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ちいちゃんのかげおくり」 みんなの声

ちいちゃんのかげおくり 作:あまん きみこ
絵:上野 紀子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1982年08月
ISBN:9784251030115
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 45
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45件見つかりました

  • 小学校の時に読みました

    この絵本は自分が小学校の時に読んで怖かったのを覚えています。白黒の寂しい絵で描かれていて、そこがまた戦争の怖さを誇張させます。うちのお戦争のお話を学校で聞いていたらしく、この絵本も戦争で人の命が消えていく怖さが伝わって、神妙な面持ちで聞いていました。

    投稿日:2016/01/05

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  • 「火垂るの墓」を思い出す

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    この本を読んで、「火垂るの墓」がなぜか思い出されました。

    空襲によって孤児となり、生きる術をなくしてしまった子供という共通点があるからでしょうか。

    お母さんとはぐれた時に助けてくれたおじさんだったり、家まで一緒に行ってくれた近所のおばさん。
    ちいちゃんには、助かるチャンスがありました。

    お母さんの姿を確認するまで、おじさんが一緒にいてくれたら。
    お母さんが帰ってくるまで、おばさんが一緒にいてくれたら。
    もしかしたら、ちいちゃんはあんな死に方をしなくて済んだかもしれません。
    しかしあの空襲の最中、焼け出された後、大人たちにもそんな余裕はなかったでしょう。

    作中ではっきり書かれていませんが、お母さんとお兄ちゃん、そしてお父さんはみんな死んでしまったのでしょうか。
    みんな、空に消えてしまったのか。

    とても儚く、美しく、そして怖いお話でした。

    投稿日:2015/10/13

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  • 戦争のお話

    私が小学校のとき、国語の教科書で読んだ記憶があります。
    戦争で犠牲になる小さな女の子・・・本当に切ないです。

    こちらは今日も、秋晴れのいいお天気です。
    このお話を読んだ後、子供は「かげおくり」をして遊ぶようになりました。
    そういえば、私もこの授業の間は「かげおくり」が大流行だったな、と思い出しました。

    投稿日:2013/11/14

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  • 戦争はいやです

    戦争を知らない私たちには考えられないです。
    家族がバラバラになること、あたりまえに普通の生活が
    できないこと、どれもこれも胸を締め付けられます。
    ちいちゃんは、天国で家族皆で平和に幸せに暮らしてほしいです。

    投稿日:2013/06/13

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  • ひとりぼっちで、寂しかっただろうな。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子12歳、

    「きょう、かげおくりをして遊んだよ。」
    学校から帰ってくるなり、楽しそうにはなしてくれました。
    「今日の空、青かったから、きれいにかげぼうしが写ったよ。」
    9月の秋の気配が感じてきたころのことでした。

    『かげおくり』とは、かげぼうしを10数える間、じっと見つめ、
    数え終えたらすぐ空を見上げると、かげぼうしが、そっくり空に移るという遊びです。
    私は、そんな遊びを知りませんでしたが、
    ちいちゃんのおとうさんが教えてくれました。

    ものがたりは、ちいちゃんの一家が戦争にまきこまれ、
    「かげおくり」をしながら、空にいってしまった女の子のはなしです。

    空襲で、家族を失ってしまったちいちゃん。
    ひとりぼっちで、空腹に耐え、生きようとした、ちいさな女の子。
    涙がとまりませんでした。
    悲しいはなしです。

    自分から、すすんで子どもに読み聞かせできませんでしたが、
    小学3年生の教科書に掲載されていて、よく、音読していました。
    自分からは難しかったけど、学校で、少しでもこのおはなしに
    ふれることができて良かったと思います。

    夏休み、改めて絵本を読んだ娘。

    今日のことがきっかけで、娘の中にも、戦争がどんなものかを少しでも
    感じてくれて、
    心の引き出しにこの絵本が置かれていたらいいなと思いました。

    投稿日:2012/09/21

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  • 親がほしくて購入

    親の私が小学生の頃、教科書で読んだおはなしで
    当時とても感動し、どうしても欲しくて購入しました。

    子供には絶対早いと思ったので読む気がなかったのですが
    読んでくれ!!とせがまれ読みました。
    「戦争の絵本だからまだ読みたくないな」と伝えましたが
    絵がとてもやさしい雰囲気だったので、読んでもらいたかったようです。

