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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

ちいちゃんのかげおくり」 みんなの声

ちいちゃんのかげおくり 作:あまん きみこ
絵:上野 紀子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1982年08月
ISBN:9784251030115
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 45
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45件見つかりました

  • 涙が・・・

    • ゆすさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子0歳

    子供の頃、この本を読んで影おくりをしたことを思い出します。

    大人になって改めて読むと、せつなくてしかたありませんでした。

    悲惨な戦争のこと。きちんと子供にも伝えていきたい。
    そのために、子供にまず読んで欲しい本です。

    小学校低学年のお子様におすすめの1冊です。

    投稿日:2009/11/07

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  • 戦争に対する憤り。

    • 蒼良さん
    • 20代
    • せんせい
    • 兵庫県

    前半のストーリーがとても穏やかで
    素朴な幸福感に包まれていただけに
    戦争が激しくなってからの終盤にかけてのストーリーは
    ただただ戦争に対する憤りが募るばかりでした。

    ちいちゃんが最終的に亡くなってしまったのだけど
    家族に出会えて終わるというところが救いでしょうか。

    でも、これは絵本だけれど
    今の時代を生きている僕自身にも
    未だに身に感じることはできないものの
    確かに戦争はあったのだということを
    改めて再認識させられるとともに、
    戦争のおろかさ、二度とこのようなことをしてはならない
    そういった強いメッセージをとても感じました。

    戦争というワードがちょっとピンとこないかもしれないけれど
    小学3年生〜くらいの子に読み聞かせたい絵本だと思いました。

    投稿日:2009/10/09

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  • 戦争を知らない子どもたちへ

    息子と一緒に絵本を読みました。
    3年生の教科書に出てくるお話ですが、その前にきちんと親子で絵本を開いておきたかったからです。

    その夜、絵本を読みながら、親子で苦しくなってしまいました。
    息子は涙が止まらず、なかなか眠ることが出来ませんでした。

    ちいちゃんがひとりぼっちで壊れかけた防空壕の中にいる時の気持ちを思うと胸が張り裂けそうでした。

    息子はいよいよ、教科書で学ぶことになりました。
    教科書を開いて音読する息子は、声に詰まり、ぽたぽた涙の粒を落としながら読んでいます。でも、「もう、読みたくない。」とは言いません。

    戦争を知らない親子ですが、「きらきらした笑い声」のあたたかさはよく知っているつもりです。だからこそ、この絵本を開くたび、読み返すたび、二度とちいちゃんのような小さな命を奪ってはいけないという願いが胸の中いっぱいに広がります。

    ぜひ、ぜひ読んでいただきたい絵本です。

    投稿日:2009/09/11

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  • 泣けます

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子8歳、男の子0歳

    少し前、長女の宿題の音読が「ちいちゃんのかげおくり」でした。

    聞きながらだめですね・・こみ上げる気持ちで一杯に。

    泣いてしまいそうでしたが、そこでは我慢しました。

    そして今度は私が、娘に読んであげようと図書館で借りてきました。

    読み始めながらやはりだめでした。読んでいるほうが辛いですね。

    涙がとまらなくなってしまいました。

    途中からは子供に読んでもらうことに・・・

    子供も教科書とは違い、切ない絵も描かれているため
    親子で泣いてしまいました。

    楽しいばかりの本ではなく、こういう気持ちを感じれる本も大切ですね。

    読み継いで行きたい本です。

    投稿日:2008/10/23

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  • 本当の幸せって

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    国語の教科書にも載っているお話です。

    第2次世界大戦の時代・・みんな本当に貧しくてお腹もすかしていて・・でも家族でいられるのが幸せだったんです。

    10秒数えて空を見ると空に影が浮かんでみえるよ・・・

    こんな何気ない遊びを楽しめた時はまだ良かった・・・

    娘も3年生の時に習って家にある絵本と照らし合わせて読んでいました。
    影おくりもしてみたけど・・うまく空に浮かばず残念そうだったのを覚えています。

    色も絵もおさえた感じで戦争のひどさよりせつなさやさみしさがしんしんち伝わってくるお話です。

    人と人との関わりが下手になってきている子が増えているとか・・・

    偏食で給食の残りも増えているとか・・・


    戦争はないけど何か・・・なくしてしまいそうな今、読んでほしい絵本ですね。

    教科書で習ったお話も1冊の絵本になるとまた新鮮な気持ちで聞いてくれた子ども達でした。

    投稿日:2008/10/22

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  • 後世に伝えていきたい絵本

    幼稚園ぐらいの時に母に読んでもらった絵本。

    まだ、戦争のことについてあんまり理解できなかったけど
    ちぃちゃんが1人になっちゃうことと
    家族がいなくなっちうのが辛くて悲しくて恐くて大泣きしました。

