ウエズレーの国」 みんなの声

ウエズレーの国 作:ポール・フライシュマン
絵:ケビン・ホークス
訳:千葉 茂樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1999年06月
ISBN:9784751519752
評価スコア 4.88
評価ランキング 20
みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • 素敵な発想

    • スマッシュさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子4歳

    ちょっと周りの子供達とは違っているウェズレー。
    でも、そんな事とはウェズレー自身は全く気にしていない。
    それどころか、自分の世界を広げ、周りのお友達も
    巻き込んでいってしまう。
    一粒の種から、文明を作り上げるまでの過程を子供達は、
    とてもワクワクしながら見入っていました。
    絵もとても素敵で、ウェズレーの国を存分に味わえます。

    投稿日:2008/11/03

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  • いろいろ学べる絵本です。

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子8歳、男の子0歳

    みんなと違うことで、親からも周りの子供達からも
    変な目で見られるウエズレー。

    「人と違うこと」それっていけないことなんだろうか・・

    私達は、赤ちゃんの頃から周りと比べられることが多い。
    私達親は、他の子はできるのに自分の子ができないと不安になる。

    でも人間はそれぞれ得意なことや、好きなことがあるのに。
    それをわかっていながら周りを気にしてしまう。

    でもウエズレーは違った。
    たとえ人から受け入れられなくても自分の道を進んだ。
    そして自分の国まで作ってしまった。

    親として考えさせられる作品です。
    たとえ自分の子が他の子と違っても、
    あせらず優しく見守れる母でありたいと思いました。

    投稿日:2008/10/15

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  • 命が輝きだす本

    • 雪ねこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子4歳

    いじめられっこのウエズレーが夏休みの自由研究に、自分の家の庭で、自分の国、自分の文明を創造してゆく姿に、興味を持ったいじめっこ達もいつしかウエズレーの国へ…という話です。

    小学校1年生には少し早かったかな?という気がします。
    「自由研究って?」「文明って?」
    キーになる言葉がよくわからなかったようですが、抜けるような青い空や、大きくて不思議な植物など、ダイナミックで美しく、更なる想像力を掻き立てられる絵から、子供はウエズレーの国に入ったようです。

    絵の隅々から感じられる人や植物の生命力。
    読んでいる私たちの命も輝きだす本です。

    投稿日:2008/09/30

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  • あこがれの世界

    この夏休み、中学一年の息子の課題は読書5冊以上。おまけに上位5冊に感想とともにお気に入りランキングを付けること。
    中学生らしく、椎名誠や阿部夏丸の文庫を読んでいたのですが、部活も忙しくなかなか冊数が稼げない!
    そこで手に取った弟の絵本。読み始めるなり、ドンピシャ!彼のハートを虜にしたようです。夏休みの一押しは、他の文庫を押さえて第一位。
    読書レポートの一位に輝いたウェズレーは、息子のあこがれの世界そのものだったようで、繰り返し繰り返し読んでいました。
    ・・それにあの植物、我が家の庭に咲いていたケナフににている??

    投稿日:2008/09/21

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  • 子どものツボを刺激する本です。

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    夏休みに入る前に、読み聞かせで使用予定でしたが、タイミングを逃し、また来年までお預け状態です。

    皆さんにも、ぜひ 夏休み付近で読んで欲しい一冊です。

    変わり者のウエズレー。周りの子も両親も、自分自身でもそう思っています。
    けれど、特に苦にする様子もなく、自分らしく暮らしているウエズレー少年の、夏休みの自由研究は『自分だけの国をつくること』でした。

    思いついてからの彼の行動力・発想力・応用力・・・全てが素晴らしく、また文明を気付いてきた先人たちの知恵も活用しているようです。

    多分 この絵本、小学生の子供達の色々なツボを刺激しそうです。

    子どもの頃って、自分だけの物、自分だけの部屋、自分だけの**・・、に憧れるもの。それが、自分だけの国なんですから、憧れずにはいられないでしょうね。

    とても楽しい絵本で、最後はウエズレーも町のみんなと仲良くなれたようで、めでたしめでたしなのですが・・・。
    そのページが、個人的には引っかかると言えば、引っかかるところ。

    町の家々はみんな似たような家で、町の子供の髪型もみんな お決まりだったのが、最後には みんなウエズレー国の衣装に変わっています。
    「結局、何かひとつに流される風潮は変わっていないのかなぁ・・・、他の子には個性がないんだろうなぁ・・・」
    と・・・。深読みしすぎでしょうか(笑)

    投稿日:2008/07/27

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  • 自分で考え、自分で編み出す力

    ちょっと変わった少年。
    他の子ととは、趣味も見た目も違い、いつも1人はみだしている。
    でも、ウエズレーのやることはすごい。
    人間の探究心というのはすばらしいなあの一言です。
    みんなと一緒でなくてもいい。自分で考え、自分でいろんなものを編み出していくウエズレーは光り輝いています。
    6歳の息子には、「文明」などの言葉はわからなかったと思うけど、それでも、引き込まれて聞いていました。
    読み終わった後、小学校高学年の読み聞かせにいいのでは、と思いました。

    投稿日:2008/07/17

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  • 生きていくヒント

    • すずらんぷさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子13歳、女の子10歳

    ウエズレーは、町で、学校でちょっと浮いている男の子。いじめにもあっている。でも、彼は微動だにしない。彼は自分達と違うものを排除しようとする人たちにどう対処すればいいかを知っているから。そして彼は夏休みの自由研究で、「自分だけの文明」を作ろうと思い立つ。それからの発想力、行動力が素晴らしい。
    大きな赤い花をつける、成長力たくましいこの植物は、まさにウエズレー自身。あふれるエネルギーを持っていろいろなものを創り出す。
    そして周囲の人たちも、いつしか「ウエズレーの国」を無視できなくなってくる。羨ましがる子供たちをウエズレーは招きいれ、仕事を手伝わせてあげる。ゲームも大勢でした方が楽しそうだと、みんなで出来るものを考え出す。ウエズレーは大きくて、とても柔軟な心の持ち主だと思う。
    この絵本の中には生きていく上で大切なヒントがいっぱい。人と違うことにおどおどせずに、こんな風におおらかに生きて欲しい。小学生〜その親や先生まで、幅広い人に読んでみて欲しい。

    投稿日:2008/07/18

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  • 創造的

    ブログで紹介されていた方がいたので興味を持ちました。訳者は「みどりの船」「あたまにつまった石ころが」「雪の写真家ベントレー」を訳している千葉茂樹です。私はこの方が訳出されている作品が好きなので期待しました。

    町の子からはみ出しているウエズレー。両親はウエズレーのことを心配します。

    夏休みの自由研究として、ウエズレーは自分だけの作物を育てて文明を作ろうと思いつきます。

    子ども一人一人には、特色があって、人と同じでなくてもいいと思いますが、親としては人と同じでないことが不安であるという気持ちもよくわかります。

    特に集団生活に入ると、マイペースぶりが困るという声も、友だちの親御さんからは聞きます。

    読みながら、エジソンのことを思いました。エジソンも学校側から見ると困った子ども。でも、すべての子どもに可能性はある。可能性を子ども自身が伸ばしていけるように、親は見守ることしかできないけれど、その可能性が活かせるような援助はしてやりたいとも思います。

    自分で物を創り出す喜びが、この絵本の中にはあります。創造的であることはこういうことなのだろうと思います。ウエズレーが文明を創り出して行くさまにはワクワクしました。息子もどれだけ理解できたのかはかわりませんが、興味深く見ていました。

    投稿日:2008/01/11

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  • 主人公の才能

    主人公の両親までもが“風変わり”という主人公に私の心は奪われました。自給自足の王国を、自らの手で創っていく主人公の逞しさ、心意気、知恵にただただ驚きました。文字、時間までも既成の概念に捉われずのびのびと自分で考える主人公は生き生きとしていてとてもかっこ良かったです。すべてを自分らしいやり方でやりきる主人公の姿に興味を持って参加したくなりました。発想の豊かな主人公に感化されそうです。主人公の周りの人もどんどん幸せになっていくのが良かったです。

    投稿日:2008/03/28

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  • メッセージを感じ取れる絵本

    絵本の主人公、ウエズレーは学校で仲間はずれのちょっと変わった子。
    その男の子が夏休みに行う事はちょっと想像もつかないお話の内容になっていました。
    そして、この絵本は、いろんな事を教えてくれる絵本です。

      ・自分らしくいる事はいい事なんだよ
      ・自然の中で暮らすとは?
      ・自分でなんでもやってみよう

    というメッセージを感じ取る事が出来ました。

    投稿日:2008/01/28

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95件見つかりました

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