親指姫とか、シンデレラとかかぐや姫とか、なんとかひめといったお話はたくさんあるけれど、大人になって久しぶりにこの「ねむりひめ」を読みました。
こんなお話だったっけ?というのが第一印象。
王子様というのは、もっと果敢に戦って姫を救った、みたなイメージがあったけれど、実におだやか。
100年の月日がすべてをよい方向に導き、最後はハッピーエンドです。
絵は地味な感じです。ちょっと古い感じもなきにしもあらずです。でも、しっとしとしていていい感じ。
「占い女」っていう人は、日本にはあまりなじみがないし、ちょっと神秘的です。
この神秘的な感じ、「お姫様」っていう話からしたら、どちらかというと、女の子むけかなと思います。
文章が長いので幼児向けではないでしょう。お話を聞いて自分で想像めぐらせて楽しめる年齢むけかと思います。