    小学生になって、戦争について理解ができるようになってからは
    ただ悲しいとか可哀想というのだけではなく
    ≪平和≫ってなんだろう
    ≪どうしたら戦争はなくなるのだろう≫
    というような考えも持ち始め、日本だけでなく世界の平和についても考えるようになりました。

    大人になって読んでからは、それ以上に深く平和について考えるようになりました。

    この絵本は、戦争を知らない私達にとってはとても大切な絵本だと思います。
    これからも大切にしていきたいと思う絵本です。

    投稿日:2008/04/28

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  • 絵本も一緒に

    小学校3年生の教科書に掲載されてるこのお話し。
    毎年、おはなしが掲載されてる教科書を採用してる学校から
    オファーをうけて教室で読み聞かせをしてるのですが
    教科書はあくまでも教科書ですので絵本のように挿絵も豊富ではない。
    教科書に掲載される素となってる絵本にも触れて欲しいという理由で
    各学校、この用に薦めてるところも多いとか。

    さて、我が娘も小学校3年生。
    授業もこの単元に入ってきて、早速担任の先生からオファーを頂きよみきかせしてきました。

    病弱なお父さんまで出征しなくちゃいけない、
    小さな子供、赤ちゃんまで犠牲になる、
    そんな戦争を絵本を通して感じ取った子どもたちの目にはいつしか涙を浮かべてました。
    このお話しは、見るからに惨たらしい。と言った表現はないのですが
    それでもしっかりと戦争に悲惨さをしっかり伝えるお話し。

    よく晴れた日に、クラス全員でかげおくりをして
    ラストに感じた、ちいちゃんの気持をみんなで考えて見たようです。
    教科書をきっかけに、素となる絵本を読むことも大事ですね。

    投稿日:2007/10/09

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  • 悲しいお話

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    ちいちゃんが可哀相で、涙が止まりませんでした。
    こどもは、家族がいないと生きていけないのです。
    どうして戦争があったのか。
    どうして罪もない人々が、空襲で大量殺戮されなければならなかったのか。
    そんな恐ろしい狂った世界には、絶対にしてはいけない。
    改めてそう思った絵本です。

    投稿日:2007/09/21

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  • 切ない絵本

    我が子は先日平和授業でこのお話の映画を観てきたようです。
    「きょうはね、“ちいちゃんのおみおくり”を見た!」と報告してくれたので多分この絵本のことだと思います(笑)
    年中さんの娘には内容は今ひとつピンとこなかったようで
    娘とおなじ“ちいちゃん”が登場人物ということで
    お友だちに冷やかされたと言ってやたらと照れていましたが^^;
    実際絵本を読んであげても最後までちゃんと聞くものの
    たった一人で小さな命を絶ったちいちゃんの切なさとか
    戦争の悲惨さとか判らずやたらと首をかしげていました。
    私としてはこの絵本には相当なダメージを受けました。
    娘と同じちいちゃんが小さいながらに父親は戦地にとられ、
    さらに家族とはぐれてしまって・・・なんていう運命に
    やりきれない思いを感じてしまいました。
    小さな命をこんなつまらないことで失いたくない。
    戦争は絶対にダメです!そう心に刻める絵本です。
    ハンカチを用意して読んで下さい。

    投稿日:2007/08/27

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  • 今まで避けていた本

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子11歳、男の子8歳

    表紙の「ちいちゃん」に見つめられると・・・
    予想する展開を想像するだけでつらくて
    今まで読んだことがありませんでした。
    「かげおくり」が何かもずっと知りたかったのに、
    手に取れなかった本。
    まだ子どもに読んでいませんが、
    この夏には読もうと思います。
    読めばきっと「かげおくり」とともに、
    子どもたちの記憶にちいちゃんは残っていくのだろうと思います。

    投稿日:2007/06/27

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