絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  【プレゼント】かわいい鬼のポストカードをGET!<2月>

連載

【終了しました】毎月変わるお楽しみ♪「絵本ナビオリジナルポストカード」プレゼント!

連載トップへ

絵本紹介

2024.01.29

  • twitter
  • Facebook
  • line

【プレゼント】かわいい鬼のポストカードをGET!<2月>

月替わりのお楽しみ!「絵本ナビオリジナルポストカード」プレゼント

対象期間:2024年2月1日(木)0:00〜2024年2月29日(木)23:59

上記対象期間内に絵本ナビまたは絵本クラブにて出荷されるご注文全てに「絵本ナビオリジナルポストカード」を1注文につき1枚プレゼントします!

2月3日は「節分」の日。2月のポストカードには、読むときっと好きになってしまう、魅力的な鬼が主人公のおはなしをセレクトしました。

お手紙を書くのもよし、コレクションするもよし、壁に貼り付けたりしてお部屋に飾ってもよしの、とっても素敵なポストカードです♪
「季節の絵本が欲しいけど、何を選ぼうかな……」という時にも参考になりますよ。

絵本ナビでしか手に入らない、絵本の魅力を引き出すポストカード。
ぜひ、毎月GETしてくださいね♪

ある日届いた挑戦状。鬼のコブンになる子どもたち!?『オニタロウ』

  • オニタロウ

    みどころ

    「カキの木山」にひとりで暮らしている「オニタロウ」。
    まだ子どものオニのようですが、「オニが谷」で生まれた子オニたちは十さいになると、「オニが谷」を出て、自分で住む山を見つけなければならないという決まりがあり、ひとり「カキの木山」にやってきたのでした。優しい性格のオニタロウは、「オニが谷」ではばかにされたり、しかられてばかりでしたが、「カキの木山」では動物たちの人気もので仲良く暮らしていました。

    ある秋のこと、オニタロウのところへ「とうさんオニ」がやってきます。そこで「コブン(子分)はいるのか?」と聞かれ、ついコブンが30人もいる、とウソをついてしまったオニタロウ。二月の満月のお祭りの日にとうさんオニにコブンを会わせる約束をしてしまいます。本当はコブンなんてひとりもいないのに‥‥‥。いったいどうしたら良いのでしょう。

    そこに登場したのが、オニタロウの良き相談相手であるカラスのカースケ。カースケの提案により、オニタロウは、とうさんオニに会わせるときだけ、だれかにコブンになってもらおうと考えます。
    そんなわけで、ひとつ山を越えたところの町にある「たけのこえん」にオニタロウからの挑戦状が届きます。そこには、「おれさまは、わがままで悪いこどもが大すきだ。相撲で勝負して勝てなければ、おれさまのコブンになれ。まっていろ。〜鬼の親分より」と書いてありました。子どもたちは大騒ぎ。オニがやってくる日まで、相撲の練習をしたり、作戦を練ったり、お豆を準備したりと頑張ります。
    さて、オニタロウは人間の子どもたちを無事にコブンにできるのでしょうか?

    お話を描いたのは、ユーモアと温かさあふれる絵本や童話を生み出されている作家のこさかまさみさん。ページ数は100ページと読み応えがありますが、お話の内容は5歳ぐらいから楽しめるでしょう。6章に分かれているので、1章ずつ読んであげるのもいいですね。元々はコブンなんて欲しいと思っていないオニタロウが、カラスのカースケと一緒にコブンについてあれこれ考えます。お話の中に出てくる「ぼくたち、ともだちだよ。そんな、コブンになんてならなくってもいいだろ」「そういえば、オニのコブンって、どんなことするの?」という言葉などから、コブンと友だちってどう違うのかを考えるきっかけにもなりそうです。

    また北村人さんが描く気の弱そうなオニタロウの姿がとっても魅力的! 表紙をはじめ、どのページのオニタロウを見ても、優しそうでとっても愛らしいのです。お話を読んだ後は、きっとみんなオニタロウのことが好きになってしまうはず。
    一方、たけのこえんの子どもたちのとってものびのびとした元気な様子にも楽しさがいっぱいです。後ろ見返しに描かれているひとりひとりのコブン? の愛らしい姿にもご注目下さいね。

    2021年に誕生した『オニタロウ』のお話、この後長く子どもたちの友だちとなってくれることでしょう。

この書籍を作った人

この書籍を作った人

北村 人

北村 人

1981年 東京生まれイラストレーター、絵本作家TOKYO illustration 2007公募にて銅賞入賞。挿絵を手がけた書籍に「ぼくの守る星」(神田茜 著、集英社)「そして生活はつづく」(星野源 著、文春文庫)など。絵本に「万次郎さんとおにぎり」「万次郎さんとすいか」(本田 いづみ 文、福音館書店)がある。

節分・鬼の絵本

「おにはそと ふくはうち」2月3日は「節分」の日。
昔話や絵本の中では、怖いだけじゃない鬼が大活躍!
個性豊かな鬼たちの物語を、ぜひ読み比べてみてくださいね。

「節分・鬼の絵本」はこちらから

気になる作品は、ぜひ作品ページもチェックしてみてくださいね。
来月のポストカードもお楽しみに!

※本企画は予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。

今、あなたにオススメ

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載
可愛い限定商品、ゾクゾク♪
全ページためしよみ
年齢別絵本セット