「もじゃ もじゃ」 みんなの声

木も犬も女の子も、チョキチョキしたらすっきりきれいに！
とってもシンプルに絵でうったえかけてくれる絵本だと思います。
だから小さな子でもわかりやすいです。

髪を切るのをいやがる子や、伸びた髪を結ばせてくれない子に、この本を見せたら･･･喜んでさわらせてくれるかもしれませんよ。

1978年初版で、９７万部発行しているベストセラーです。

前半はもじょもじゃのものがあって、後半でもじゃもじゃを解消するというとてもシンプルな構成です。
この本が良いのは、ことばのリズム感。
短い言葉で、とても読み易いし聞き易い。
ベストセラーになるのも頷けます。
和紙を切り貼りした絵も素朴で親しみ易いと思います。
０歳から楽しめます。

もじゃもじゃになった物がきれいになる絵本です。
髪をきれいにするときに読むといい絵本だと思いました。
本の大きさも赤ちゃんにちょうど良く、内容も絵もシンプルだけど、暖かい印象の絵本なので、赤ちゃんのうちから買っても良いと思いました。

もじゃもじゃから発想する物・・いろんなものが挙がるけれど、ルルちゃんの頭はものすごい「もじゃもじゃ」。挙がったもじゃもじゃ達は上手に切ったり、まとめたりしてきれいになります。そして・・ルルちゃんの頭は・・・とってもさっぱりしたルルちゃんを見たら、最初に見たもじゃもじゃ頭とは別格。「もじゃもじゃ」というおもしろい題名と発音が耳に残るみたいで、子供達も「もじゃもじゃ見ようよ〜」ってよくもって来ました。

「もじゃ　もじゃは　なあに？」から始まり、もじゃもじゃの正体が木や犬、ルルちゃんの頭だったりするお話です。

乳児クラスで読み聞かせをしてあげても、「いやだいやだの絵本シリーズ」の中で、最も反応が少ない一冊です。
唯一、反応するのが犬の“ころ”のページです。

ちぎり絵で温かみのある絵本ですが、内容が分かりにくいように感じました。

もじゃもじゃした木や犬、毛糸玉も、あたたかみがあって好きです。
でも、スッキリすると、やはりさっぱりしていいですね。
特にルルちゃんの頭は、きれいにカットされて、とてもお行儀よくなりました。
人形の髪を切るのが好きな娘は、これを見て目を輝かせていました。
「もじゃもじゃ」という言葉も気に入って、「もじゃもじゃ読んで」と本を持ってきます。

もじゃもじゃという音の響きが子供は大好きのようで、ニコニコしながら聞いています。
もじゃもじゃのものをまずは紹介、そして、今度はそのもじゃもじゃのものたちがすっきり素敵に変身していく様子が紹介されます。
「もじゃもじゃが奇麗になるもの、すっきりして気持ちよくていいね」といいながら、読みました。
子供の髪を切るとき、やはり嫌がるのですが、
「すっきりして奇麗になると気持ちいいよ」と、この本を見せてやるとおとなしく切らせてくれるので効果アリです。
シンプルなので、子供に伝わりやすいようです。
絵が、貼り絵になっているのも一味違った可愛さがあって魅力です。

最近、娘に読み聞かせている一冊です。
犬の「もじゃもじゃ」がスッキリするページが好きで、読むと指差し、「オー！」と言っています。
保育園でも０歳、１歳クラスでよく読みます。
子ども達は、髪を切ってくると「ちょきちょきしたの？」「可愛くなったね！」等と言われるせいか「髪の毛を切ること＝素敵なこと」と思っているのか？素直に楽しんでいるように思います。
ただ私自身、子どものころ（幼稚園のころ）長い髪に憧れていたので髪の毛を切って「かわいい子は誰でしょう？」と問われるルルちゃんを複雑な心境で見ていた気がします…。
さて娘はどんな思いで、この絵本を見ていくのでしょうか？
もう少し大きくなったら聞いてみようと思います。

私のなつかしの1冊ですが、息子も1歳の頃からお気に入りです。まず「もじゃもじゃ」という言葉の響きがなんとも言えずユーモラスで、しかも言いやすく子供にも覚えやすい！文章全体も簡潔なので、息子はあっという間に覚えて一緒に声に出して読んでいます。「もじゃもじゃ」と言いながら息子の頭も一緒にもじゃもじゃと撫でてやると、キャッキャ言いながら喜んでいます。家で髪を切ってやるときには「ちょきちょきするよ。るるちゃんといっしょだよ」と言うと、おとなしく切る気になって一石二鳥です。

私自身も小さな頃何度も読んだ覚えがある１冊。そんな名作を我が子読んであげられるのもなんだか感慨深いものがありますね。
和紙を使ったちぎり絵のような絵がとても印象的です。

娘は天パーなので朝起きると表紙のルルちゃんのように、まさに「もじゃもじゃ」です（＾＾；）
やっぱりちょきちょき・・・と綺麗さっぱりって感じで絵本には描かれていますが、娘はかたくなに「きらないもん〜しばればいいもん〜」と、かすかに抵抗しながら読んでます（笑）