ゆらゆらばしのうえで」 みんなの声

ゆらゆらばしのうえで 作:きむら ゆういち
絵:はた こうしろう
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2003年10月
ISBN:9784834006391
評価スコア 4.79
評価ランキング 448
みんなの声 総数 80
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80件見つかりました

  • スリルを楽しみ温かみを感じる絵本

    いいですねぇ、この絵本。
    『あらしのよるに』みたいなドキドキ感がありますね。
    でもこれは真昼間。お互いの存在はしっかり判っているし
    もちろん敵対関係なんだけども
    ゆらゆらする橋の上で互いが協力し合わないと
    キツネもうさぎも川の中へとまっさかさま・・・という運命共同体なのです。そういう設定にスリル満点です。
    捕まえたいウサギはすぐ目の前なのに
    全く身動きが取れないキツネの歯がゆさと
    ウサギの怯えた感じがすごく勢いがあって臨場感を感じます。
    それでもラストはとても温かい気持ちになります。
    キツネとうさぎのその後を知りたくなってしまいました。

    投稿日:2007/01/27

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  • 微妙なバランス

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    はたこうしろうさんの絵がとっても素敵な絵本です。
    お話は、『あらしのよるに』を彷彿とさせるものがありました。
    本来は、食う者と食われる者という敵対関係にある二匹が、ある緊張した状況を共有することで、奇妙な連帯感を持つようになります。
    その緊張のバランスが崩れそうになるところが、ドキドキハラハラして、次どうなるの?と先を読みたくなる気持ちにさせられます。
    個人的には、カラスがキツネばかりを襲うところが笑えました。
    よかったね、キツネくん、落っこちなくて。

    投稿日:2006/10/09

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  • すっごく面白かった!

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    ゆらゆらゆれる丸太の一本橋で身動きできなくなってしまったキツネとウサギ。
    ハラハラドキドキの展開で、どんどん話に引き込まれてしまいました。
    大勢の前での読み聞かせに向いていると思います。
    一番最後のキツネのセリフにぐっときてしまいました。
    ユーモアもあり、それでいてホッとさせられる場面もあり、
    さすが、きむらゆういちさんらしい作品だなーと思いました。

    投稿日:2006/09/21

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  • ビミョーな関係がサイコーです

    はらはらドキドキしました・・・
    絵の感じも、「あらしのよるに」よりも、キャッチーな感じで、私も子供も受け入れやすかったです。

    きつね > うさぎ  という弱者強者の関係が
    きつね = うさぎ  というにつりあった関係になり
    きつね + うさぎ  という協力関係に

    という、お話です。

    とってもよく出来たお話だと、感心してしまいました。
    特に、ゆらゆらと、微妙な関係にある状況なんてサイコーです。

    最後の、きつねの行動もとっても”粋”ですね。
    是非、読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2006/07/02

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  • 息子の感想

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子6歳

    小3の息子は「あらしのよるに」に にていると思ったみたいです。
    読み聞かせた時に、著者名も読んでいるので、
    聞いていて同じ人が書いているのも分かっているからそう思ったのかもしれませんが・・・。
    「あらしのよるに」よりおもしろかったそうです。
    なぜなら一冊にまとまっているから。
    シーソーのようになった橋がいつどのようになってしまうのかドキドキしたそうです。
    最後のうさぎを逃がしたところもよかったそうです。

    投稿日:2006/05/15

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  • 微妙なバランス

    • たくゆうとさん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    1本のまるたの上にいるうさぎときつね。どての石が崩れて2匹の距離は縮まる事も開くこともなかった。そんなまるたの上での2匹の会話がすごくかわいいって思いました。時々襲ってくるバランスの崩れにも子供達もハラハラドキドキ・・・読み終えた後「本当は2人仲良しなんだね」と笑顔で言った息子でした。

    投稿日:2006/04/08

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  • スリル満点の絵本

    今年の4月に年中になる息子に、『あらしのよるに』を読むのはまだ早いかなあと思いがあり、同じ作者のこっちの絵本を手に取りました。大正解でした!!

    絵の具を使って書いているのか、すごく迫力のある川の流れに、テンポよきお話。
    読んでいて本当ハラハラ・ドキドキして、手に汗をにぎるような展開!!
    もう面白くて面白くて、4歳の息子と一緒に大興奮でした。
    本当お薦めです。

    余談ですが、息子には、ウサギの絵がどうしてもネズミにみえるらしくて、キツネとネズミのお話だよ!といっております。

    投稿日:2006/04/04

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  • 奇妙な二ひき

    話の展開が、どうしても「あらしのよるに」を思い出させますが、
    そちらよりは、小さい子供達に受け入れられやすい絵本だと思います。

    追いかける狼、逃げるウサギ。
    本来、敵対関係にあるはずの二匹の動物が、ゆらゆらゆれるつり橋で往生するお話です。
    ほんのわずかな偶然で出会った二ひきに、いつしか奇妙な関係が生まれます。
    コミカルに描かれていて、読んでいても楽しい絵本です。
    キツネの、「こら、もっといのちを だいじにしろ!」には、本当に笑えました。
    はたさんの絵も、実に味があっていいです。

    投稿日:2006/04/03

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  • ゆらゆらどころか・・・

    ”あらしのよるに”シリーズを読んで、とても子どもが気に入り、ではでは、と選んだのが、この本。期待通りでした。追うきつねと追われるうさぎのお話ですが、一晩同じ苦しい状況下で過ごすと、情がうつるのかしら?最後のきつねのせりふ、なかなかやるじゃんっ感じでした。ゆらゆらどころか、ぐるぐる回ってしまって、子どももおおはしゃぎでした。

    投稿日:2006/03/13

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  • 絵の質感すばらしい!!

    • かじこうさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    お話の内容は「あらしのよるに」を思わせる感じですが、
    ハラハラドキドキ、笑いありで子供たちにも好評でした。
    お話もいいのですが、絵もとてもステキ!でした。
    引き込まれるような、時間の移り変わりもよくわかり、
    川の迫力も伝わってきますよ。

    投稿日:2006/03/11

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