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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

密林一きれいなひょうの話」 みんなの声

密林一きれいなひょうの話 おはなし:工藤 直子
え:和田 誠
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2018年02月01日
ISBN:9784907613198
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,032
みんなの声 総数 12
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  • 読んだ人だけが知っている♪

    目覚めると自慢の斑点模様がなくなっていることに気づき、ひょうはびっくり大慌て。森を探し回りますが、動物たちから残った斑点を3つとも取られてしまい…

    大切な斑点をくれてやっても「あーらら」と、どこか諦めムードのひょうに、「もっと怒らなくていいの?あなた豹なんだから!」とおせっかいを言いたくなるけれど、最後はトホホな展開を鮮やかに覆す思い付きであっと言わせてくれます。「すごく素敵」と目を輝かせる娘4歳を横目に、ひょうのお顔がそれはそれは嬉しそうで誇らしげで、よかったね〜親心全開のわたし。

    表紙やタイトルのちょっと固いイメージよりもずっとかわいいお話なので、読んだ人だけが知ってる特別感も味わえる、そんな絵本でした。

    投稿日:2021/08/08

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  • 表紙は地味だけれど

    読み聞かせサークルの友人に教えてもらった絵本です。
    綺麗な斑点が自慢のヒョウがくしゃみをします。
    すると、斑点が3つしか残っていなかった。
    そこで密林の中を、斑点を探しに、氷河歩き回ります。
    でも、そのうち、残りの斑点も無くなってしまい…というお話です。
    和田誠さんの味のある絵がとてもステキでした。
    工藤直子さんの優しい言葉の数々にも、癒されます。
    表紙は地味だけれど、ぜひみんなに手に取ってもらいたい絵本だなと思いました。
    教えてくれた友人に感謝です。

    投稿日:2020/08/25

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  • はんてんを探しに・・・

    眠っている間にはんてんがどこかに行ってしまった!
    手元に残った3つのはんてんを携えて、はんてんを探しに行くひょう。
    そんな悲しそうなひょうから、「欲しいから」という理由で、残ったはんてんをもらっていく密林の仲間達。
    ちょっと可哀想じゃないの・・・
    誰か一緒に探してあげればいいのに。

    それでも最後は、ひょうの気持ちがほんわかと温かくなるような、新しい姿になります。
    これで良かったのかな・・・と考えさせられますが、これもアリなのかなと思います。
    とりあえず、ひょうの心が穏やかになれてよかったです。

    投稿日:2019/12/02

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  • ひょうのはんてんはどこに行ってしまったのでしょう。
    無くなったはんてんを探すひょうの必死さが、ユーモラスではなく、悲壮感に溢れています。
    密林一きれいになったひょうくんですが、これで良かったの?
    本当のはんてんはどこに行ってしまったのでしょう。
    やっぱり本物が気になります。

    投稿日:2019/05/02

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  • 自慢の斑点

    つやつや、ぴかぴかの素敵な自慢の斑点が、「はあっくしょん!」と、くしゃみをして目が覚めたら、背中の斑点がなくなっているのに気がつきました。ひょうは、残っているたった3枚の斑点を持って家出した斑点探しに出かけました。途中であった、ワニとかえるとまんとひひに、斑点の行方を尋ねると、大切な斑点が気に入られてあげてしまったひょうでした。まんとひひからたくさんの斑点が空お飛んでいた話を聞いて、ひょうは、ちょうちょに家出した斑点のかわりに、斑点になってもらったお話でした。ちょうちょが、ひょうのからだにとまってくれて斑点になったので密林一の綺麗なひょうになったのです。また、家出されないようにね!

    投稿日:2019/03/22

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    0
  •  この絵本は元々1975年に銀河社というところから刊行されていたようです。
     それを今回(2018年)瑞雲舎が復刊しました。
     おはなしを書いたのが詩人で童話作家の工藤直子さん、絵を描いたのは人気イラストレーターの和田誠さん。
     そんなビッグネームの二人の作品でも埋もれてしまうこともあるのですね。
     しかも、それがつまらない話ならともかく、とっても素敵なおはなしなのに、です。
     なので、今回この絵本を復刊してくれた瑞雲舎には感謝です。

     このおはなしがどれだけ素敵か、これからお話しましょう。
     あるとき、ひょうのからだからきれいな「はんてん」が消えてしまいます。
     残ったのは3まいの「はんてん」。のこりの「はんてん」はどうもひょうのからだから家出をしてしまったようです。
     3まいの「はんてん」を持って、ひょうはさがしにいきます。
     途中でワニとかカエルとかまんとひひに会って、「はんてん」のゆくえを尋ねますが、逆に「はんてん」を気にいられて、とうとう一枚の「はんてん」もなくなってしまいます。
     でも、「はんてん」がちょうちょになりたくて家出したことをつきとめます。
     それでは、もしかしたらちょうちょが「はんてん」になりたいかもしれないと、ちょうちょに「はんてん」になってくれるようにたのみます。
     そして、どうでしょう。
     この絵本のタイトルのできあがりです。
     この時の和田誠さんの絵の、素敵なこと。
     こんなひょうが動物園にいたら、いいでしょうね。

     え? どんなひょうかって。
     それは絵本を開いてのお楽しみ。

    投稿日:2018/08/19

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    2
  • 大事なものと言ってる割には、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳

    意外にやすやすと自分の斑点を相手に渡してしまうひょう。私はちょうちょが昆虫の中で一番苦手ですが、このひょうを見てると、何とも愛らしく憎めない。失ったものの代わりに得るものがあった。相手の為に何かしてあげたくなる本ですね。

    投稿日:2018/03/28

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    1
  • ことばも絵もテンポよくきれい

    • うつぼっちさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子9歳、男の子6歳、男の子2歳

    はっくしょんとくしゃみをしたら
    はんてんがどこかへ行ってしまったひょう。
    はんてんを探して歩きます。

    森の動物たち。景色。はんてん。もよう。
    色がとってもきれいな絵で見入ってしまいます。
    お話しも、工藤直子さんならではの日本語のリズムで
    テンポよく進みます。

    読んでいて、子どもも面白いと思いますが
    親も面白かったです。
    アートな感じがしました。

    投稿日:2012/09/24

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    1
  • のんびりしたヒョウのはなし

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    発行日は新しいのに、なんだか味のある絵本だなぁと思っていたら、復刻された絵本だったのですね。
    絵やストーリーのほのぼの感に、古き良き時代を感じます。
    自慢の斑点がなくなってしまったヒョウが探しに出かけると、なんと斑点たちはちょうちょになっていた!
    そこでヒョウが考えた解決策は・・・。
    なるほど、それで密林一きれいなヒョウになったのですね。
    ヒョウは猛獣ですが、この絵本ではとても可愛らしく描かれていて、子どもたちも親しみを感じたようです。

    投稿日:2010/12/21

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    1
  • 表紙もステキ!

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳

    とても懐かしい絵本です。
    こどものころよく読んでました。

    表紙が黄色に黒のひょう柄で、かわいい。
    題名も・・・かわいい。
    (なぜか漢字なので、子供は読めないのですけど、ね)

    無くなってしまったひょうの斑点を探しに行って
    いろんな動物たちと会い、そして・・・・
    斑点たちはなんと・・ちょうちょになっていた・・!
    という夢のある展開。

    そして発想の転換で、なんと本物のちょうちょに斑点になってもらった
    ひょうは密林一きれいなひょうになりましたとさ・・!

    というストーリー。

    さいごはほんとに密林一ラブリーでキュートなひょうです。
    大好きな一冊にまた出会えて嬉しかったです。

    投稿日:2009/09/04

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