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チロルくんのりんごの木自信を持っておすすめしたい みんなの声

チロルくんのりんごの木 作:荒井 良二
出版社:NHK出版
税込価格:\1,760
発行日:2016年09月
ISBN:9784140361245
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,846
みんなの声 総数 47
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29件見つかりました

  • 仕事に生活に日常に少し疲れを感じている時にこの本と出会いました。リズムのある文章にひきこまれて、夢中になり、ページをめくったことを昨日のことのように覚えています。
    主人公のチロル君。自分のいちばん好きなところ。そこには四季おりおりの景色や物語があり、そしていちばん大事な人の存在。人として生きていくうえでそして忙しさの中で見えにくくなるものを教えてもらった気がします。あたりまえに考えている日常を大事にしたいと感じる1冊でした。

    投稿日:2016/10/26

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  • チロルくんの気持ちがとっても素敵!

    スイスのチロル地方の「家族の木」があるという風習を描いたお話です。
    チロルくんの「ぼくがうまれたところが一番好き」と思えるその気持ちがとても素敵でした。
    りんごの木はチロルくんにとって家族なのですね。
    日本とはまた少し違った文化や風習を感じることのできる絵本なので,ぜひ子供にも読んであげたいなと思いました。
    春夏秋冬と四季折々のチロルくん達の日常がとても楽しそうでみんな幸せを感じながら暮らしているんだなぁと感じられ,読んでいる方も幸せな気持ちにさえなりました。
    幸せっていつものありふれた毎日にこそあるものなのかも知れませんね!!

    投稿日:2016/10/18

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  • 豊かで幸せな絵本

    荒井良二さんの描く豊かで美しい自然の風景と、可愛らしいチロルくんたちの素敵な暮らしぶりが、なんとも幸せな気持ちにしてくれました。

    世界は大きくて広くて、太陽の光で輝いている・・・
    雄大なチロル地方の山々が、春夏秋冬の一年を通して描かれ、その美しさと豊かさに魅せられました。

    そして「家族の木」。お祝いがあるごとに1本ずつリンゴの木が増えていくなんて、とっても素敵!
    自分が生まれた時に植えられた木は、まさに自分と共に成長していく「ぼくの木」なのですね。

    この絵本には幸せが詰まっています。
    何の変哲も無い毎日の暮らしが、こんなにも愛おしい。
    そして豊かで美しい自然の中で、大好きな家族と共に、日々を丁寧に暮らしていくことが、こんなに幸せなんて!

    やがて、チロルくんとエーデルちゃんの二人の木も植えられるでしょう。
    そして、1本また1本とリンゴの木が増えていく・・・幸せですね(^^)

    投稿日:2016/10/21

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  • いつもそばにあるりんごの木

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    大自然に囲まれた山で、大好きな人たちや動物たちと楽しくのびのびと暮らしているチロルくんがとてもうらやましいなと思えました。チロルくんとエーデルちゃんが仲良く楽しそうにしてる様子には思わず顔がほころびました。特に2人でりんごの木に登ってりんごを食べている場面、なんだか私まで幸せな気持ちになれました。このリンゴの木はこれからもずっと2人のことをすぐそばで見守っていくんですね。
    私もりんごの木になって、この2人の幸せな未来を見守っていきたい気分です。

    投稿日:2016/10/26

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  • チロルくんの 弾き語り♪

     山の新鮮な空気がスーッと入りこんできて、気持ちが柔らかくなり胸が広がっていくような絵本でした。明るく降り注ぐ日の光も印象的です。

     土地に根付いた人々の暮らしは、そこの人にとって かけがえのない大事なものだということが伝わってきました。生まれたところ、住んでいるところが大好きって素晴らしい。そこには愛があります。いただいた愛、自分の中から湧き出る愛。

     そして、生まれた時から共に成長してきた兄弟のような木は、その子の喜びも悲しみも、今までのすべてを知っているのです。心の根っこがこんな風に繋がっている場所があれば、長い人生の中で、どんなことがあっても、しっかりと生きていける・・・と、そんな風に感じました。

     文章を読んでいると、それはまるで歌のよう。ギターの音と共に、時に賑やかに楽しく、時にゆっくりと静かに、弾き語りの歌が聞こえくるようでした。そういえば、チロルくん、ずっとギターと一緒ですよね!そうか〜、聞こえてきた歌は、チロルくんが歌っていたのですね。

