新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

だいじょうぶだいじょうぶ」 みんなの声

だいじょうぶだいじょうぶ 作・絵:いとう ひろし
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1995年10月
ISBN:9784062528634
評価スコア 4.84
評価ランキング 122
みんなの声 総数 218
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

218件見つかりました

  • 大人向け絵本 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    3歳の娘と読みました。

    前半部分は、若い祖父と幼い男の子の物語。
    成長するにつれていろいろなものへの不安も現れる幼児期。
    そのたびに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってあげるおじいちゃん。

    乳児から幼児、幼児から少年少女と成長する過程で、
    なにがあってもこどもを安心させられる親でありたい。
    このおじいちゃんを見て、改めてそう思わされた前半部分。

    後半の展開を予想していなかったので、
    そう思って終わるかと思っていたら、
    後半は、大きくなった孫が、病気療養中の祖父に、
    「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」

    ここへきて初めて、正直滅多に思い出さない祖母が
    頭に浮かびました。

    日々の子育てで子供のことばかり考えて、
    そういえば祖母に「だいじょうぶ」なんて言ってあげたことが
    ここ数年あっただろうか・・・。

    いつもいっぱしに人の親の気分でいる私ですが、
    そういえば小さいころもあったし、
    おじいちゃんおばあちゃんに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って
    言ってもらっていた時期もありました。

    そう思うと、前半部分がなんだか
    自分の小さいときを思い出させるストーリーに思えてきました。

    娘と読んだ絵本ですが、
    実は大人向けの絵本かもしれません。
    この絵本から感じることは、子供よりも、大人の方が多いはず。
    是非、お子さんと一緒にでも、
    たくさんのお父さんお母さんに、読んでいただきたい一冊です。

    投稿日:2015/04/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • 感動します

    4歳の長女に読みました。でも、私が感動。こんな感動するとは思ってもいませんでした。

    おじいちゃんがぼくにかけてくれていた「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉。それに救われてていたぼく。今度はおじいちゃんにぼくが「だいじょうぶ だいじょうぶ」の番。

    「だいじょうぶ」って私にとってもどんな言葉より嬉しい言葉。この言葉をおじいちゃんのように娘達にかけられる母でいたいなと思います。

    投稿日:2012/05/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • 魔法の言葉

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・この魔法の言葉を呟くといいよ!と、病床の義父に伝えたら、毎日そう唱えていると言っていた昨年亡くなった義父のことを思い出し、娘達にも読み聞かせして涙が出ました。
    「だいじょうぶ」とは、なんだか勇気や元気が沸いてくる不思議な言葉です。小さな子でも分かり易い文章と親しみやすいイラストながら、大切なことをシンプルにおしえてくれる本です。この本のように何度も何度も「だいじょうぶ」と唱えて、困難を乗り越えていく前向きな姿勢を教えるのに素晴らしい本です。

    投稿日:2011/12/10

    参考になりました
    感謝
    1
  • 魔法の言葉

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    だいじょうぶだいじょうぶ
    無理をして、一緒に遊ばなくてもいいってこと。
    だいじょうぶだいじょうぶ
    車がぶつかってきたり、頭に飛行機が落ちてくることもないよ。

    色々な所を冒険したり、新しい発見をしても、そこには、危ないこともたくさんひそんでいる。
    でも、そんなときは、
    「だいじょうぶ だいじょうぶ」
    って言ってもらったら、
    まんざらでもないな。
    ってことに気づくことができる。

    『だいじょうぶ』のひとことで、気持ちに余裕ができて、無理をしないで生きていくことができる。そして、人に対して、優しい気持ちになれる。

    本当に、大切なことを、いっぱい気づかせてくれた、魔法の言葉。
    そして、おじいちゃんの存在の大きさ、優しさが、いとうひろしさんの柔らかな絵で、さらに伝わってきました。

    おじいちゃん、ありがとう。

    投稿日:2010/08/12

    参考になりました
    感謝
    1
  • じーんときました

    • 884さん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子2歳

    絵本ナビでこの本の存在を知り、読んでみたいと思っていました。
    今日図書館へ行ったら見つけたので借りてきました。

    評判通り泣ける本でした。

    「ぼく」がまだ小さかった時、毎日さんぽに連れていってくれたおじいちゃん。そんな遠出をしなくても、家の近所をまわるだけのさんぽでも、小さなぼくにとっては大きな冒険の旅でした。
    時は流れ、ぼくは世の中にはたくさんの不安や危険、自分の力ではどおにもならないことがあふれているということに気づきます。
    でもそんな時、おじいちゃんはいつも言ってくれます。
    「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と。
    さらに時は流れ、おじいちゃんも年をとり、今度はぼくがおじいちゃんの手を握って「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってあげる番がきました。

    わが子にもこんなふうに育ってもらいたい、そして自分はこのおじいちゃんのように、わが子やいずれは産まれてくるかもしれない孫にとって安心感を与えてやれるような大人に成長したい、と思わせてくれる本でした。

    投稿日:2010/01/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • 敬老の日に

    敬老の日に娘といっしょに読んだ絵本です。私の両親にとって、孫娘は大きな生きがい。年に1度しか会えないけれど、娘も、じいじ、ばあばが大好きです。娘には、この絵本の中のおじいちゃんと「ぼく」のように、何でもないありふれた瞬間も、小さな出来事も、少しでもたくさん、じいじ、ばあばと共有しながら、思いやりの心も育んでいってもらえたらな、と思いました。

