3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。ひとりで頭を洗うことができない息子にと思って読んでみました。どれだけ説得力があったのかはわかりませんが、少しは頑張ってみようと思えたかもしれません。
イタマルは頭を洗う火曜日が大嫌い。大声で泣くのを聞かなくてはならないお姉ちゃんのダニエラがなんとかしなきゃといろいろと考え、頭を坊主にしてみたら?と床屋さんに連れて行きます。でも、イタマルはやっぱり坊主頭はいやなので、なんとかがんばる!というお話でした。
一週間に1回しか頭を洗わないという設定がちょっと・・・。でも、頭を洗うのがどんなにイヤかというのをうまく説明しているので、息子に実感はあったみたいです。なんとかしてあげたいというお姉ちゃん心にもちょっとじーんとしますが、その解決策が坊主頭というのは、息子も納得がいかないみたいですね。息子に坊主頭になると頭を洗うのはすごく楽だよ、やる?と聞くと即答でイヤだ、と。本の中にも坊主頭の人がたくさんいるので、イメージができたのかもしれません。
ひとつの説得の方法としてはおもしろいと思うので、頭を自分で洗えるようにする過程における一冊の本として読んであげてみてはいかがでしょうか?