
あるところに、男の子がいた。寝る前にコワイお話を読んでもらうのが大好き! 吸血鬼やミイラや幽霊やドラゴンがいっぱい出てくるお話が……。でも、この子はある日考えた。「ぼくはママにお話を読んでもらうけど、おばけたちには誰がお話を読んであげるの?」……気になって眠れなくなった男の子は、真夜中の森へ。「おーい、みんなよっといで。ぼくが本を読んであげるよ」――さて、おばけたちは、どうする? ありそうでなかった新しいベッドタイム・ストーリー。コワイはずのおばけたちが、とっても愛らしい!

おばけたちには誰が本を読んであげるの? という男の子の純粋な気持ちにほっこり。そして、黙って見守るお母さんがすごいなあ、と。本を読んでもらう時のおばけたちの表情の変化も微笑ましい。優しい気持ちになれる、おやすみまえの絵本でした。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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