じごくのそうべえ」 みんなの声

じごくのそうべえ 作:田島 征彦
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1978年05月
ISBN:9784494012039
評価スコア 4.76
評価ランキング 720
みんなの声 総数 164
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

164件見つかりました

  • よかった!

    娘4歳11ヶ月、少し前には川端誠さんの落語絵本を大笑いの内に読破しました。
    そしてある日、「閻魔さんって、なに?」との質問。
    落語絵本で笑った娘なら大丈夫だろうと、読んでみることに。
    でも雰囲気からか、「恐いお話じゃないよね?!」と何度も確認してはなかなか自分では持ってこない。
    業を煮やした母がある晩読み聞かせたところ、やっぱり大喜び。閻魔さんそっちのけで、人呑鬼のくだりをおもしろがっていました。
    下ネタにお目覚めの娘のツボスイッチを押してしまったようです。
    糞尿地獄は、虫がいるから嫌だとのこと。そういった問題じゃないんだけど(笑)
    最初は所々「これはウンチとオシッコのプールやで」など説明を加えながら読みました。
    で、続けて2回目の催促。
    朝起きると隣で、自らページを繰っている姿が。
    この調子で続きの話も読んで行こうと思います。

    生まれも育ちも大阪の私。関西弁が読むのも楽しい。
    ちょうど風邪でハスキーボイスだったので、なかなか迫力も出たのではないかと自己満足しています。

    子供を叱るのにどう言えば良い意味で身にしみるのか迷いの日々ですが、「閻魔さんに報告しちゃおうかな」「閻魔さんに舌を引っこ抜かれるぞ」は私がよく言われたなぁと今回思い出しました。
    適度に恐く、適度にきつい言葉。良いかもしれません。

    投稿日:2007/03/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 親も子も夢中

    地獄に逝っても飄々と、軽業師のそうべえは、しなやかに渉っていく。世渡りの理想形。
    こどもにとっては、糞尿地獄が大うけ。読み聞かせが楽しくなるベスト1

    投稿日:2007/02/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読んでいて爽快な気分に

    軽業師のそうべえは、つなわたりでバランスを崩し、そう悪行を働いていないにも関わらず閻魔様の気まぐれで地獄に行くはめに。そこで知り合った3人と協力し合い、それぞれの得意分野を武器に、脱出を図り地獄の中を大暴れ〜!
    上方落語ならではのリズミカルで歯切れの良い文章が読んでいて爽快な気分になります。

    小学校のときにクラスでこの劇をしたが、
    観客席からすごくウケたのを覚えています。

    投稿日:2007/02/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • おっもしろい〜

    年長児クラスで読みました。みんな声をだしてげらげら。
    地獄って、怖いくらいイメージがありますが、そんなイメージも吹き飛んでしまうようなおもしろさがあります。
    ちょっとお下品?なシーンも、子どもたちには大うけ。
    大人が読んでも、笑えていいかもしれません。

    投稿日:2007/02/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • めちゃめちゃおもろい!!

    これはもう、文句なしにおもしろい!!

    話の舞台は、生と死、善と悪、
    不潔や恐怖などといったものを背負う「地獄」。

    にも関わらず、
    どんな困難にも、全く緊張感のないそうべえご一行。

    ものすごくものすごく恐ろしくて痛い場所であるはずの地獄の住人も、
    なんか愛嬌があって憎めない。

    大きなテーマって、
    本来こんなふうに語られるべきものなのだと思います。
    どんな困難にも、肩の力を抜いて
    そうべえたちのように向かっていけたら。
    楽しんで越えて行けたら。

    やはり日本の古典文化のパワーはすごい。
    田島征彦さんの絵もすばらしい。

    日本を代表する名作絵本です。

    投稿日:2007/01/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読みがいのある本

    • 美瑠来さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 東京都

    小さい子に読み聞かせをしてあげると、「次はどうなるの!??」と、とても興味を持ち、面白がってくれます。
    知恵を勇気を持つそうべえたちの出来事が気に入り、読んでいる私もまた読みたくなりました。

    投稿日:2007/01/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 父親の読み聞かせが最高

     こわい絵や内容を思い浮かべがちの死後の世界「地獄」をテーマにしているんだけど、軽快でおもしろいお話に家族中で大ブームを起こしてしまった衝撃作です。

     この本は、豪快にテンポよくおもしろくが話をより盛り上げてくれるので、父親が読むのが子どもは大好きで、何度も何度も繰り返し読んでもらっています。この関西弁のしゃべりくちがなんとも言えない味を出していて、大人も思わず吹き出すおかしさです。

    絵本に出てくるへぶくろが気に入って、「そういや、赤ちゃんがおなかにいる時に、二人ともお母さんのへぶくろ押して大変やったわ」と、冗談で話をしたらそれが子どもたちに大ウケ!! 「僕がおなかでへぶくろ押していたお話して」と、何度も何度も生まれてきてくれた喜びと一緒に話しています。

    投稿日:2007/01/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 芸は身を助ける?

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    息子が小さい頃だいすきでした。
    怖がりの息子にとって、地獄は恐怖以外何物でもなかったのですが、
    この絵本を読んで、和らいだようです。

    田島さんの絵が、おはなしのおもしろさを引き立てています。
    大小の明朝体の字も雰囲気が出て、とてもいいです。

    ことわざに凝っていた息子が、読み終わって「芸は身を助けるだね」と言いました。

    投稿日:2006/12/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 笑ってしまいます。

    子供がずっとほしがっていた本で、私は読んだことがなかったのですが、読んでみて子供がほしがった理由がわかりました。
    関西弁がリズムよく、迫力のある絵と合っていて、読んでいるとわくわくしてきます。
    子供は特に、「いたいなあ。つきなはんな。大きなホークみたいなもんで、おけつつきよりまんのや。」のところが好きなようで、いつも喜びます。横で聞いていたパパまで、大爆笑でした。
    地獄のお話なのに、ユニークでとてもおすすめです。

    投稿日:2006/12/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 怖い絵とはうらはらに

    • はぐぶ〜さん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子10歳、女の子8歳、女の子2歳

    タイトル、表紙、挿絵とも、なんだかおどろおどろしい感じがして読んだことがなかったのですが、いざ、読んでみたらこれがおもしろかった!

    小学生の子供たちに読んであげましたが、やっぱり大笑い。

    私は北海道出身なので、この関西弁はうまくよめませんが、関西人ぽく読む楽しさがありました。

    投稿日:2006/11/10

    参考になりました
    感謝
    0

164件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / うずらちゃんのかくれんぼ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット