
いつもいっしょに遊んでいたなかよしの友達が、突然遠くへ行ってしまいました。男の子は寂しくなって、探しにでかけます。川を泳いで渡ったあと、星空の下で眠り、山や草原をこえて、森をとおりぬけ……ついに再会をはたします! 旅の途中の風景が、抽象画のような絵であざやかにえがかれます。男の子と女の子の友情がほほえましい絵本です。

アーサービナード訳の絵本
タイトルがなんとも好き。
大冒険して絵本ではハッピーエンド。(カールさんもすごいハッピーエンド!)
実際には子どもの頃の仲良しさんって永遠に続くように思うけど、そうじゃない。
いちいちいちばんのなかよしさんに会いに行くって、あの頃の自分に会いに行くことかもな。
絵本って擬音がすごく大事。アーサービナードの日本語の選び方がすきだな。 (Flappeさん 50代・せんせい )
|