『あさえとちいさいいもうと』から5年後の作品ですね。
あさちゃんもちょっとお姉ちゃんになっていましたが、あやちゃんはおしゃべりも上手になっています。
“お気に入りの世界”に立ち入られると、家族でも許せないお年頃のあさえちゃん。
でも、あさえちゃんの怒り方は、綺麗な言葉遣いです。
(ちょっと反省する私です。)
お友だちを連れてきたのに、妹の急病のため留守番を頼まれます。
日も暮れてきて、お友だちが帰ってしまった後のベッドへ潜り込み、不安と心細さがのため体を丸くしているページに、頑張れ!って声をかけたくなります。
“ほっぺこちゃん”に支えられたこの時間があったから、お見舞いのプレゼントが決まったのではないでしょうか。
おかあさんの言葉がいいですね〜。
あやちゃんに気持ちも体力も費やしているのに、あさえちゃんのおかあさんであることを忘れていない。
いいおかあさんですねぇ〜。