日本ではまずあり得ない話ですが、海外では子どもたちがクリスマスを「人形」たちと迎えることが、ままあるようです。
ただ、ぬいぐるみや、クリスマスに贈られる人形たちの目線で語られる絵本はいくつかありますが、
すでにそのうちにある人形たちが「クリスマス・パーティーを開く」という話は珍しい方ですよね。
この話は後書きを読むと、作者本人の思い出から作られているようです。
お人形が大好き。きれいなものが大好き。そういう女の子たちのクリスマスに、こういう絵本を読んであげるのもいいかもしれません。
内容的には3,4歳から6,7歳くらいのお子さんにお薦めしたのですが、小さい子向けの本の作りをしているわりに、文章が長いので、お話の方はぜひ、お父さんやお母さんが読んであげてほしいです。