「おばけがでるから、きをつけて!」
夜道を歩くしょうへいくんは、ジョギング中のお姉さんから突然、声をかけられます。
しばらく歩くと、暗闇のなかから本当におばけが現れました。
「でたーっ!」と身構えるしょうへいくんですが、あれ? よく見るとそのおばけ、おにぎりくらいのサイズでちっともこわくありません。
ふたりは仲良くなり、しょうへいくんはおばけを家へ連れて帰ることに。見れば見るほど、ちっともこわくないかわいいおばけ。でもおばけは「もっとこわくなりたい!」と願っています。そこで、しょうへいくんとおばけの「こわくなるトレーニング」が始まります。
ふたりのトレーニング風景は一緒に遊んでいるようでなんだか楽しそう。おばけの表情もユニークで愛嬌たっぷり。さらにゆうれいの髪の毛のように、頭に「のり」を巻いてみると……!? そこから驚きの展開が押し寄せます。
「おばけはこわいけれど、ちょっと気になる……」そんなこわがりなお子さんでも安心して楽しめる、ユーモアたっぷりの一冊。『カップねこ』に続く、絵本作家、塚本やすしさんによる空想絵本シリーズの第2弾です。
それにしても……「おばけのおにぎり」って、一体どんな味がするのでしょうね。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
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