あかですよ あおですよ」 とじまきさんの声

あかですよ あおですよ 作:かこ さとし
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2017年02月05日
ISBN:9784834083019
評価スコア 4.69
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みんなの声 総数 15
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  • ほめてほめられ、幸せな時間を。

    • とじまきさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    ちまちま系(?)をかかせたらぴか一のかこさとしさん。
    「とこちゃんはどこ」「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」でもちまちまと楽しませてくれているのだけど、この本もやっぱりイイ!
    シンプルでおしゃれな装丁、サイズもちょうどよい。

    海の中にある、たこのこどもの学校。
    生徒はいっちゃんからろくちゃんまで6人。(6匹?6杯?)
    先生が言います。「きょうはえのべんきょうです。みんなでえをかきましょう」
    みんなは先生に言われた色で、思い思いに絵を描いていくのですが…。

    あかい絵、あおい絵、みどりの絵、きいろの絵…。
    最後は黒の絵を書いて、なぜだか授業が成立しなくなり、きょうのべんきょうはおしまーい、さよーならーとなってしまいます。
    なぜかは読んでみてね!

    たまんないなあ、好きだなあ、と思うところ。
    あくまで決まったものばかり描く、ろくちゃん。
    つりざおを持って逃げて行く魚。
    はさみを持った蟹。
    懐中電灯を持って照らすのはあんこう?
    本題と全然関係ないところでのこういう遊び心がくすぐったくて、楽しい。

    そして、せんせいのほめことばが毎回違うこと。
    しっかり、じょうずに、みごとに、すてきに、りっぱに、ていねいに。
    そしてせんせいはとってもよろこんで。

    3歳の息子はきっと、この「できた、ほめられた、よろこんだ」の繰り返しが心地いいんだと思う。
    子どもはほめられるのが大好き。保護者もできるだけほめて、育てたい。
    この本を読んでいる時間は、そんな気持を形にできるような、素敵なものになると思います。
    【事務局注:このレビューは、「あかですよ あおですよ」こどものとも2003年2月刊行 に寄せられたものです。】

    投稿日:2003/05/07

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