸術の秋にオススメの小さな「・」をめぐる物語。『てん』(あすなろ書房)

刻々と色を変える夕暮れから夜の風景を独特の色合いで鮮やかに描いた『ダーラナのひ』大人も魅了されるnakabanさんのアートに触れて

  • ダーラナのひ

    ダーラナのひ

    作:
    nakaban
    出版社:
    偕成社

    出版社からの内容紹介

    ダーラナは旅のとちゅう、浜辺にたどりつきました。
    「ダーラナ ダーラナ わたしたちを あつめてごらん」
    「たきびをして あたたまっていきなさい」
    ささやき声にみちびかれ、ダーラナは枝をあつめて火をつけようとしますが、マッチがなかなか見つかりません。すると、夕日の最後のひとかけがはじけて、枝のこやまに飛び込みました。ちいさな火は、だんだんと大きくなって、ダーラナをあたためます。
    やがて、夜も深くなってきました。火を見つめるダーラナがおもいだしたのは……。

    旅のとちゅうでふと出会う、魔法のような時間。
    おもわずじっとみつめてしまう、焚き火の絵本です。

この書籍を作った人

nakaban(ナカバン)

nakaban(ナカバン) (なかばん)

1974年11月、広島県生。絵画を中心に、挿絵やアニメーションなど幅広く活動。東京都在住。主な絵本作品に『チョロコロトロりんごのくにへ 』『ネズネズのおえかき』(学習研究社)など。

見た目と正体のギャップにやられる!『やっぱり じゃない!』想像力をめいっぱい働かせてモノの正体を見極めよう!

  • やっぱり じゃない!

    出版社からの内容紹介

    大好評の『じゃない!』が進化して、再登場!
    今回は、食べ物『じゃない!』ものも!
    電球…じゃなくて、たまご! 宝石…じゃなくて、くだもの!
    新たな『じゃない!』ワールドが楽しめます。
    前作同様、ものの見方を変えてみること、想像することの大切さを伝えるとともに、種別は超えられる、世界は自らの手で変えることができる、という多様性や無限の可能性も訴える作品となっています。

    ◆選定・受賞多数! 待望の続編!
    第1回親子で読んでほしい絵本大賞入賞
    第53回夏休みの本(緑陰図書)
    第30回けんぶち絵本の里大賞(びばからす賞)
    など、前作は数々の評価をいただいています。

    ◆英訳付! 英語学習、海外向けにも!
    NYに拠点を置き、世界的アーティストを目指すチョーヒカル。作家本人の英訳付で英語学習に、海外の方々にもおすすめです!

電車の中で描かれた電車のおはなし『おおきなでんしゃ』は電車の中じゃなくても楽しめます!

  • おおきなでんしゃ

    みどころ

    ルイくんは、おとうさんが忘れたお弁当を届けに、電車でおとうさんの会社まで行くことに。
    ホームで待っていると、やってきたのは大きな大きなピンク色の電車!
    電車に乗って、かわいいくまの車掌さんの案内で探検すると、
    中にはたくさんの家やお店、レストラン、図書館もあって、街が広がっていたのです。
    そして電車の中を走る小さな電車まで・・?

    この絵本の作者、座二郎さんは、会社員としての電車通勤の時間を活用して創作活動をされているアーティスト。
    通勤時間に地下鉄で描かれたコミックス『RAPID COMMUTER UNDERGROUND(ラピッド・コミューター・アンダーグラウンド )』で注目を集めました。
    電車を舞台に、夢と現実が溶け合ったような独特の世界が、今作では、子どもたちに向けたファンタジーとしてのびのびと開放されています。
    着彩とコラージュは自宅で行っているそうですが、この絵本も通勤電車で描かれたというのですから驚きです。
    複雑に入り組んで描かれた空間と、コラージュから覗くチラシの文字が、電車の不思議で雑多な雰囲気を盛り上げます。
    ページをめくるごとに現れる景色を隅々まで眺めて、ルイくんと一緒に夢の電車を楽しんでみてください。

    さて、こんな素敵な電車を、どんな運転手さんが運転しているんでしょう? それは絵本を読んでのお楽しみです!