    投稿日:2016/10/15

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  • 幸せいっぱいの世界

    スイス・アルプスの山脈風景に包まれて幸せいっぱいの世界です。
    家族の木の風習と、幼なじみのエーデルちゃんと紡ぐ淡い恋心が、荒井さんの絵で、ほのぼのと描かれていて、見ているものを幸せにしてくれる絵本です。
    純粋な世界に包み込まれるようで、くすぐったくなるほど甘い絵本です。
    荒井さんの世界ですね。

    投稿日:2016/10/09

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  • 泣きたくなるような風景。

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、女の子3歳

    荒井さんの絵はとても素敵ですね。
    情景に、物語に泣きたくなるような。
    感傷的に浸ってしまった絵本でした。

    チロルくん(ぼく)とエーデルとみんな。
    そしてりんごの木。
    巡る季節を通して、温かい交流と自然賛歌をみます。

    私の故郷は海のある地域です、
    もう長く帰れてはいませんが。
    お店がなくて、不便で。結局、都会に出たのです。
    生まれたところで育ち、そこで生活するチロルくん。
    世界がひかりであふれている、
    中でもうまれたところが一番だと言い切るチロルくん。
    その心にハッとさせられ、泣きたくもなり。
    羨ましくもありました。

    彼らの美しい心と風景に癒されます。
    自分がその町の一員だったらいいのに。
    それだけ幸せなシーンの連続なのです。
    きっと実際送れば、ささやかな生活なのでしょうが、
    荒井さんの絵と物語を通して、
    どれもこれもキラキラと輝いて見えます。
    声に出して読むと、心が澄んでいくような、洗われるような。
    子どものような清らかさと故郷への想いを
    引き出してくれます。
    きっと特別に感じる絵本です☆

    投稿日:2016/10/05

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  • チロルくんから

    今いる場所が一番好きで、身近な人たちを大切に思っているチロルくん。これこそ、幸せだなと思いつつ読みました。
    きれいな色の絵に、あふれる光を感じます。幸せをチロルくんから、おすそわけしてもらったようで、読み終わっても、ほんわりとあたたかい気持ちが続きます。寒い時にあたたまれる、やわらかくて、心地のよいブランケットのような絵本に思えました。

    投稿日:2016/10/05

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  • 荒井良二さんの絵がとても 幸せはこぶいい絵なのです
    りんごの木はみんなのお祝いの時に 木を植えてどんどん大きくなりりんごをたわわに実らせます

    太陽の恵みをいっぱい受けて みんなが幸せに生きる様子がいいですね

    人間はみんなで助け合って生きていく愛をはぐくんでね

    チロルくんとエーデルの淡い恋心に 祝福したい気持ちが湧いてきますね

    季節の巡り 雪の降る日もあります   みんなで楽しく踊って 幸せを感じている様子が みんなにも届きますように

    楽園とはこのような世界でしょうか?

    投稿日:2016/10/04

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  • すごく素敵ですごく綺麗な絵本です!

    こんなに風景が綺麗に描かれた絵本は始めてでした。とっても綺麗で光景が目に浮かぶような感じで、見入ってしまいました。それにお話もとっても素敵で、また文章がリズミカルでまるで詩を読んでいるかのように、読みやすくて心地良かったです。

    りんごの木がこんなにも家族にとって意味の有る物だなんて、とっても良いですね。また、りんご、と言うのがすごく可愛らしいし、素敵だと思いました。なにかの行事が有る毎に増えて行き、みんなで楽しめる、そんな素敵な光景もとても素敵に描かれていました。

    チロルくんの可愛らしい恋心もすごく素敵で、のどかで良いなあと思いました。こんな大自然の中で、動物たちと、素敵なりんごの木と共に過ごせるなんて、夢のようだと思います。

    私たちは何でも物が溢れていますが、私たちの今の生活で忘れてしまった何か大切な物をを思い出させてくれているような気がしました。本当にシンプルな生活だと、今以上に家族への愛情も強い物になるのではないかなと思いました。大切なりんごの木も、そしてずっとこれからもりんごの木がいてくれるという事も、大自然の中だからこそ出来るのではないかなと思いました。

    家族の愛、友達への愛、そして身の回りに有る物全てへの愛がたっぷりと表現されていて、心が何だか熱くなってしまう、そんな素敵な1冊だと思いました。そして更にとても芸術性の有る素敵な絵本だと思いました。

    子供から大人までみんなで楽しめる素晴らしい絵本だと思うので、プレゼントにしても絶対に喜んでもらると思います。

    投稿日:2016/10/04

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