ゆびさんぽ
- 作・絵:
- まつざきしおり
- 出版社:
- KADOKAWA
絵本紹介
2023.03.14
3月に発売された絵本はどれも個性的なものばかり。指を使ってトコトコ絵本の世界を旅する『ゆびさんぽ』や、脱力系のタッチと独特の世界観で注目を集めるキューライスさんが生み出す摩訶不思議なキャラクター『ニンジンジン』。「食べ物と人」をテーマに絵本を作る人気ユニットはらぺこめがねさんの『すしねずみ』など、どの作品も読んだ後に強烈な印象を残します。だって3月は出会いと別れの季節ですから、せっかく新しく出会うなら、このくらいインパクトを与えてくれるものでないと。ちょっぴりしんみりしそうな季節の変わり目、あなたはどの絵本を手に取って、新たな気持ちと出会いますか?
この書籍を作った人
1985年栃木県出身。魚座、AB型。高校生の頃から独学で短編アニメーションを作り始める。東京造形大学アニメーション専攻一期生、同大学大学院卒業。2009年(株)東北新社企画演出部入社。2017年退社。現在はフリーランスの漫画家、イラストレーター、演出家、アニメーション作家。
この書籍を作った人
ふくだとしお(toto) 1971年大阪生まれ。ふくだあきこ(acco) 1978年宝塚生まれ。accototoのユニットで絵本、絵画、壁画など様々な作品を手掛けている。また、動物をモチーフとしたタオルや陶器など子ども向けの雑貨も展開している。絵本の作品に、「うしろにいるのだあれ」シリーズ(幻冬舎)、『とんでいったりんご』『ピネくんとさかなのおうち』(学習研究社)、『ぴっちゃんぽっちゃん』『きょうのそらはどんなそら』(大日本図書)、『ほら、そっくり』(教育画劇)など多数がある。
この書籍を作った人
2005年京都精華大学デザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て2008年にイラストレーターとして独立。2011年はらぺこめがねを結成。絵本に『フルーツポンチ』(ニジノ絵本屋)、『やきそばばんばん』(あかね書房)、『くだものさがしもの』(PHP研究所)、『かんぱい よっぱらい』(岩崎書店)、『みんなのおすし』(ポプラ社)、『にくのくに』(教育画劇)などがある。また、「ごちそんぐDJの音楽」(DJみそしるとMCごはん)のジャケットアートを担当するなど「食べ物と人」をテーマに幅広く活動している。
この書籍を作った人
1895年アメリカ ウィスコンシン州生まれ。動物達と親しんだ幼児は、後のエッツに、決定的な影響をあたえる。「セシのポサダの日」(冨山房刊)でコルデコット賞受賞。「海のおばけオーリー」(岩波書店刊)、「もりのなか」(福音館書店刊)などの作品がある。1984年没。
この書籍を作った人
岩手県生まれ。1992年『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、第3回ひろすけ童話賞受賞。そのほかの作品に「つるばら村」シリーズ、「おひさまや」シリーズ、『ゆうすげ村の小さな旅館』(以上、講談社)、『またたびトラベル』、「あなぐまモンタン」シリーズ(ともに、学研)、『トチノキ村の雑貨屋さん』(あすなろ書房)などがある。
出版社からの内容紹介
ものがたりを かこう!
なにかを うみだすのは、かんたんな ことでは なくて、
ときに なげだしたくなるれど、あきらめないで、
もういちど えんぴつを にぎる。
せかいで たったひとつの 「きみだけの ものがたり」をかくために。
物語を書こうとしたことがあるなら、それが思ったより大変な作業だということをごぞんじでしょう。言葉はまいごになり、エンピツはおれ、ボツになったぐちゃぐちゃの紙の山がどんどん大きくなるばかり。ほかの人が書いたすてきな物語を読んだ方がどんなに楽しいことか!
本書はゴールデン・カイト賞を2度も受賞し、ストーリーテラーとして評価の高いデボラ・ホプキンソンが、「生みの苦しみ」への共感をえがき、それを切り抜けるアイデアをさずけます。
子どもたちをはじめ、なにかを生み出そうとするすべての人をはげます絵本です。
この書籍を作った人
東京生まれ。同志社大学卒業。主な翻訳絵本に『しりたがりやの ふくろうぼうや』『ケーキがやけたら、ね』『ババールの美術館』『おねがい パンダさん』『女王さまのぼうし』『あたし、うそついちゃった』『たった ひとつの ドングリが―すべての いのちを つなぐ』『まほうの さんぽみち』『この まちの どこかに』「あおい ちきゅうの いちにち」シリーズ(すべて評論社)などがある。
出版社からの内容紹介
私には、あらいぐまの気持ちが、いたいほどわかる。
あなたも一緒に、いたがりませんか?---ヨシタケシンスケ
どうしても、人とくらべてしまうあなたに、
人のものがうやらましくなってしまうあなたに、
自分に自信のもてないあなたに贈る、おっとりアライグマの自分さがしの物語。
“アライグマはきれいずき”というイメージにとらわれ、思い切っていろいろ捨ててしまったアライグマのぼく。
すっかりきれいになった部屋だけど、どうしても落ち着かなくて「やっぱり 返してもらいに行こう」と旅に出た先は、天国、深海、宇宙--!
困難な旅を続け、ひとつずつ自分にとっての宝物をみつけていく物語です。
カラフル、ユーモア、摩訶不思議。
伊藤ハムスターの不思議な世界へようこそ!!