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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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さくらいろのりゅうなかなかよいと思う みんなの声

さくらいろのりゅう 作:町田尚子
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年03月20日
ISBN:9784752007050
評価スコア 4.27
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みんなの声 総数 10
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  • 絵が素敵

    終わりがハッピーエンドとはとれない感じだったので、なんとなく寂しい気持ちになりました。コイシと、さくろいろになったりゅうは今どこにいるのでしょう。そして、泉が枯れてしまった村はどうなったのでしょう。絵がとても精巧に描かれていたのに惹かれました。

    投稿日:2023/11/16

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  • イラストがとてもきれいです

    小学校の図書室のおすすめ図書だったということで息子が借りてきました。
    表紙のイラストがちょっと寂し気でとてもきれいないろあいだなと思って一緒に読みました。
    孤独なコイシと竜がお互いを思いやっている様子がやさしい文章でえがかれていて、それだけに、ラストはふたりが幸せになったと願わずにはいられなかったです。

    投稿日:2019/03/08

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  • 【内容】
    いつもひとりぼっちですごしている少女、コイシは、ある日山の泉で青く美しい龍にであう。龍とコイシは心を通わせ、毎日会っていた。コイシは海辺で拾ったさくら色の貝を龍にあげると、お返しに龍から一枚のうろこをもらう。龍のうろこは、村人に見つかり、コイシは強欲な村人に龍を呼び出すように脅され、龍の泉に連れて行かれるが…人間の愚かさと自然の儚さが感じられる作品。

    作者:町田尚子

    【感想】
    日本の昔の風景を描かせたら世界一だと思う作者。今回も、素晴らしい背景、清々しい山の木々と澄んだ水、静寂さと神聖さを感じさせ、その場に行ってきたような感じを体験できます。
    それに引き換え、人間の何ともあさましく、醜く矮小な心。強欲で意地悪で、愚かな村人の、汗臭い体臭が匂ってきそう。圧倒的に美しい自然の風景との対比が、実にあざやかで、ハッとさせられます。
    昔も今も、またどこの国でも、人間社会の嫌な構図は変わらない。自然の良いものはどんどん浸食され、なくなっていく。嫌なものばかり残る。どんどん良いものが壊されていく怒りや悲しさを感じる、切ない作品です。

    しかし、コイシも愚かだったのかと思います。コイシは、龍のうろこの取り扱いにもっと注意して、村人を龍に近づけないようにするべきだったのでしょう。村人に「龍などほんとにいるわけがない」とバカにされても、「そうねぇ〜」と適当にバカになって答えて、秘密を守り通すくらいでないと、神聖な場所は守れないのでしょう。
    もっともそんなに機転がきいたら、「役に立たない」と村人に疎んじられることもなかったのかもしれませんが。
    良いものは純真な人にしか見えないという、いい例なのだとも言えそうです。

    投稿日:2018/06/27

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  • 淋しい気持ちを分け合う

    「役に立たない小石のようだ」と言われて、
    コイシと呼ばれる少女。

    誰かが世話をしてやれば、
    少しは役立つことも出来るようになるかもしれないのに、
    みんな自分のことで精一杯だから、
    コイシはいつもひとりぼっち。

    そんなコイシが山で出逢った龍。
    コイシが孤独でなかったら、
    龍のことは秘密にした方が良いという知恵があって、
    龍に出逢ったことを誰かに知られるようなことはしなかったかもしれません。
    でもそうはならなかったために起きた悲劇。

    最後に、コイシと龍はどこかへ行ってしまうのですが、
    どこへ行ってしまったのか・・・
    生きているのか、死んでしまったのか。
    とても深く考えさせられます。

    投稿日:2018/02/26

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  • 切ない物語

    村人から役立たずと決めつけられて、コイシと呼ばれる少女の孤独感がたまりません。
    心通わせる事が出来た龍との交遊も、村人たちの強欲で壊されてしまいま無くしてしまいました。
    鱗をすべて失ってしまった龍ですが、怒ることもない無私無欲の姿が痛々しく感じられました。
    少女と龍は、自分たちの世界に消えていくことでしか、幸せになることができなかったのでしょうか?
    美しい絵本ですが、悲しい逃避行には辛さが残りました。

    投稿日:2015/06/10

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  • 美しい竜

    4歳の息子と読みました。
    静かなタッチの絵がすてき。
    既視感のない、ピンクの竜がとても美しい。
    思わずみとれてしまいました。
    竜のうろこの代わりにサクラ色の貝を身体にまとう、だなんてステキ。
    息子は聞いていましたが、くいつきはそれほどよくなかったかな。

    投稿日:2015/05/15

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