お話は有名なので、おおかみと七ひきのこやぎの本はたくさん出てると思います。この福音館の絵本は昔、読んだ気がしてなつかしくて購入しました。ちょっと怖い絵なのですが、このお話の少し残酷なところがよく出ている気がして気に入っています。
3歳のクリスマスに娘にあげましたが、そのときはまだあまりわからない感じでした。しかし、時々読んでいるうちにおもしろさが伝わったようで、よくおおかみと七ひきのこやぎごっこをしています。自分は助かった子ヤギで私はオオカミ役です・・・。最後のオオカミがおぼれるところでは、本を真似て、オオカミ死んだオオカミ死んだと大喜びします。オオカミとはいえ、死んだことを大喜びするのはちょっとひどい気もしますが、6匹の子どもが食べられてしまったお母さんのヤギのことを考えると、しょうがない気もします。
オオカミよりも最後のほうのヤギたちの表情が怖いです。一度、読んでみてください。