新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

じごくのラーメンや」 ママの声

じごくのラーメンや 作:苅田 澄子
絵:西村 繁男
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2010年04月
ISBN:9784774611556
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,180
みんなの声 総数 51
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41件見つかりました

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  • 登場人物のキャラクターが良いですね。 

    閻魔さまは、威勢がよくて、サバサバしていて、単純そうで(笑)  根は優しい人なのかも!?って、思えてきちゃいます。

    お地蔵さまもキュート♪ 「ごちそうさま おいしかったあ」  「もっと いっぱい たべたあい」   なんてセリフからして、何だか子どもみたいで可愛いです。


    地獄の様子が、細かく描写されていていいなって思います。
    グツグツと煮立つ熱湯に入れられたり、針の山を歩かされたり、火あぶりにされたり、ヘビに体を巻き付けられたり・・・他にもいろいろ。
    反対に、天国の何ともまあ優雅な生活なこと♪  お釈迦さまはコーヒー片手に読書を楽しみ、天女?が空を飛んでいたりもします。
    地獄と天国の対比が上手に描かれていて、おもしろかったです。


    地獄と天国って絶対相容れないイメージがあるけど、この作品では天国の住人が普通にラーメンを地獄まで食べにきているし、閻魔さまも普通にラーメンをふるまっています。  この友好的なムードが良いなって思います。


    さて、我が息子。

    「そもそも天国とか地獄ってないよねー。あの世は絶対あるけど」
    ですって(^^;)  二年生になってだいぶ現実的になってしまい、読み聞かせの時寂しく感じることも多くなってしまいました。

    そして、お地蔵さまが激辛ラーメンを食べきった時の息子の一言。

    「やっぱり石でできているから、辛さとか感じないんじゃないの〜」

    なるほど!!するどいですね。母はそこまで思わなかったから、こんな部分からも、ちゃんと成長しているんだなあって嬉しくなります。


    おもしろい作品なので、ぜひいつか小学校でも読みたいと思います。二年生、三年生あたりに読もうかな?

    投稿日:2016/10/08

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    2
  • よっしゃ、わかった!

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    天国に、強い対抗意識を燃やしたえんまさま。
    恐ろしいラーメンを、大がまいっぱい作ります。
    そのラーメンの名前は、聞いただけでも恐ろしいもの。
    鬼もひっくり返るほどのラーメンをめぐり、悪人たちとある約束してしまいますが・・・?

    地獄は、罪人を徹底的にこらしめる・恐ろしい場所のはず??
    えんまさまはその頂点に立つお方。
    怖いえんまさまが、この絵本では怖くなく・・・
    『心』があるように思いました。
    「よっしゃ、わかった!」。
    えんまさまの気前の良さ・懐の大きさに惹かれた私は
    ぐいぐいと絵本の中へ引き込まれ、最後まで夢中で読み進めました。

    『天国』と『地獄』を教えるのに良いかなと思ったのですが、
    地獄の『怖さ』・罪を犯すことの愚かさを教えるのには
    ちょっと不向きかもしれません。

    3歳、5歳の子供たちは、何度も「読んで」とせがみますし、
    1人でも読んでいます。
    私の『何度でも読んであげたい絵本リスト』にも見事ランクインしました。
    久々に親子で夢中になれた絵本です。購入を考えています!!

    投稿日:2010/09/06

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  • 仏さまは関西弁!

    小学2年生の読み聞かせで利用しました。
    読む前に、「地獄ってどんなところ??」と聞いてみたら、でるはでるは・・・おどろおどろしいイメージ!!
    絵本の中の<血の池>や<針山>の絵に、一瞬ひるむものの・・・血の池に入っている人々の「おやつがたべたーい」というセリフで恐ろしい地獄観がなくなっていきます(笑)
    話はすすんでいき、ラーメン屋をオープンさせた閻魔様のところへ、噂のラーメンを食べたくて、天国から仏さまご一行がやってきます。
    なんと仏さま、関西弁をしゃべります(笑)

    と・・・まあ、子供たちに最初にイメージさせた地獄と絵本の地獄の世界観が違いすぎて!その違いがおもしろかったようです。
    悪いことしたら地獄にいくよ!閻魔様に舌をぬかれるよ!!とか、そういうのを教える絵本ではないですよ。読んでいてホッとする地獄の本です!

    投稿日:2016/05/10

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  • 地獄もいいかも(笑)

    じごくのラーメン、是非食べてみたくなります。
    閻魔さんのキャラも面白くて、しかもラストには地獄も悪くないなって感じで終わります。閻魔さんを怖がっていた息子も、この絵本を読んだらすっかり閻魔さんに対しての恐怖心が和らぎました。

    投稿日:2015/12/19

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  • いいのかな?