    レビューより


    ダイナミックな表紙に心惹かれて…
    帯の「サラリーマンが通勤電車で描いた絵本!」が気になって…
    息子も電車が好きなので…

    不思議な電車の車内が不思議な絵と組み合わさって、とても気に入りました。
    息子は「こんなことってある?ないよねー」といちいち突っ込みを入れていました。

    著者紹介で「建築会社に勤めるかたわら」と書いてあったので、普段きちんとした線で仕事していると、この作品の様なゆがんだ線で絵を描いてみたくなるのかな?ストレスたまってるのかな?などとサラリーマンの自分としてはとても共感できました(笑)
    (ヤッターペリカンさん)

めくるたびにため息が出ちゃう!精巧で美しいポップアップ絵本の芸術品『ちいさなふしぎな森』

  • ちいさなふしぎな森

    出版社からの内容紹介

    風の彫刻家として世界中で活躍する一方、「いちご」「くも」「旅する蝶」(文化出版局)などの美しい絵本を 作りつづけてきた新宮晋の、はじめてのポップアップ絵本。
    ページをめくれば、動物たちが躍動し、夕日が照り、満天の星がかがやきます。
    どのページもずっと眺めていたくなる美しさです。

この書籍を作った人

新宮 晋

新宮 晋 (しんぐうすすむ)

造形作家。1937年、大阪生まれ。東京芸術大学絵画科を卒業後、イタリアに留学。6年間の滞在のうちに平面から立体へ、さらに動く造形へと移行。以来、風や水といった自然エネルギーで動く作品を世界各地に作り続けている。絵本の制作のほか、オリジナルの舞台作品も発表している。主な絵本作品に、『くも』『ことり』『旅する蝶』『いちご』(以上、文化出版局)、『ちいさなふしぎな森』『旅する風』(ともに、BL出版)、『風の星』『小さな池』(ともに、福音館書店)、『じんべえざめ』(扶桑社)などがある。

美術作品の中の世界に入って、文字通りアートと遊ぶ『ボンとハレトモのぼうけん しゅばばばばばばびじゅつかん』芸術品の見方が変わる!

  • ボンとハレトモのぼうけん しゅばばばばばばびじゅつかん

    みどころ

    制作風景の観覧をしている人を、絵の中に登場させ、たくさんの登場人物のストーリーを、一枚の絵の中に落としこむ画法。
    「キャラストレーション」
    この独自の画法によるライブペインティングや、「一度で見きれないアニメーション」シリーズで知られるアートユニットが描く、初の絵本作品!

    いつも仲良しなボンとハレトモ。
    ある日、ふたりは美術館に出かけます。
    世界各国の著名な美術作品が、一堂に会する大展覧会!
    ふたりがツタンカーメンの描かれた壁画を見ていると――

    しゅばばばばばば!!

    まばゆい光の中に吸いこまれてしまったふたり。
    気づけばそこは、壁画の中の世界でした。

    ヒマを持てあましたツタンカーメン!?
    おしゃれに悩むモナリザ!?
    考えすぎる「考える人」!?

    有名な美術作品の世界で出会う、あまりにも意外すぎる人物たち。
    ボンとハレトモが巻き起こす騒動に、彼らの世界も大さわぎ。

    ふたりが入りこむ美術作品の世界には、その作品の個性をよく表した人々が住んでいます。
    ページいっぱいに描かれている彼らはとても個性豊かで、その表情や動きも生き生きとしています。
    ドタバタとにぎやかな中で、思い思いに過ごすにぎやかな彼らをながめていると、ひとりひとりの背景にあるささやかな物語が、少しずつうかがえてくるよう。
    いろいろな想像を巡らせながら、ついつい見入ってしまいます。

    美術館に飾られている絵画は、ボンとハレトモが入りこむもののほかにも、よくよく見てみれば、葛飾北斎からフェルメール、ラファエロ、ボッティチェリ、ミケランジェロと、そうそうたるラインナップ!
    かの有名画が、かわいらしいイラストレーションで絵本化されています。
    巻末には、登場した美術作品の一覧があるので、本物と見比べながら読むのも楽しいかもしれませんね。

    あとがきで語られている、「この作品が美術作品との出会いのきっかけになれば」という作者の言葉の通り、美術作品の楽しみ方は自由だと教えてくれる、そんな一冊です。

「ボンとハレトモのぼうけん」シリーズ

SNSや雑誌で大人気! 家にあるものでかわいいおもちゃが作れる、なるほどレシピが満載『ふきさんのシーズンおもちゃ大百科』

  • ふきさんのシーズンおもちゃ大百科 季節を楽しむ遊びのレシピ

    出版社からの内容紹介

    家にあるペットボトルや空き箱が、こんなにユニークでかわいいおもちゃに大変身!

