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2025年10月 新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2025.10.08

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Trick or Book? ハロウィンBOOK大集合(2025年10月 新刊&おすすめ絵本)

目次

ハロウィンの合言葉と言えば「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)!」。「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ」という意味ですが、今年のハロウィンは「Trick or Book?」。ハロウィン絵本を読まないといたずらされちゃいます。

いたずらされないためにも、ハロウィンシーズンにとっておきの絵本を集めました。

迷路や探し絵、だまし絵など視覚を刺激する『トリックアートハロウィーン』や、ハロウィンの必須アイテム「カボチャ」の種まきから収穫までを追った写真絵本『パンプキン』。長く絶版になっていたロングセラー絵本が、新しい翻訳となって待望の復刊を果たした『しゃっくりガイコツ』など。

おはなしの面白さはもちろん、読めば知識も付いてくる、一歩先行くハロウィン絵本を手に、今年のハロウィンをさらに楽しみましょう。

だまし絵、探し絵、迷路にハロウィンの豆知識コラムも付いた『トリックアートハロウィーン』。読めばハロウィンがもっと待ち遠しくなる! 視覚の魔法にかかっちゃおう!

  • トリックアートハロウィーン

    出版社からの内容紹介

    トリック・オア・トリート! ジャック・オー・ランタン、おばけ、キャンディー、仮装行列……、ハロウィーンのお楽しみがトリックアートになりました。ハロウィーンの夜、おばけやモンスターたちが大集合。お菓子をもらいながら、迷路を通り抜けられる? 同じおばけはどこ? 吸血鬼に変身! だまし絵や目の錯覚を楽しみながら、迷路や探し絵で遊ぼう! ハロウィーンの起源やしきたりについてのミニコラムもあります。

「トリックアートアドベンチャー」シリーズ

ハロウィンアイテムの定番『パンプキン』の種まきから収穫までを追った写真絵本。本場のジャック・オ・ランタン作りは一見の価値あり

  • パンプキン

    出版社からの内容紹介

    ハロウィーンの人気者、パンプキン。種まきの段階から、農家での収穫の模様、ハロウィーンでの様子など、パンプキンにまつわる一年の様子をつづった硬派な写真えほん。

この書籍を作った人

千葉 茂樹

千葉 茂樹

1959年、北海道生まれ。国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て翻訳家に。北海道札幌市在住。訳書に、『ウエズレーの国』、『雪の結晶ノート』、「見習い幻獣学者ナセニエル・フラッドの冒険」シリーズ、『「死」の百科事典』(すべて、あすなろ書房)、「知識絵本 のはなし」シリーズ、「こちら動物のお医者さん」シリーズ(ともに、ほるぷ出版)、『あたまにつまった石ころが』(光村教育図書)、『マルセロ・イン・ザ・リアルワールド』(岩波書店)、『ゴハおじさんのゆかいなお話 エジプトの民話』(徳間書店)、『ピーティ』(鈴木出版)などがある。

怖いおはなしを読んでもらうのが大好きな男の子。あるとき「おばけたちには誰がお話を読んであげるの?」と真夜中の森へ。男の子が読む『まよなかの おはなしかい』の聞き手はだーれ?

  • まよなかの おはなしかい

    出版社からの内容紹介

    あるところに、男の子がいた。寝る前にコワイお話を読んでもらうのが大好き! 吸血鬼やミイラや幽霊やドラゴンがいっぱい出てくるお話が……。でも、この子はある日考えた。「ぼくはママにお話を読んでもらうけど、おばけたちには誰がお話を読んであげるの?」……気になって眠れなくなった男の子は、真夜中の森へ。「おーい、みんなよっといで。ぼくが本を読んであげるよ」――さて、おばけたちは、どうする? ありそうでなかった新しいベッドタイム・ストーリー。コワイはずのおばけたちが、とっても愛らしい!

