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ふしぎな500のぼうし」 みんなの声

ふしぎな500のぼうし 作・絵:ドクター・スース
訳:渡辺 茂男
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2009年02月
ISBN:9784033480701
評価スコア 4.8
評価ランキング 361
みんなの声 総数 14
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  • おもしろいよー

    小学校2年生の娘が図書館で借りてきました。このお話がとっても気に入った様子で、「この本おもしろいよー」と5歳の妹に読んであげていました。読むと20分くらいかかるお話ですが、まだ長いお話は途中で飽きてしまいがちな次女も、このふしぎなふしぎなストーリーに夢中になって聞き入っていました。
    「バーソロミュー」という主人公の名前がはじめは読みづらそうにしていた長女も、「バーソロミューが」「バーソロミューの」「バーソロミューには」と何度も出てくるので、次第にその名を口にするのが楽しくなっているようで、最後にはリズムよく滑らかにその名前を読んでいました。
    変に説教臭くなく、出てくる登場人物がみんな魅力的です。たくさんの挿絵がどれもこれも素晴らしく、ページをパラパラめくるだけでも楽しいので、買って手元に置いておきたいとな思いました。

    投稿日:2012/08/04

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  • おもしろいけどちょっと怖い

    王様の命に従うべく帽子をぬぐけれど
    脱いでも脱いでも新しい帽子が主人公の少年の頭に
    のっている。誰もその訳は分からないし、際限なく
    出てくるその帽子の不思議さに親子してお話に
    グングン引き込まれていました。

    ですが、いつまで経っても王様の希望通り帽子を取ることが
    出来ない少年を、同じ年の頃の王様の甥っ子は軽々と
    「首を取ってしまえばいい」と言い首切り役人の元へ
    少年を連れていかせたり、首を切ることが出来なかったら
    「城の塔の上から突き落とそう」と進んで進言するので
    子供は怖くなってきた様子。寝る前に読んだので
    怖い夢を見るのではないかと思うほど怖がりました。

    昔話などの描写の中でよく怖いシーンがあったりしますが
    こちらの作品はそういう所も併せ持っていて昔から
    伝えられたお話の様に感じてしまいました。

    怖がりのお子さんには、寝る前に読むのはお勧めしません。

    投稿日:2012/01/05

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  • 昔話のような不思議な話

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    作者が誕生したのが1904年だそうです。(1991年没)
    最近、昔話を勉強しているんですが、この方の作品はそれと似ているところがあって、「えっ?」って、思うような奇想天外のことが普通に起きるんです。でも、「それはそういうことだから」って、すごく自然に物語が進行していきます。
    このすごく自然に、不思議なことがまかり通っている面白さが、人気の高い理由なのでしょうか。
    字の多い絵本ですが、お話が楽しいので、活字になれているお子さんなら、小学校中学年くらいから1人読みできると思います。
    もちろん、読み聞かせをするなら幼稚園くらいからでも楽しめると思います。

    とってもとっても出てくる帽子。
    何が何でも帽子をとろうとする王さまもかわいいし、首を切られるかもしれないのに、妙に落ち着いているバーソルミュー(主人公の男の子)の態度も好感が持てるし、バーソロミューと首切り役人のやり取り(この物語の見せ場ではないでしょうか?)は最高でした。

    投稿日:2009/04/02

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    1
  • エンドレス帽子の怪異

    1930年代に作られた、アメリカの有名な作家:ドクター・スースの絵本。昔話風の展開と思いきや、意外な方向に向かって突き進む奇想天外な物語。

    田舎の庶民の少年が王様の前で帽子を取らない、無礼だ!ということで犯罪者扱いされ、無理やり帽子を取らせられるが、帽子は何度とってもまた同じところにある。帽子が次々出てくる不気味さに、国一番の帽子職人も、賢者も、弓の名人も、首切り役人もまったくお手上げ。生意気な王族の子どもが、一番悪知恵を働かせて、田舎者の少年を処刑しようとする。なんでも自分の思い通りにいかないとすぐに処刑しようとするのは、王様譲りかしらん?首切り役人が一番人間味があってまともだった。
    決まりに従わなければ厳罰に処す、ということがなんとも無意味で空しいものに感じられる。強烈な社会に対する批判や風刺がスパイスのように効いている。最終的には不思議なことが起きてめでたしめでたしだが、その間はハラハラしっぱなしで、ずんずん物語に引き込まれていく。