    地獄のえんまさまは、人間が地獄をいやがって天国にいきたがるので、負けず嫌いで辛い地獄ラーメンを作りますが誰にも辛くて食べてもらえません。

    全部食べたら天国にいかせてやると約束したのですが、やはりみんな食べられません。

    今度は評判をきいて天国からも客がきます。天国からの客は天国にいっても得がないので、なんでも言うことをえんまが聞くと約束します。

    すると、、、、お地蔵さまは完食。

    願いで「地蔵のためにラーメンの出前」。

    でも、あまりにたくさんのラーメンの出前を頼まれて忙しいので、血の池温泉は温泉になり、針山もさびてしまいます。地獄もいいところ、、、。

    楽しいし可愛い話ですが、悪人はこれでいいのかなと思います。悪人は苦しんだほうが犯罪抑止力になりそうですが???

    投稿日:2015/10/10

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  • 愉快!

    7歳5歳の娘たちに読みました。じごくと言ったらとっても怖いところなんですが、この絵本の表紙のえんま様はラーメンもって笑っている(笑)楽しいお話なのかなと思いきや、始まりはやっぱり予想通りの怖い地獄の様子。

    地獄の人たちが「地獄嫌い。おいしいもののある天国に行きたい」なんて言うものだから、えんま様がラーメン屋さんを始めるんです。そこからがとっても笑えます。天国の人たちも途中から登場。そして、可愛いお地蔵さんも。娘たちは大笑いでした。

    投稿日:2015/04/01

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  • 独特の世界観。

    地獄と天国,そしてそれを繋ぐのは地獄のラーメンや。
    独特の世界観を感じる絵本でした。
    新鮮で斬新な印象を受けました。
    しかし地獄のラーメンやさんのラーメン,からそうでしね。
    怖いもの見たさで食べてみたい(笑)。

    投稿日:2015/02/11

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  • どんなラーメンかしら?

    まず、パパと娘で読み「面白かったよ」「また読んで」の声で、私も読み聞かせました。

    一体どんなラーメンが出てくるかと思ったら、やっぱり激辛かー!
    しかも、ラーメン屋さんは大繁盛しているではありませんか。
    ちのいけラーメンを食べる自信はないので、普通のラーメンやギョーザを食べてみたいな。

    地獄が楽しい場所で、鬼や閻魔様が働き者に見えるから、とても面白かったですよ。

    投稿日:2012/01/08

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  • お地蔵さまがキーマンです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    私は下の娘に読んだのですが、一番初めにこの本を知ったのは、近隣の図書館で、「小・中学生の子どもたちが(低年齢の子どもたちに)絵本を読む」という催しがあって、その時、6年生の女の子が読んでくれていたんです。

    早速その絵本をナビで購入!届いたその日に下の子に読んだのですが「面白いでしょ?」と聞く私に、
    「えっ?そんなに笑えないよ〜」という返事。
    今思い返してみると、図書館の催しでも、小さなお子さんたちより、保護者の方が笑っていたような…。
    意外とこれ、大人向けの絵本かもしれないです。
    それとも私の読み方が悪かったかな〜。

    個人的に一番お薦めなシーンは、閻魔さま特性のからいラーメンにチャレンジする罪人たちと看守の鬼たちが、
    そのあまりの辛さに“ひっくり返った“というところです。
    後は、後半に登場するかわいらしいお地蔵様!必見です。
    お地蔵様はこの物語のキーマンでもあります。

    今度高学年の読み聞かせに使ってみようと考えています。

    投稿日:2011/05/05

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  • えんま軒のメニュー制覇したいです!

    「じごくのラーメンや」を手にして
    「この本は誰の本でしょう」と言うと
    「おでんさむらいの絵だー!」と西村先生の絵に子供は大喜び。

    おでんさむらいが好きな子供は、地獄と聞くと普段は読まないのに
    「この絵本はただの絵本じゃないな、きっと楽しいに違いない」と
    言っているようなしたり顔でさっさと手にとって読み始めました。

    直感正しく、閻魔様が作った激辛ラーメンを完食すると
    天国に行けちゃうと地獄に行った悪人達と約束してしまうお話。
    美味しそうに味見してる閻魔様の何とも可愛らしいこと。

    天国の神様達も食べに来るこのフランクな空気がいいです。
    (その中にお地蔵様がいる事が、個人的にはとても嬉しかったです)
    看板メニューの「ちのいけラーメン」以外にも
    まだまだ美味しそうなメニューがあって「美味しそうだね」
    「食べてみたいね」と親子で連呼していました。

    読んでいるとお腹が減ってしまうのが難点ですが、
    エンターテイメント色たっぷりの楽しい絵本です。

    投稿日:2011/03/03

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