どうぞのいす」 みんなの声

どうぞのいす 作:香山 美子
絵:柿本 幸造
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1981年11月
ISBN:9784893252500
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 412
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412件見つかりました

  • ほのぼの、温かい気持ち。

    挿絵のほのぼのとした感じが大好き!
    登場する動物達のお顔がとってもかわいい〜。

    うさぎさんが作った木のいす。
    いすに小さなシッポをつけたところが
    なんともかわいらしい。
    その「どうぞのいす」によってお話が展開していきます。

    この絵本の文章はとっても読みやすいです。
    何回読んでも楽しくなってしまいます。
    子どもの耳にも、聞き心地の良い文章なんだと思います。

    お話の内容も、思いやりの心が伝わり
    ほのぼのとした中に大事なメッセージがあるし
    とっても楽しい一冊だと思います。

    投稿日:2007/01/16

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  • あとのひとに、おきのどく!

    保育園で3〜4歳児のクラスを持っている者です。
    今年の発表会の劇に使わせてもらったお話です。

    子どもたちが一番最初に覚えたフレーズが

    『からっぽにしてしまっては、
     あとのひとに、おきのどく!』

    「どうぞのいす」に置いてある“おいしいもの”を、いろんな動物が食べては、別の“おいしいもの”を置いていくストーリーです。
    なんだか、どの動物(役)も、自然に“やさしさ”が表現されていて、心暖かくなる絵本だと思います。

    「あのお話、子どもの頃からありますよね〜!」
    とお母さん方からも好評ですよ♪

    投稿日:2006/12/22

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  • 日本の生活文化『どうぞ』

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     「げんこつやまのたぬきさん」や「おはなしゆびさん」などの童謡詩人でも知られる作者の作品だけあって、ホット和める温かい絵本です。
     みんながちょっと休めるようにと、うさぎさんが作ったしっぽ付きのかわいい椅子。その名は『どうぞのいす』
     ろばさんがやって来て、持っていたどんぐりを椅子の上に置いてお昼ね。その間にいろんな動物達が入れ替わり立ち代りやって来て・・・・・。 子ども達の大好きな動物がいっぱい登場します。
     子ども達にこの絵本を読んだ後には、『どうぞ。どうぞ』ブームがやって来ます。「どうぞ、いいよ」「どうぞ、どうぞ」と・・使う場面を理解しているのかどうかは別として、
    僕が!私が!と前に出るばかりではなく、まわりのお友達やきょうだいのために・・という感情を肌で感じとっているようです。
     『もったいない』とか、『おかげさまで』という日本で昔から当たり前に使われていた言葉やその心が、今、海外で見直されているけれど、子ども達に伝え続けたい事、自分自身もわすれたくない事ですね。

    投稿日:2006/10/26

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  • 素直に……よかった!

    繰り返しの行動に少しづつ変化があり、優しさや思いやりはやがてロバさんへ還っていきます。
    ひとつの出来事を、思いやりを持って見るか見ないか、思いやりを持って行動すると、こんな風にずっとつながっていくのですね。そしてやがては誰かに還元されるのですね。

    どこかおっとりした絵も馴染みやすく、読み聞かせ会でいい加減に聞いていた娘がここでピッと集中できた本。そして後にもう一度読んでとリクエストしてきた絵本です。
    説教くさくなく、だけどテーマがあって、それが子供に伝わりやすい。
    お友達のなかで遊ぶようになってきた子供に優しさや思いやりとはどんなものか、絵本と現実と、両方で思いやりを感じ理解してくれると素敵ですね。