    読み進めていくうちに、最後の最後で私が読みながら泣いてしまいました。
    息子はちいちゃんの家族が死んでしまったということにピンと来ていませんでしたが、家にある『ひろしまのピカ』と
    少し似ているところがあるように思ったようです。

    幼稚園児には早いので、やっぱり小学生くらいになって
    こころが成長してからの方が、この絵本のよさがよくわかると思います。

    他の戦争絵本のような、怖い絵が載っているわけではないので
    恐怖心は子供に植え付けないと思います。
    どちらかというと文章と絵が持ち備えているやさしさが
    家族と離れたちいちゃんの寂しさを強調させるので
    切なさ、寂しさが伝わると思います。

    今、とても平和になっていることも書いてあるので
    「昔は国と国がケンカをしていたけれど、今はそういうことがなくなっって平和になったんだね」
    と話してあげるとわかりやすいと思います。
    私の父(息子のじいじ)が戦争時に疎開をしていたので
    じいじが子供の時は戦争があったことを話したところ、息子は戦争をしていたことがそこまで昔のことではないと思ったようです

    こういう絵本を早くに読むのはどうかと思いましたが
    この絵本の場合は家族で影送りを楽しむシーンがあるので
    一緒に影送りを楽しんでみたり、遊びに繋げるのもいいと思います。

    子供に「今は恵まれているのだから、ご飯をたくさん食べなさい」
    などと、押し付けるように言ってしまうと、この絵本の価値がなくなってしまいます。
    そっと感じてもらうくらいが一番よさそうです。
    その時期は小学生低学年が終わってからでも十分な気がしました。

    投稿日:2011/11/21

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  • 戦争を教えるために

    私が子供の頃に母に読んでもらい、よくかげおくりをして遊んだのを覚えているので、子供たちにもいつか読もうと思っていました。

    戦争は昔の話のようだけど、今も過去の戦争のために苦しんでいる人たちがいるわけだし、世界のどこかでは戦争・紛争が絶えません。だから、戦争の悲惨さを教えるのは親としてやらなくてはいけないことだと思うのですが、難しく重たい事なので、今までは避けてきました。

    しかし娘も6歳。そろそろ教え始める頃かなーと思い、この本から始めました。

    「しょういだん」「くうしゅう」「ぼうくうごう」など、初めての言葉も多く、お話も少し長いので、6歳の娘にはまだ分かったような分からないような・・・。でも、戦争を知っていく第一歩にはなったようです。

    投稿日:2011/10/13

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  • 真に尊いもの

    涙がとまらない。
    ただ悲しいというのではなく
    真に尊いもの、伝えるべきものを
    改めて知ったと思った。

    生きたい。
    守りたい。
    大切にしたい。


    確かに存在した過去を

    忘れてはいけない。
    学ばなければいけない。
    伝えていかなければいけない。

    戦争は僕らの心の中にある。
    創り出すのも消し去るのも
    僕ら自身だ。

    未来は今の僕らの手、心により
    どうにでも変わりうる。

    もしそうであるなら
    皆の力で平和な未来にしていこう。

    子供達にもそう思ってもらいたい。

    この絵本をつうじて
    大切な家族と一緒に
    温かな未来を築いていきたい。

    そう思います。

    ありがとうございます。

    投稿日:2010/08/16

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  • のってた

    小学校の国語の教科書にのってました。

    実際読んだときはあまり深く考えていなくて、日常で『かげおくり』を楽しんでいるだけでした。

    でも最近になって思い出し、本当に感動した本だったなぁと思いました。

    大きくなって、命の大切さ、戦争の恐ろしさに深く考えさせられる、オススメな本です。

    投稿日:2010/07/22

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  • 2度とおこりませんように

    平和学習のコーナーになった絵本です。女の子の不安げな顔がとてもかなしげ。
    「かげおくり」って何だろうと思ったら、そういう遊びがあるんですね。
    ちいちゃんにとって、空は家族みんなでかげおくりをした青い空だったのに...
    戦争が始まると、その青い空は、爆弾をつんだ飛行機が飛んでくる怖い空に変わりました。
    こんな何の罪もない小さな子が、寂しく世を去ったという事実。自分の子どもだったら、とせつない思いです。
    ちいちゃんが一人でこの世を去っていた時、お母さん、お兄ちゃんはどうしていたのでしょうか?
    血眼でちいちゃんを探していたのか?それとももう亡くなっていたのか...
    どんなことがあっても戦争はぜったいに起こしてはいけない。こんな思いをする人がもう2度と出てこないように...

    投稿日:2010/03/10

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