自分の子どもたちが、NHKの「プチプチアニメ」などのお子様番組をを見なくなって数年がたっています。
この絵本を見つけて初めて、荒井良二さんの作品が「アニメ」になっていることを知りました。
しかも、この絵本シリーズは、アニメ版ならではの面白い趣向を使っています。
突然描き手の手やペンが出てきたり、コマ割のようなページの分割もアニメ用の作品であったからこそなのでしょうか?
全体的にとぼけた性格のキャラクターたちの、のんびりゆったりしたお話のテンポが面白いです。
ちょっとへたれな荷物を運ぶ配達員・ポルタ(主人公)の顔が、愛きょがあっていいです。
最後に凸凹になってしまった自転車をそれでも乗ってくカメカメさん。根性入ってますね〜。笑えました。