    投稿日:2006/09/11

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  • 心暖まる絵本

    タイトルを読んで「なんだろう?」と思い、手に取りました。

     いろいろな動物たちが出てきて、みんな食いしん坊だけど思いやりがあるのがいいです。

    くまが食べてしまったドングリの代わりに蜂蜜を置いていくところはスムーズに読めるのですが、どうしてキツネはパンなんでしょうね?ちょっと不思議です。

    のんびりしていてやさしく、ユーモアのあるお話。

    ちょっぴり「わらしべ長者」みたいなところがありますね。

    レビューを読んでいると、このお話を学芸会に使った学校があったとか。ぴったりです。

    先生のセンスを感じます。

    投稿日:2006/09/04

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  • なるほどね

    • くっちさん
    • 30代
    • ママ
    • 青森県
    • 男の子1歳

    この絵本は、本屋さんに行ったとき息子が真っ先に手に持って離さなかった絵本なのです。きっと表紙のうさぎさんに惹かれたのだと思いますが。ところが買ってきてもなかなか読もうとせず、3ヶ月経った今やっとお気に入りの絵本の一つになりました。内容は私が想像していたものとは全然違っていて「へぇ〜、こういうことか」と、感心して私の方が先に興味を持ってしまいました。息子は今では毎日本棚から持ってきて、黙って私が読むのを聞いています。「みんなやさしいね」と言うと「うん」と笑って答えてくれますが、本当に分かって返事をしているのかどうか・・・。でも、この絵本を選んだ息子は偉い!と親ばかにも思ってしまいました。息子にも「どうぞ」と言える子になってほしいですね。

    投稿日:2006/08/30

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  • 温かい心を感じる本

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子8歳、男の子6歳

    学校での読み聞かせでは、低学年に必ず一度は誰かが読む本です。
    20年以上も前に出た本ですが、優しいタッチの絵が古さの中にも温かさを出していて、お話の内容とマッチして、とても柔らかい雰囲気を作り出しています。
    繰り返される内容も子ども達には親しみやすく、知っている動物が次々に出てくるのも楽しいです。
    思いやりの心で繋いでいく、いすを廻るリレーが心にしっくりとしみこんでくる温かいお話です。

    投稿日:2006/07/27

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  • 優しい気持ち

    「どうぞのいす」
    と書いてあるいすがあったら、どうするでしょう。
    私なら、いすを持っていってしまうかも。(*^_^*)
    でも、いろんな解釈の仕方があるんですね。

    重い荷物を置かせてもらおうと考えたり、
    置かれているものをいただいたり。

    この絵本で好きなところは、
    いただいたらそのままではなく、
    「全部食べてしまっては、あとの人がお気の毒」と考え、
    別のものを置いておくところ。
    とても優しい気持ちになります。

    柿本さんの絵にもいやされますが、
    子供達にも、この動物さんたちの
    優しい気持ちが伝わるといいなあ。

    投稿日:2006/07/24

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  • 呑気なロバさん

    • イモキチさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子1歳4ヶ月

    うさぎさんが椅子を作りました。うさぎさんが作ったからしっぽが付いています。

    木のふもとに椅子を置いて「どうぞのいす」と言う看板を立てておきました。

    そこにロバさんがやってきて一休み。
    どんぐりが沢山入ったかごを椅子において、ロバさんは
    お昼寝してしまうと、次から次へと「どうぞのいす」の
    上の物が変わっていきます。


    絵がとってもホンワカしていて、可愛らしく、
    動物が沢山出てきて、息子のお気に入りの絵本です。

    そして、動物達がみんな後の人の事を考えて
    どうぞの椅子に自分が持っている食べ物をおいていくところも、「自分だけよければ」と言う気持ちがまったく無く、
    優しい気持ちになります。


    それにしても、ロバさん、どんぐりが栗になってしまったのをみて、「どんぐりって栗の赤ちゃんだったのかしら?」って、なんて呑気なのかしら?って思っちゃいました。

    そして、全てのいきさつを知っているのは青い鳥さんだけですね♪

    4,5歳からと書いてありますが、もうちょっと早くても
    十分楽しめるお話だと思います。

    投稿日:2006/07/08

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  • どうぞってあったかい

    昔々(娘が生まれる前)本屋さんで立ち読みして以来
    気になっていた絵本だったので、図書館でいつもさがしていたのですが
    なかなか出会えないと思ったら、閉架図書になってました。ショック!!
    (いつも貸し出し中なのかと思い込んでました。くすん。)
    でもやっとめぐり合えて娘と読めてよかった。
    やっぱりいつ読んでもどうぞってあったか〜い♪
    娘も少し「どうぞ」が気に入ってくれた様子。一緒に楽しんでます。
    自然にどうぞの心が芽生えてくれるといいなぁ。

    投稿日:2006/06/16

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