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シニガミさん」 10歳のお子さんに読んだ みんなの声

シニガミさん 作・絵:宮西 達也
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,408
発行日:2010年09月
ISBN:9784904188095
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,158
みんなの声 総数 127
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10歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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8件見つかりました

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  • シニガミさん、ありがとう。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    「ありがとう。
     オオカミさんの命も、コブタさんの命も助けてくれて。」

    オオカミの最初の動機は、元気になったコブタを食べることでした。
    ところが、献身的に看病していくうちに、その感情は変化していきました。

    動機はどうであれ、一生懸命に助けようとする姿は、
    優しさに溢れていました。

    コブタが、生きるのに諦めかけた時だって、
    「なぜ、生きようとしないんだ!
     元気になったら、ステキなことがいっぱいあるんだぞー!」と、
    叱咤激励をするのです。
    最後まで諦めないオオカミの姿に心動かされました。

    しかし、非情にもシニガミは言います。
    「オオカミはガケからおちて、コブタは病気が治らず死んでしまいました。・・・」

    なんて可哀想なおはなしでしょう!
    と、思ったら!?

    自分の命よりも、一生懸命に相手の命のことを考えるオオカミに、
    救いの手があったのですね。

    シニガミは、人の死ぬ日を知っています。
    〜誰しも死ぬのは運命です。〜

    その日を決めるのが、シニガミです。
    〜でも、だからこそ、運命を変えることが出来るのです。
     シニガミの心を変えることができれば!!!〜

    そんなことを教えてくれた気がします。

    シニガミは今でも見ています。
    私たちが何をし、どう行動するかを。

    投稿日:2010/09/29

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    14
  • わたしのしにがみさんへ

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    「わたしのしにがみさんもこんなのかな〜」と娘がポツリ・・・
     ここのしにがみさんはよく見るあのオドロおどろしい『死神』ではありません。まさに『しにがみさん』なのです。
    姿かたちは決まっていません。でもちゃ〜んと身近にいて、
    よ〜く私達を見ているのです。
    死にそうなこぶたさん、そしてそのこぶたを食べるために連れてきたのに、結局助ける為に死にそうなおおかみさん。
    はてさて、この二人の人生、しにがみさんはどういう結末を用意するのでしょう。
     「そうだね、わたしのしにがみさんもこんなんだったらいいな〜
    でもね、それには毎日をどう生きればいいと思う?」
     わたしのしにがみさん、どうかこの娘たちが大成するまでわたしを静かに見守っていてくださいね・・・

    投稿日:2010/09/11

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    4
  • シニガミさんと神様

    • マミリノさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 女の子17歳、男の子10歳

     読み聞かせ終えた息子が、
    「オオカミとコブタが助かって良かったけど、シニガミさんは、オオカミとコブタの命を助けてしまって、神様に怒られなかったかな。」

     彼曰く、シニガミさんは神様の子分だから、ちゃんと自分の役目を果たさず、勝手に神様のような振る舞いをして、この後のシニガミさんがどうなるのか、とても心配なのだそうです。

     息子は今ちょうど、空想と現実の世界を行き来できるこども時代の終わりに、差し掛かっています。
    サンタクロースの存在を信じられる最後の年かもしれません。

    「大丈夫。シニガミさんがオオカミとコブタを見守っていたように、神様もシニガミさんを見守って下さっているからね。」

     そう言ってやると、安心して眠りに就きました。

     息子の寝顔を見ながら、いつか年老いた日に、どんなにか今日が愛しく思えるかと想像すると、この巡り会わせを与えられた喜びに涙が溢れてきました。

    投稿日:2010/10/18

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    3
  • ふたり?の危うい関係が

    • ラッシーさん
    • 40代
    • せんせい
    • 栃木県
    • 男の子17歳、女の子14歳

    本来ならば喰うものと喰われるものとの関係性のはずが、
    1頁めくっていく毎になぜかお互いを思いやっての友情に
    変化していく.....
    かたわら、木や葉っぱに姿をかえてはふたり?を見ている
    シニガミのなんともいえないシニカルな目つきに、思わず失笑。
    そんな危ういながらもどこかほのぼのとさせる世界観は、さすが!!
    これこそ宮西達也ワールド全開という感じです。
    子供たちもタイトルを始め聞いた時は「えー、こわいの?」でしたが、
    最後は自然に拍手が沸き起こり、大喜びでした!
    読み終わった後もしばらくは、いのちについて、特に生きること・
    死ぬことのうらはらさについて、毎日をめいっぱい楽しんで謳歌して
    いる子供たちより、むしろ日常業務についつい追われがちな私達
    大人のほうが、改めて考えさせられる深い絵本だと思います。

