「たまごにいちゃん」 ８歳のお子さんに読んだ みんなの声

８歳の子に読みました。
子どもはたまごにいちゃんが大好きです。

たまごにいちゃんのずっとたまごでいて、おかあさんに甘えていた複雑な気持ちがとてもよくわかります。
でも気持ちは少しずつ成長していく姿がわが子を見ているようです。

小学校での読み聞かせで何を読もうか探していた時に出会った本です。

まず、この絵を一目見て　「かわいー」と気に入りました。

お話も、ほのぼのしていて、ふっと笑ってしまいました。

中学生の子供も、この本が大好きです。

ｼﾘｰｽﾞがあることを知り、今、少しずつ読んでいます。

ずーっと　たまごのままでいたい　たまごにいちゃん。
弟たちが大きくなって来ても、気にしません。
たまごのままが　いいのです。
だって、いつでも　おかあさんに　温めて貰えるから・・・。

この　たまごにいちゃんシリーズも　子供達に人気の高い作品ですね。

あきやまさんの絵本のキャラクターは　どれも可愛いだけでなく、発想が面白いです。
この　たまごにいちゃんも　気付いてみれば「なるほど」と、いままでなんでいなかったのか不思議なほど、分かりやすく面白い設定。

子供達も「あまえんぼだー」と笑いながら、殻が割れるシーンでは「あぁー！」と声を出してました。

割れたあとジタバタするかと思いきや、「こうなってはしかたない」とすっぱり諦める、たまごにいちゃんの潔さにはちょっと驚き。そして、殻をかぶっていても　割れたあとも、暖かく受け入れるお母さんに、見習わないとな・・と感じました。

幼稚園児から小学校低学年位までが　特にお勧めの作品です。