「児童図書館絵本の部屋」シリーズ

この書籍を作った人

ギデオン・ステラー

ギデオン・ステラー

アメリカのオーバリン大学を卒業後、1年間サンフランシスコでハイテク産業にたずさわる。その後、ニューヨークで児童書の執筆をはじめ、現在は児童書の作家、イラストレーターとして活躍中。絵本に“It Began With LEMONADE”“Not Your Nest!”などがある。“The Christmas Owl”はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーに選出。ブルックリン在住。

この書籍を作った人

ひさやま たいち

ひさやま たいち

翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける。おもな絵本の翻訳に『ずーっと ずっと だいすきだよ』『まじょとねこどんほうきでゆくよ』『グラファロ―もりでいちばんつよいのは?―』『スパーキーとスパイク―チャールズ・シュルツとせかいいちゆうめいなイヌのおはなし―』(すべて評論社)などがある。

げんくんの前にやってきた、かさおばけとろくろ首の「おばけでんしゃ」。げんくんを乗せて目指すは『ほのかちゃんえき』

  • ほのかちゃんえき

    みどころ

    道に落ちていたのは、ほのかちゃんがママにあんでもらったばかりの新しいてぶくろ。げんくんは、あわてて追いかけます。公園に着いたけれど、ほのかちゃんは見当たりません。げんくんは、鉄棒を見ると、いつものくせで得意のさかあがり。

    「えい!」

    景色がくるんとまわると、どこからか声が聞こえてきます。♪えきからえきへ、でんしゃがはしる。か〜さ、かさかさ、かさっさ〜♪ やってきたのは、かさおばけとろくろっくび! ここは「げんくんえき」だと言うのです。

    「じゃあ、ほのかちゃんえきにもいきますか?」

    さあ、げんくんを乗せて、おばけでんしゃは出発です。ひのたまやがいこつも乗せて、どんどん走るおばけでんしゃ。本当に「ほのかちゃんえき」に着くのでしょうか?

    ほのかちゃんのためにひた走る、げんくんの健気な姿が愛らしいこのお話。けれど、その横にいるのは、必死になって走るおばけたち。骨がくずれ、ひのたまがしおれるほどの超特急。なんておかしな光景でしょう。笑ってしまうけれど、本人たちはいたって真剣。だって、大事なてぶくろですものね。岡田よしたかさんの描くおばけたちは、やっぱり魅力的なのです。

この書籍を作った人

岡田 よしたか

岡田 よしたか

1956年 大阪生まれ。著書に、『おーい ペンギンさーん』『特急おべんとう号』(福音館書店)、『ちくわのわーさん』『こんぶのぶーさん』『うどんのうーやん』(ブロンズ新社)、『ハブラシくん』(ひかりのくに)などがある。奈良県在住。2012年『ちくわのわーさん』(ブロンズ新社)で、第3回リブロ絵本大賞を受賞。

土俵に開いた丸い穴、そこから『でたでたでた』ガイコツ、おばけに役者まで? 縦開きのページがインパクト抜群

  • でたでたでた

    出版社からの内容紹介

    穴に落ちる、穴から出てくる構図を生かした縦開きの絵本です。
    色鮮やかでインパクトのある絵と、独特の描き文字がふしぎな世界を彩ります。


    りとうよういさんからのメッセージ

    このお話は、どこか人知れぬ山奥で、夜な夜な、繰り広げられている様子で。
    ガイコツやらお化けやら出てくるけれど、それは、てんで怖くなくて、それなら、しばらく覗いて見ても良いかな、と思います。

この書籍を作った人

りとう ようい

りとう ようい

1979年 奈良県生まれ絵本作家2013年『べんべけざばばん』で絵本作家デビュー。自由な発想で、独自の世界観をもつ作品を創り続けている。主な作品『どうじょどうじょ』『でたでたでた』(絵本館)『タタタタ』(鈴木出版)

女の子が暮らす館には『おうちに おばけが すんでいます』。薄い紙をめくるとあらわれるのは? 一緒におばけ探しを楽しもう

  • おうちに おばけが すんでいます

    出版社からの内容紹介

    とある屋敷にひとりでくらす女の子。ここには、おばけが住みついてるってうわさだけど、一度も見たことがない。おばけって、どんな姿なのかな? 体が白くて、目のところに穴があいてるって、本当かな? しりたくてたまらない! どの部屋も隅々までぜーんぶ探したのに、ちっとも見つからない・・・いったい、おばけはどこにいるの? ねえ、あなたも一緒に探してくれる? さっそく扉を開けて、隠れたおばけを見つけよう。
    【対象年齢:4歳?】