    文章が多い絵本だが、小学生低学年の簡単な漢字がわかれば大丈夫。ルビもふってある親切設計。

    投稿日:2018/12/29

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  • 取っても取っても次の帽子が生えてくる。ただ、それだけ(?)の事が大事になりました。
    だんだん高まってくる緊張感に、バーソロミューはただただ成り行きに身を任せるしかありません。
    オチが想像できないだけに、物語の長さもあまり気にならない絵本です。
    でも、どうしてこんなことになってしまったのでしょうね。

    投稿日:2016/08/31

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  • 本当にふしぎ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    ありふれたただの1つのぼうしのはずだったのに…いったいどうなっているの?と登場人物たちも読者も思ってしまうふしぎなぼうしですねー。
    王さまの前でぼうしを取らないのは無礼です。バーソロミューもそう考えていて取ろうとしているのにかぶっている本人のバーソロミューにも分からないなんて!
    ハラハラドキドキするところもありますが、最後はハッピーエンドです。
    本当にふしぎですが面白いお話でした。

    投稿日:2014/11/26

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  • まほうの赤いぼうし 

    たった一つの お父さんのお父さんから伝わった赤い帽子
    この帽子が不思議なんです

    この国を治めている王様は 自分が立派な王様だと思っていて 自分の思い通りになると思っているのですが・・・
    そうはいかないのがこのお話の面白いところ

    王様は街にやってきたとき 男の子は赤い帽子をとるのですが 不思議なことにとっても とっても次々赤い帽子は頭の上に、これに怒る王様は意地でもとるように家来に言いつけるのですが・・・・

    魔法でもかかっているように・・・

    ドラマチックなお話の展開がおもしろいんです。 
    王様の甥っ子がいじわるでわがまま
    そんな人物表現もお話の魅力です  よい人物が最後にハッピーになるという昔話のストーリーですが そこには難解なことを乗り越えなくてはならないのです

    首を切られてしまうかも・・  ハラハラします
    500個目の帽子?
      
    二度と起こらない不思議 「なにかの ひょうしに おこったのさ」
    オチがなんともいいですね
    男の子の人徳かな?
     
    先祖から伝わる赤い帽子がもたらしてくれたのかも

    展開がおもしろいお話しです

    挿絵の黒の中に赤い帽子がひときわ輝いて見えました    

    投稿日:2014/04/12

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  • 500!

    子どもが幼稚園から自分で選んで借りてきた絵本です。
    表紙の絵と、500という数が気になったようでした。
    寝る前に子どもと読んだのですが、結構長いお話で、子どもが途中で目をつぶって聞いているので無理かなと思いましたが、後半がまた面白くなってきた様子で、最後まで聞いていました。
    500回も帽子が・・・となると、あきてきそうですが、このお話は最後までどうなるのかといわくわくできて面白い本だと思いました。また、子どもが読みたいというのを楽しみにしています。

    投稿日:2013/10/18

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  • いつまでたっても脱げない帽子

    寝る前に読むには長いお話なので2日くらいに分けて娘と読みました。
    王さまに帽子をとれ!と言われて
    とったつもりが すぐに月の帽子が頭の上に!
    取っても取っても帽子は脱げないという展開に
    娘は大笑い。
    ページをめくりながら「今、●●個帽子あるよ」と楽しそうに数えていました。
    帽子の数が増えていくほどにいろんな人を巻き込んで
    大ごとになってゆく様子も滑稽です。
    娘は文章の長さとかはほとんど気にならないくらいお話に引き込まれたようです。

    投稿日:2010/10/12

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  • おもしろい!

    • ラブケイさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    とにかく、おもしろい。
    何の原因も、訳もあかされず。善良なバーソロミューの頭の上の帽子がぬいでもぬいでも、ぬげないのです!
    え?
    なんで??
    そんなこと考える間もなく、こどもは物語にひきこまれていきます。
    はらはら、どきどき、難しいことを考えず、ぜひ読んでみてください。

    投稿日:2010/09/13

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