    投稿日:2010/10/18

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    2
  • 子どもたちに読みかせたい

    • さるとびさすけさん
    • 40代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子18歳、男の子14歳、男の子9歳

     わたしは小学校での読み聞かせに関わっています。悲しくなるのは、子どもたちがすぐに友だちに「死ね」ということと、自分に「どうせ死んでしまった方がいい。」という言葉を聞くことが多いことです。本気でそういっているわけではないのはわかっています。ゲーム世代の子どもたちですから、遊び感覚で言っているのもよくわかります。でも、絶対に言ってほしくない言葉です。そんな言葉を発する子を、ぎゅっと抱きしめ、「そんなこと言わなくていいんだよ。」と声をかけてあげます。
     そこで、シニガミさん。子どもたちの近くにいるのなら、そんな言葉を発している子に声をかけてあげてください!!!
     きっと、この絵本のやさしいオチ?に子どもたちはほっとすることでしょう。

    投稿日:2010/10/05

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    2
  • タイトルは怖いけど・・・

    もう5年生の娘。
    久しぶりに、宮西さんの絵本を読んであげたら、
    やっぱり、楽しそうに笑ってました。

    最初タイトル聞いて「コワ!」
    なんて言ってましたが、
    だんだん、クスっと笑いも出たり

    あ、こんなところに、シニガミがいる、なんて
    絵の中で見つけてみたり。

    でも、学校で読み聞かせするなら、
    タイトルで、低学年の子には敬遠されてしまうかな?
    という、心配?もあるので星4つです。

    投稿日:2011/02/16

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    1
  • シニガミさん、友情パワーに負けたのね

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪10歳

    シニガミさんというから落語のシニガミさんかと思ったら宮西先生のシニガミだったのね。宮西先生の持ち札にぶたとおおかみの話と赤い実を食べるティラノザウルスの話があります。

    今回はぶたとおおかみで・・・

    最初、病気のぶたが倒れていて、家に持ち帰ったおおかみはぶたを食べて、病気が移って二匹とも死ぬとシニガミさんは思っていました。おおかみはぶたを看病して励ましました。
    シニガミさんは予定が狂ったぞ。まあいいかって見ていたことでしょう。でも最初食べるつもりが2人に友情が芽生えて(ここらあたり狼と山羊の別の作品を思い出しますね)ぶたが弱気になったら「バカーーーーーーー」このページには圧巻されます。
    ティラノザウルスは赤い実、おおかみがぶたに病気がよくなるものは赤い花、同じ食べる食べられるものでも、宮西先生の手にかかるとこういう話になるのですね。
    シニガミさん、もう二人のところにはこないでねと思いました。

    投稿日:2010/10/10

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  • ハラハラ のち ほんわか

    • おふくろさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子14歳、男の子9歳

    シニガミさんのナレーション風にすすむ物語。死にそうなこぶたと食べたくて必死で看病するおおかみ。でもシニガミさんは、どっちも死んでしまうんだよ・・・・とクールに説明。食べる目的で看病するあたりがイメージ通りの悪役おおかみさんだったのに、いつの間にか『元気になってほしい!』と言う優しい気持ちが芽生えた おおかみさんの取った行動は・・・・
    自分の命に代えてもこぶた君を助けようとする勇気ある行動でした。読み進める私も、物語を聞くわが子もお話の世界にいやおうなく引き込まれてハラハラ、どきどき。最後のシニガミさんの言葉にほんわかとした心にしてくれる、とても心地よいお話です。

    投稿日:2010/09/30

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