この書籍を作った人

オリヴァー・ジェファーズ

オリヴァー・ジェファーズ

アーティスト、作家。作品のタイプは多岐にわたる。独特のイラストと手書きの文字で知られ、画家やインスタレーション・アーティストとしても活躍している。主な作品に、映像化され英国アカデミー賞児童部門アニメーション賞を受賞した『まいごのペンギン』、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーランキングで1位を獲得した『クレヨンからのおねがい!』などがある。『クレヨンからのおねがい!』は続編とともに多くの賞を受賞し、日本を含め30か国以上で翻訳されている。

いたずら好きなねこのおばけ『おにゃけ』に「にゃぶり」とかまれたら大変! みんなネコになっちゃった! 大塚健太&柴田ケイコの名コンビが贈るユーモアたっぷりおばけ絵本

  • おにゃけ

    出版社からの内容紹介

    いたずら好きのねこのおばけ、おにゃけが大あばれ!

    おにゃけはねこのおばけ。
    おにゃけに「ニャブリ!」とかみつかれると、なんでもねこの耳がはえてきちゃう!
    いたずらばかりしてみんなを困らせていたけれど、おにゃけにもかなわない相手がいる。それは、だーれだ?
    絵探しも楽しめる、かわいいユーモアえほん。

この書籍を作った人

大塚 健太

大塚 健太

埼玉県出身。絵本や紙芝居のおはなしのほかに、 脚本なども執筆している。絵本作品に「いちにちパンダ」 「よるだけパンダ」「カピバラせんせいのバスえんそく」(以上小学館)、 「おにゃけ」「でんにゃ」「虫にんじゃ」(以上パイインターナショナル)、 「フンころがさず」(角川書店)など。

この書籍を作った人

柴田 ケイコ

柴田 ケイコ

1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしいものが大好き。

夜道でおばけに出会ったしょうへいくん。でも、おばけはちっとも怖くなくて……。ふたりで一緒に怖くなるトレーニングスタート! 塚本やすしさんが描く空想絵本シリーズ第2弾『おばけのおにぎり』

  • おばけのおにぎり

    出版社からの内容紹介

    「カップねこ」に続く、絵本作家、塚本やすしが送る空想絵本シリーズ第2弾!
    おばけのおにぎりをめしあがれ。夏にぴったり、怖くて可愛いおばけの物語です。

この書籍を作った人

塚本 やすし

塚本 やすし

東京都出身。 主な絵本に『とんかつの ぼうけん』『このすしなあに』『とうめいにんげんのしょくじ』 (以上、ポプラ社)、『おでんしゃ』(集英社)、『いきものとこや』(アリス館)、『42本のローソク』『ありがとうございます』(以上、冨山房インターナショナル)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『にじゅうおくこうねんのこどく:二十億光年の孤独』(谷川俊太郎・詩/小学館)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩/晶文社)、『焼けあとのちかい』(半藤一利・文/大月書店)など多数。『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞、『やきざかなの のろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版) で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。 日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブぺインティングを行っている。

ロングセラー絵本が、新訳・新装で待望の再刊! しゃっくりが止まらなくなったガイコツの驚きの解決方法とは?『しゃっくりガイコツ』

  • しゃっくりガイコツ

    出版社からの内容紹介

    ユーモア絵本のベストセラーが、新訳・新装で待望の再刊!
    しゃっくりで目がさめたガイコツ君。シャワーをあびて、ひゃっくりぴゃっくり。歯をみがいて、ひゃっくりぴゃっくり。逆立ちして水を飲んでも、ひゃっくりぴゃっくり。しゃっくりは止まりません。
    そこで友だちのオバケ君が思いついたのは、ガイコツ君ならではの、しゃっくりを止めるとっておきの方法。それは……。

この書籍を作った人

椎名 かおる

椎名 かおる

訳書に、アントワネット・ポーティス作『まって』(日本絵本賞翻訳絵本賞)、ペトル・ホラチェック作『こぐまのともだちはどこ?』(ともに、あすなろ書房)など。

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