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ぼくと弟が戦火を逃れ、おじいちゃんの家にきてから一年。おじいちゃんが亡くなり、ぼくたちはとうとう二人きりで生きぬくことに…。好評の『ぼくは弟とあるいた』『ぼくの家から海がみえた』につづく、黒海地方が舞台の3部作、完結編。

私自身もそうですが、戦争なんて知らない3歳と6歳に読みました。なぜお父さん、お母さんと離れて暮らさなければいけないのか、自分たちで自分たちの暮らしを立てていかないといけないのか、理解はしていないと思いますがじーっと最後まで聞いていました。最後はお父さん、お母さんに会えるというハッピーエンドが期待されますが、全くハッピーではないので、こんな子供を作り出してはならない、戦争はいけない、と心に刻みました。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子8歳、男の子6歳、女の子3歳)
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