この評価はうちの下の子の評価です。
久しぶりに「すごく素敵な絵本だね」と、大きな丸をもらいました。
うちの下の子、結構本にうるさいんです(好みがうるさいのかも…)。
市内の読み語りのボランティアの方から、前々から「素敵な絵本」と聞いていたのですが、片山さんの作品は小さい子向けが多いので、なかなか手を出していませんでした。
でも、評判通り、よかったです。
主人公の女の子が幼稚園くらいですね。
うちの子ども達もそうでしたが、字を覚えたての頃の女の子は、やたら手紙を書きたがるんです。
だから、ひろこちゃんの気持ちはすんなり伝わったのかな。
いかにも幼稚園くらいの子が書きそうな手紙のイラストも、感心しました。
個人的に一番良かったのは、本当のラストシーンより、4ページ前の春になったひろこちゃんちの玄関前に、たくさんの木の実やら花やら置かれているシーンです。
本当にこんなことが起きたら!と、思うとドキドキしちゃいますね。(そして、もしかしたらありえそうだし)
幼稚園くらいから、小学校低学年くらいまで、喜んで聞いてもらえる絵本だと思います。