    「ふきさんのおもちゃ大百科」第2弾のテーマは、季節です。

    きもちのいい春には、公園に落ちているものだけで作る「きらきらハーバリウム」や、ビニール袋で作って飛ばせる「ビニパラシュート」など、外遊びに活躍するおもちゃ。
    暑い夏には、家の中でも「輪ゴムで射的」や「玉入れロボット」で体力発散!
    秋には、紙コップで作るゆかいな「ほねほねマリオネット」やちょっと本格的な工作に挑戦する「ハロウィンのからくりおもちゃ」。
    冬は家族や親せきみんなで楽しめる「かおかお神経衰弱」や「かおかおすごろく」など、季節ごとに楽しめるおもちゃや遊びを紹介します。

    また5章では、子どもの1年に欠かせないけれど、いざ開くとなると何をすればいいのか困ってしまう“パーティー”をとりあげて、新提案。切ったらびっくりの「財宝ケーキ」や発掘しながら食べる「化石発掘ケーキ」、パーティーを華やかにする「王冠」や「いろいろなピック」の作り方など、とっておきのアイデア満載です!

この書籍を作った人

佐藤 蕗

佐藤 蕗 (さとうふき)

1982年愛知県生まれ。多摩美術大学卒業後、建築設計事務所勤務を経て、第1子の出産を機にフリーランスに。育児をしながら作っていたおもちゃが反響を呼び、デザイナーやイラストレーターとしての活動のかたわら造型作家として、現在は雑誌や新聞、WEBなどで作品を発表している。2児の母。著書に『親子で笑顔になれる"魔法の手作りおもちゃ"レシピ』がある。

シリーズ:「ふきさんのおもちゃ大百科」

『ホットロード』の作者による初の絵本『紡木たくPICTURE BOOK』漫画から生まれた珠玉の言葉を美しいイラストで楽しもう

  • 紡木たく PICTURE BOOK

    みどころ

    ページを開けば目に飛び込んでくるのは、キラキラとまぶしい光につつまれた、どこか懐かしい風景。
    自転車をおす学校の帰り道、どこまでも広がる青い空、夕暮れの校庭・・・。
    二人の小さな人影の見える海の場面の美しさには、思わず息をのみます。

    そして、空白に浮かぶのは、心に残る言葉の数々。

    「夢はおわるのではなく きっと 変わりながら続くもの」
    「もう ほかの誰も こんなに好きにはならない」

    「瞬きもせず」、そして「ホットロード」と聞けば、瞬時に10代の頃の自分を思い出してしまう方も多いのではないでしょうか。発売と同時に大ヒットした紡木たくさんの伝説の少女漫画です。その二つの作品から作者自ら絵と文章を選びぬき、自由に組み合わせて出来たのが『紡木たく PICTURE BOOK』なのです。

    まず驚くのは、雑誌連載時に掲載されていた当時の原画をそのまま使用されているという、カラーイラストの美しさ。モノクロで馴染んでいた読者にとっても、その鮮やかに再現された場面の数々に改めて感動を覚えることでしょう。こんなにも豊かな緑が、感情をそのまま表したような空の青が表現されていたなんて・・・。
    そしてストーリーにとらわれることなく、紡木さんの感覚で生まれ変わった新しい世界は、不思議と見ているだけであの頃の気持ちが蘇ってきたり、今の自分へのメッセージにも聴こえてきたり。すんなりと心の中に入ってくるのは、きっと誰もが感じたことのある感情や見たことのある風景を、紡木さんが空気感も一緒に切り取ってくれているからなのかもしれません。

    コミックとはまた違う魅力にあふれたこの一冊。紡木さんのファンの方はもちろん、元のストーリーを全く知らない方にも。そして中高生の方から大人の方まで、幅広い世代の方に是非手に取ってもらいたい絵本です。

この書籍を作った人

紡木 たく

紡木 たく (つむぎたく)

漫画家。神奈川県横浜市出身。17歳の時『別冊マーガレット』(集英社)でデビュー。代表作「ホットロード」「瞬きもせず」「かなしみのまち」「純-JUN-」「マイ ガーデナー」

< 2021年10月新刊&おすすめ

2021年12月新刊&おすすめ >

今、あなたにオススメ

出版社おすすめ

  • はるのおくりもの
    はるのおくりもの
    出版社:日本標準 日本標準の特集ページがあります!
    雪を見たいカエルと見せてあげたいキツネとウサギ。心あたたまるお話を美しい四季の絵にのせてお届けします


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!
【絵本ナビ厳選】特別な絵本・児童書セット
全ページためしよみ
年齢別絵本セット