    娘は、「ふるくからの ともだちのように おじいちゃんは こえを かけていました」という箇所を読むと即座に、「だいじょうぶ だいじょうぶって 言ってたんだよね」と、にこにこしながら言いました。
    私も、娘が赤ちゃんの頃から、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、意識的に声をかけてきましたが、それは、本当に呪文のように、子どもに安心感を与えてくれる素敵な言葉だな、と実感しています。生きていくって、大きくなるって、とても大変なことですが、・・・へびが石の陰から出てきたり、いたずらっこにあったり、犬がうなって歯をむき出したり・・・「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、安心させてあげることで、小さな自信がついていき、少しずつ、少しずつ、いろんなことができるようになっていくんだな、と思います。それを、「ぼく」のおじいちゃんのように、私たち親よりももっと人生経験豊かな人が、言ってくれたなら、子どもは、もっともっと大きな安心感を得られるのではないかと思います。おじいちゃん、おばあちゃんが、近くにいるって、しあわせなことですね。

    娘は、「ぼく」がだんだんと成長し、いろいろな怖さも苦手なものも克服していくページに来ると、
    「けんちゃん、もうぶたなくなったの? 仲良しになったのかなあ?」、「犬も、うーってやってないよ。うれしそう」と、なんだか自分のことのように喜んでいる様子でした。それから、「ガーって大きな音だって、もう聞こえなくなったしね」と、補足のコメント・・・娘にとって、今まで見た夢で1番怖かったのが、ベッドの下からガーッというものすごい音が聞こえた、というもので、何度もまた聞こえるんじゃないかと怯えていたんですが、そんな夢も知らぬ間に過去のものとなった=成長した証、ということらしいです。 そして、読み終わると同時に、「いいお話だったね」と、言ってくれました。

    投稿日:2008/10/28

    参考になりました
    感謝
    1
  • はげまされます

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    優しく育てられた子供は、優しく育つんですね
    物があふれている時代の中で、時間をかけてゆっくりと物事を観察することも、語り合うことも昔に比べてずっと少なくなってきたような気がします
    友達同士も親子でも、一緒に過ごす時間があまりにも無いので、せめて子供が小さいときぐらい、時間をかけて「だいじょうぶだいじょうぶ」と語りかけていきたいなと思わせる、そんな絵本です

    そうそう、大人こそ、この絵本を読み聞かせしてもらいたいですね
    このお話には人生のヒントが書いてあるような気がします
    悩み多い思春期の子供たちにも読んであげたい絵本です

    投稿日:2008/02/12

    参考になりました
    感謝
    1
  • さりげない言葉に感動!!

    甥っ子(3歳)へのクリスマスプレゼントをと思い書店へ
    ウルトラマンの大好きな甥っ子へとウルトラマンの本を手に...

    もっとほかにないかな?と絵本売り場に・・・

    ???だいじょうぶだいじょうぶ???

    タイトルと表紙に惹かれ、立ち読み開始、最後のページにたどり着いたときには、目に涙が・・・
    夫婦共稼ぎの時代、じいじ・ばあばが孫の面倒をみている
    まるで、実家の様子そのもの
    こんな絵本甥っ子に、そしてみんなに読んでほしいと・・・

    怒るだけが躾ではない。厳しいだけが躾ではない。

    大人も子供もきっと、だいじょうぶ、って言葉をかけてほしいはず・・・

    大人も読める絵本もあってもいいのかも?
    まずは、家族から読んでほしい1冊です。

    投稿日:2006/12/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • 魔法の言葉

    絵本のストーリーが、いつも私が言っていることと同じでビックリしました。

    私も自分の息子や教え子たちに、「大丈夫、大丈夫」と言うことが多いです。
    悲しいことや嫌なことがあったりする子どもたちからすれば、「何も知らないくせに、勝手なこと言わないで!」と怒られることもありますが、「大丈夫」という言葉は魔法の言葉だと思います。
    「大丈夫だよ、なんとかなるよ」「大丈夫、そのままでいいよ」って、たくさんのメッセージがこもっているから、だから「大丈夫」って言ってしまうんですよね。

    世の中、悪いことばかりじゃない。
    それも私がいつも呟いている言葉です。
    子どもたちにも、よく同じことを伝えてしまいます。

    最後に、おじいちゃんに「大丈夫」と言うところは、少し涙が出そうになりました。
    我が子にも読んでやりたい絵本です。

    投稿日:2022/12/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 長女にも次女にも何度も読み聞かせてきた絵本ですが、読むたびに感動して泣きそうになります。おじいちゃんの穏やかな人柄と、孫を思う気持ち、繰り返されるその言葉は押しつけではなくそっと寄り添って背中を押す、優しい言葉だと思います。

    次第に世の中の嫌なこと怖いことを知っていく「ぼく」は、おじいちゃんの言葉の魔法で、たくましく前を向いて成長していきます。優しい気持ちはこうして繋がっていき、返ってくるものなのですね。

    投稿日:2021/09/20

    参考になりました
    感謝
    0

218件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / だるまちゃんとてんぐちゃん / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / ぎゅっ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • もじゃげとうさん
    もじゃげとうさん
    出版社:ニコモ ニコモの特集ページがあります!
    第1回YOMO絵本大賞 優秀賞受賞作品。父さんはゴロンと寝転んで、足をテントの外に出して‥。


年齢別で絵本を探す いくつのえほん

全ページためしよみ
年齢別絵本セット